地学協働とは

◆北海道教育委員会では、地域学校協働活動を「地学協働」と称し、地域と学校が相互にパートナーとして連携・協働する活動を積極的に展開し、地域と学校のWin-Winの関係構築を目指しています。

◆地学協働は、地域全体で子どもたちの学びや成長を支えるために、地域と学校が連携・協働して行う様々な活動であり、子どもの成長を軸として地域と学校が意見を出し合い学び合う中で、地域住民のつながりが強くなり、自立した地域社会の基盤の構築・活性化につながります 。

概念図1

概念図2

活動概念図

 
 地域とともにある学校
●中央教育審議会は平成27年12月に、「新しい時代の教育や地方創生の実現に向けた学校と地域の連携・協働の在り方と今後の推進方策について」「チームとしての学校の在り方と今後の改善方策について」の各答申をまとめました。これらは、それぞれ「地域とともにある学校」答申、「チーム学校」答申と呼ばれています。
●地域との連携などは、従来から「開かれた学校づくり」などの名称で進められていましたが、「地域とともにある学校」答申はさらに一歩踏み込んで、地域の人々と学校が教育目標やビジョンを共有して、一緒に協働するパートナーとなる「地域とともにある学校」を求めています。
●具体的には、地域全体で学校を支えるための「地域学校協働本部」の設置、地域住民や保護者が学校運営に参画する「コミュニティ・スクール(学校運営協議会)」の推進などが挙げられています。これらは、子どもたちの教育という共通の目標に向けて協働することによる「学校を核とした地域づくり」を狙ったもので、政府の掲げる「地方創生」の一環に位置付けられています。

 

 
 社会に開かれた教育課程
●社会のつながりの中で学ぶことで、子どもたちは、自分の力で人生や社会をよりよくできるという実感を持つことができます。また、このことは、変化の激しい社会において、子どもたちが困難を乗り越え、未来に向けて進む希望や力になり、そのため、これからの学校には、社会と連携・協働した教育活動を充実させることがますます求められています。
 ポイント①よりよい学校教育を通じてよりよい社会を創るという目標を、学校と社会とが共有すること。
 ポイント②これからの社会を創る子どもたちに必要な資質・能力が何かを明らかにし、学校教育で育成する。
 ポイント③地域と連携・協働しながら 目指すべき学校教育を実現する。

 

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