北海道教育委員会では、北海道の将来を担うグローバル人材の育成を目指し、より多くの高校生が海外へ羽ばたくことができるよう、海外へ留学する高校生のための寄附を募集しています。御支援をよろしくお願いします。
★寄附はこちらから→「北海道立学校ふるさと応援事業」
これまでの取組
道教委では、平成6年度から「高校生交換留学促進事業」を実施し、これまで200名以上の生徒が海外へ留学してきました。帰国後に実施しているアンケートでは、毎年参加者全員が「英語力が向上した」と答えているほか、「積極性や責任感が高まった」、「将来の夢が見つかった」など、その後の進路に生かせる大きな成果を得て、非常に有意義な経験をしてきたことが伺えます。
『留学したくてもできない!』
留学を希望する高校生は多数いる一方、文科省が実施する国際交流等状況調査によると、「経済的負担が大きい」という理由から、留学を希望しない高校生も多数いることがわかっています。また、現在は新型コロナウイルス感染症の影響を大きく受け、高校生の海外留学の機会が大幅に失われています。
こうした状況下においても、世界を舞台に活躍するグローバル人材の育成に歯止めをかけないよう、今後も、より一層、高校生の留学促進に向けた環境整備を行っていく必要があります。
『ふるさと納税で留学支援を!』
そこで、道教委では、道立高校生の海外留学をより一層促進するため、ふるさと納税の寄附金を活用した交換留学を実施することとしました。寄附金は、留学先への渡航費用の一部補助などとして活用させていただきます。
ふるさと納税の寄附金を活用し、現在、カナダ・アルバータ州、アメリカ・ハワイ州、ニュージーランドの3地域と交換留学を行っています。
今後、オーストラリア・タスマニア州、中国・北京市及びロシア・サンクトペテルブルク市などに留学先を拡大するとともに、派遣人数を増やしていくために、ふるさと納税に一層の御支援をお願いします。
より多くの高校生が、より多様な国及び地域で、多様な言語を学びながら、多様な価値観や文化に触れることが可能になります。
交換留学に参加した生徒の声~交換留学参加生徒の報告書より抜粋~
令和4年度ハワイ州交換留学参加生徒
「ホストファミリーと過ごしていく中で、英語の間違いを恐れず声に出してみることが一番大事だと感じました。英語力の向上以外にも異文化を認め合うことの大切さなど、実際に行かないと感じることのできない学びがたくさんありました。また、全てが初めてづくしの毎日だったので精神面も鍛えられました。」
令和4年度アルバータ州交換留学参加生徒
私はこの1か月で、コミュニケーションの取り方や積極的に行動することの大切さ、カナダの文化や自然、英語について本当にたくさんのことを学ぶことができました。また今回のカナダでの生活を通して、1か月やり遂げた達成感と共に、自分に自信を持つことができるようになりました。このことはこれから様々な経験をしていく上でとても大切なことだと思います。
過去の報告書等