令和5年度
生徒作品が海外との友好親善 さらなる架け橋に
・日本語スピーチコンテストで上位に入賞したシンガポールの高校生3名が、12月に来道しました。帯広、函館、札幌等を訪問し、ホームステイをしながら札幌の高校で授業に参加しました。生まれて初めて見る雪や、様々な体験を通して、日本や北海道の魅力を深く理解したようです。今回は、あいの里高等支援学校の生徒の作品を3名に贈呈しました。色違いの桜型の素敵な小皿にシンガポールの高校生も喜んでいました。
あいの里高等支援学校の生徒の皆さん、ありがとうございました。
・1月中旬から、5名の高校生が『北海道・ハワイ州高校生交換留学促進事業』に参加し、ホームステイをしながらハワイ州のワイパフ高校に通学しました。最終日のお別れ会の中で、今金高等養護学校の生徒が作成したひな人形を記念品として贈呈しました。
・また、1月下旬には、駐日ニュージーランド大使館公使・総領事が来道され、倉本教育長らと懇談を行いました。これからの未来は、学生同士のつながりが大きな社会の支えになると語り、農業やスポーツを通してニュージーランドと北海道の学生が積極的に交流を深めてほしいと話されていました。公使ご自身も、高校生の時に北海道出身の日本人と友達になった経験があるそうです。公使には、同じく今金高等養護学校生徒が制作した大皿を贈呈しました。完成度の高さに大変驚き、感動されていました。
今金高等養護学校の生徒の皆さん、ありがとうございました。
・12月19日(シンガポール高校生) ・1月20日(ハワイ州・ワイパフ高校)
3色の色違い 桜型小皿 笑顔の可愛らしい ひな人形
・1月31日(駐日ニュージーランド大使館 公使・総領事)
2色の美しい大皿
海外と北海道との国際交流促進に貢献
今年度は、今金高等養護学校の生徒の作品を、海外から来庁された教育関係者や、海外を訪問した際の北海道からの友好記念品として贈呈しています。完成度の高い美しい作品に、海外の方々から賞賛の声があがっていました。これからも諸外国との交流や協力をより一等充実させていきます。
今金高等養護学校の皆さん、御協力ありがとうございます。
・5月18日(アメリカ・ミルトンアカデミー) ・7月25日(ニュージーランド・エデュケーション ニュージーランド)
濃紺のスクエアプレート 爽やかな水色の皿
・11月25日(ベトナム・クアンニン省教育訓練局)
花柄のワンポイントが入った皿
令和3年度
札幌丘珠高校の生徒が「北海道フェア」(サンクトペテルブルク市で開催)の看板を揮毫しました!
道では、欧露部における北海道の魅力発信を目的として、令和4年1月28日から30日の日程で、ロシア・サンクトペテルブルク市において「北海道フェア」を開催しました。
本事業の会場には、札幌丘珠高校の書道部生徒が揮毫した、日本語及びロシア語の看板が設置されました。看板を揮毫している様子を、同校生徒によるサンクトペテルブルク市へのメッセージとともに動画にまとめておりますので、是非ご覧ください。
<会場の様子>
令和2年度
サンクトペテルブルク国際教育フォーラム
北海道教育委員会は、令和3年2月に締結したサンクトペテルブルク市教育委員会との覚書に基づく取組の一環として、令和3年3月22日、同市教育委員会が主催する「サンクトペテルブルク国際教育フォーラム」の開会式に、オンラインで参加しました。
本フォーラムは、各国教育関係者が参加する会議、セミナー、ワークショップなど、約300のイベントから構成される事業であり、毎年3月に行われてきました。今年は新型コロナウイルス感染症の影響により、一部オンライン形式を交えて行われ、開会式も、リアルタイムの動画配信という形式で実施されました。
開会式の中では、海外諸地域の代表者によるスピーチ動画が上映され、そのうちの一つとして、北海道教育庁学校教育監による「Education for Life(人生のための教育)」をテーマとしたスピーチが配信されました。
本フォーラムの詳細については、公式ウェブサイト(ロシア語・英語)をご覧ください。
北海道-ソウル特別市・釜山広域市友好提携周年記念事業
10月6日及び12日、北海道と韓国ソウル特別市、釜山広域市との友好提携周年記念事業として、北海道総合政策部国際局国際課の国際交流員が道立高校2校を訪問し、同校韓国語クラスとの交流事業を実施しました。
当日、訪問先の北海道千歳高校及び北海道札幌東陵高校では、韓国語を履修している高校生が本事業に参加し、ソウル市・釜山広域市の歴史や文化に関するプレゼンテーションを聴講したほか、現地の学生に向けたメッセージイラストを韓国語で作成し、韓国についての理解や興味を深めました。
現在は新型コロナウイルス感染症の影響により、相互に現地を訪問して交流することが難しい状況となっていますが、今回の交流事業が、高校生たちの韓国との交流に対する想いを強め、今後より一層の両地域の交流につながる第一歩となりました。
<北海道-ソウル特別市友好提携10周年記念事業>
- 日時:令和2年10月6日(火)11:45~14:10
- 場所:北海道千歳高校
- 対象:同校国際流通科・国際教養科生徒計48名
- 内容:ソウル特別市の紹介、一言韓国語講座、メッセージイラスト作成
<北海道-釜山広域市友好提携15周年記念事業>
- 日時:令和2年10月12日(月)10:50~12:40
- 場所:北海道札幌東陵高校
- 対象:同校選択H・Iクラス生徒計70名
- 内容:釜山広域市の紹介、一言韓国語講座、メッセージイラスト作成
北海道札幌国際情報高校によるロシアとのオンライン交流:「お琴」の演奏会
北海道札幌国際情報高校では、今後のロシアの学校との交流の推進に向け、現地の高校生等に日本文化を発信することとし、同校の「お琴の会」の生徒たちが、ロシアの高校生などを対象に、オンラインでお琴の演奏会を配信しました。
現在は新型コロナウイルス感染症の影響により、相互に現地訪問をして交流することが難しい状況となっていますが、今回の演奏会が、ロシアの高校生に日本文化についての理解を深めてもらうための、交流の第一歩となりました。
臨時休校のため全く楽器に触れられない期間が長く続いていたにもかかわらず、生徒たちは完成度の高い優雅な演奏を披露し、画面の向こうで演奏を聴いたロシアの生徒や教員たちを驚かせました。演奏終了後には、ロシアの生徒や教員と、どの曲が一番気に入ったか、どのくらい練習したかなどについて話し合うなどの交流を行いました。
生徒たちは、「お琴の魅力は、日本文化に触れることができるところと、みんなが初心者の状態から初めるので、成長のプロセスを感じられるところ」、「オンラインで発表したのは初めてだったが、学校が再開してからの1カ月半ほどで必死に練習した曲を、ロシアの人々に聴いてもらえて良かった」と笑顔を見せていました。
また、「ロシアにも、『グースリ』というお琴に似た民族楽器があると聞いたので、いつか実際に触れて、お琴との共通点や違いを感じてみたい」、「ロシアの街並みや建物が特徴的で美しいと思うので、自由に渡航できるようになったら、いつか行ってみたい」など、ロシアの文化を理解することや、現地を訪問することに意欲を見せていました。
<日時・場所>
- 令和2年7月20日(月)16:10~16:40
- 北海道札幌国際情報高校1階日本文化交流室
<参加対象>
- ロシアの交流校(サンクトペテルブルク市583番学校及びノボシビルスク工科大学附属ITリツェイ)の生徒、教員
- シベリア北海道文化センターの職員、日本語講座受講生
- 北海道札幌国際情報高校生徒、保護者等