事業概要
北海道とアメリカ・ハワイ州の高校生がペアを組み、1週間互いの家でホームステイをしながら、互いの学校で授業や学校行事等に参加する事業です(※)。平成29年度、北海道とハワイ州が友好提携宣言に調印したことをきっかけに動き出した本事業は、令和元年度に初めて生徒の相互派遣を実現し、交流がスタートしました。新型コロナウイルス感染症の影響により、令和2年度及び令和3年度は対面による実施を見送りましたが、令和4年度、3年ぶりに事業を再開しました。※令和4年度は北海道からハワイへの生徒派遣のみ
北海道・ハワイ州高校生交換留学促進事業実施要項(PDF 87.2KB)
令和4年度の事業
【令和4年度の事業を実施しました】
令和4年度は、3年ぶりに令和5年(2023年)1月15日から1月23日まで、北海道からハワイ州へ道立高校等の生徒を派遣するプログラムを実施しました。
令和4年度の実施内容についてはこちらに掲載していますので、ご覧ください。
なお、北海道教育委員会では、令和5年2月から3月まで、高校生交換留学促進事業により高校生をカナダ・アルバータ州へ派遣し、令和5年度には、ニュージーランドなどの新たな国・地域へも派遣を予定しています。令和5年度の募集が決まりましたら、お知らせいたしますので、参加を希望する高校生は奮ってご応募ください。
留学先の学校
令和元年度及び令和4年度は、オアフ島に所在するワイパフ高校と交換留学を実施しました。1938年に設立された同校は、全校生徒数約2,700名、教員数約200名の大規模な学校で、北海道を含む日本の様々な地域や学校と交流を行っている、国際交流活動が非常に盛んな学校です。芸術・コミュニケーション、健康・科学、技術取得、天然資源、専門分野・公共サービス、職業訓練の6つの学科があり、専門的な知識や技能を学べる環境が充実した魅力的な学校です。
北海道から派遣した生徒たちは、同校の日本語クラスに出席して母国語を客観的な視点から学ぶ体験をしたり、ハワイ語、フラダンス、レイ作りなどハワイ州ならではのユニークな授業に参加したり、ワイパフ高校の生徒たちとたくさんのコミュニケーションをとりながら学ぶことができました。
過去の参加者の報告書等