高校生による「探究コンテスト2025~SNSトラブルの被害者にも加害者にもならないために~」受賞作品の決定について

 近年、児童生徒がSNS等を通じてトラブルに巻き込まれるケースが後を絶たず、児童生徒がインターネットやSNSに潜む様々なリスクの理解や、情報リテラシー・情報モラルを習得することが重要です。
 そのため、今年度新たに、道内の高校生を対象として、SNSトラブルについて探究したことを今後の情報モラル教育等に活用できる学習資料としてまとめたスライドを募集する「探究コンテスト2025~SNSトラブルの被害者にも加害者にもならないために~」を実施しました。
 コンテストには、道内24校から127作品の応募があり、北海道教育委員会、北海道環境生活部、北海道警察で審査を行い、最優秀賞1作品、優秀賞3作品、特別賞1校を決定しました。
 最優秀賞、優秀賞の受賞作品については、道教委公式noteに公表しておりますので、下記リンクから作品の閲覧、ダウンロードが可能です。(作品はPPTX形式のファイルですので、御覧いただくには「Microsoft PowerPoint」が必要です。)

※受賞作品は、各学校における情報モラル教育、非行防止教室、啓発活動等に活用いただけます。それ以外の目的での活用については、事前に道教委生徒指導・学校安全課までご相談ください。

受賞作品

最優秀賞

北海道根室高等学校

【作品名】
 SNSトラブルから身を守る!~未来を守るために、今できること~
【作成者】
 北海道根室高等学校3年 斉藤大真 佐藤裕生 砂山斗夢 髙橋幸隆 平山龍之助
【作品紹介】
 高校生ならではの視点で、闇バイトを始めとするSNSに潜むリスクを的確に捉えており、地元警察署や演劇部の協力を得て学校全体で取り組むなど、オリジナリティの高い作品となっています。

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優秀賞(3作品)

北海道小樽桜陽高等学校

【作品名】
 見えない暴力~ネットいじめ~消せるのは投稿だけ。残るのは心の傷。
【作成者】
 北海道小樽桜陽高等学校3年 熊谷心幸
【作品紹介】
 ネットいじめをテーマに、SNSの光と影、トラブルのメカニズムなどが深く考察され、さらに、トラブルに巻き込まれないよう様々な注意点や解決策が提案されるなど、現在の高校生に深く考えさせる内容となっています。

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北海道札幌工業高等学校

【作品名】
 なぜ闇バイトはなくならない?
【作成者】
 北海道札幌工業高等学校3年 野村彩華 黒岩心 西村賢士
【作品紹介】
 学校で行われた闇バイトに関する特別授業をきっかけに、闇バイトに応募する同年代の感覚がどのようなものなのかが深く探究されており、独自のアンケートやアニメーションでわかりやすく表現されています。

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北海道石狩翔陽高等学校

【作品名】
 もしあなたが闇バイトに誘われたら?~知らずに犯罪者にならないために~
【作成者】
 北海道石狩翔陽高等学校3年 八幡優愛 瀧澤漣 河西萌菜 西口龍樹 野原茉那
【作品紹介】
 闇バイトの勧誘手口がクイズ形式で紹介されているほか、闇バイトの勧誘を疑似体験できるよう工夫をこらしたスライドとなっています。  

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特別賞

北海道江別高等学校

 応募作品、参加人数ともに特に多く、学校全体でSNSトラブルの理解を深める活動に取り組み、その積極的な姿勢が高く評価されました。

表彰

最優秀賞

 10月10日(金)共済ホールにて開催された「令和7年(2025年)『安心安全なまちづくりの日』道民の集い」において、北海道教育委員会中島教育長から最優秀賞を受賞した北海道根室高等学校生徒に賞状、副賞を贈呈しました。また、会場では、受賞者による作品発表が行われました。

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優秀賞・特別賞

 10月29日(水)道庁別館の教育委員会室において、北海道教育委員会中島教育長から優秀賞・特別賞の受賞者に賞状、副賞を贈呈しました。

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