北海道の先生になるには?

北海道の先生になろう

1 「先生」とは?

 学校では様々な方が働いていますが、皆さんはどのような方を「先生」と呼んでいますか?
 地域や学校の事情で「先生」と呼ばれる方の範囲は異なっているなど、「学校で働く「先生」はどのような方なのか」を明確に定義することは難しいので、ここでは、一般的に「教員」と呼ばれる方を「先生」として、その正式な職名やキャリアパスのイメージを紹介します。

<教員の職名・キャリアパスイメージ>

教員の職名・キャリアパスイメージ

  こうした先生になるために必要な資格や方法などは下のとおりです。

2 教員免許(普通免許状)

 北海道に限らず、公立学校の先生になるには、「教員免許(普通免許状)」が必要です。
 この普通免許状は、教員養成課程のある大学などで教職課程の単位を取得することで授与資格を得られます。

 普通免許状は、学校種別(小学校の先生なら小学校教員の免許が必要)や教科(中学校や高校の免許は教科・科目別になっている)に分かれているため、免許の種類によって大学等で学ぶ内容(必要となる単位)が異なりますので、先生を希望する方は、将来自分が就きたい学校種などを検討したうえで、必要となる免許を取得できる大学等を志望することになります。

 また、基礎資格の違いに対応して、「専修」、「1種」、「2種」の種類がありますが、いずれの種類でも先生になることができます。
 普通免許状は、原則、授与の申請を行う方がお住まいの都道府県教育委員会が行います。
 (※大学等で必要な単位を取得しても、「申請」をしなければ普通免許状は授与されないので注意が必要。)

 普通免許状の有効範囲(先生として勤務できる範囲)は、「全ての都道府県」ですので、北海道以外の都府県から普通免許状を授与された方でも、北海道の先生になることができます。

 北海道内の大学等で取得可能な普通免許状はこちら
  ⇒北海道内の教員養成課程を有する大学・短期大学(令和2年4月1日現在)
 ※各大学等の詳細などについては、各大学等のホームページ等で確認してください。

 普通免許状の取得についての詳しい情報はこちらから
  ⇒「教員の免許状を取得するには」のページ 

3 公立学校教員採用候補者選考検査

 教員免許を取得するだけでは先生にはなれません。先生になるには「選考検査」に合格する必要があります。
 この試験は、都道府県・政令指定都市教育委員会がそれぞれ実施していますので、北海道の先生になるには、北海道と札幌市が共同で実施する「北海道・札幌市公立学校教員採用候補者選考検査」を受検し、合格しなければなりません。

 この「選考検査」は、先生として必要な知識や技能のほか、使命感や倫理観などを身に付けているかを検査するため、学校の種類や教科ごとに分けて行っていますが、様々な受検区分や加点・免除などの措置があるなど複雑ですので、皆さんには、まず「教員免許を取得するための勉強」を頑張っていただき、先生として必要な知識や技能などを身に付けていただきたいと思います。

 教員採用候補者選考検査の概要などはこちら
  ⇒「北海道の教員採用情報」のページ

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