事業概要
北海道とカナダ・アルバータ州の高校生がペアを組み、2か月間互いにパートナーの家でホームステイをしながら、パートナーの学校で授業や学校行事等に参加する事業です。平成6年度の事業開始以来、これまでに70校の道立高校等から、208名の生徒が参加してきました。
参加した生徒には帰国後にアンケート調査を実施しており、例年全生徒が「英語力の向上を実感した」、8割以上の生徒が「国際社会への関心が高まった」、「また留学したいと思う」と回答しています。また、ホームステイを通じてパートナーやホストファミリーとかけがえのない関係性を築いたり、日本とは全く異なる学習環境の中で積極性や主体性を育んだりと、国際社会で活躍するために必要な様々な力を身に付けられたと、多数の生徒が大きな成果を実感してきました。
また、本事業の特色の一つは、「交換」留学である点です。自分が留学するだけでなく、アルバータ州留学生をホストファミリーとして受け入れることで、家族全員、さらには地域や学校全体で国際交流の機会を得ることができ、広範囲にわたる事業効果が期待されます。
募集情報
【令和3年度の参加者募集は終了しました】
新型コロナウイルス感染症の影響により、令和2年度に引き続き令和3年度も、相互派遣を行わず、オンラインによる交流を実施することとしました。詳細はこちらからご覧ください。
アルバータ州の学校
これまでに、アルバータ州内各地の30を超える学校が本事業に参加してきました。規模やカリキュラムは各学校ごとに異なりますが、専門学校のような専門的な授業を受けられたり、自分で時間割を編成するような自由度の高い学習環境があったりと、日本の高校とは大きく異なる環境での学びを体験することができます。