令和3年度「北海道高校生防災サミット」

10⽉15⽇、⾼校⽣が防災・減災について考え、意識を⾼める取組として「北海道⾼校⽣防災サミット」を開催しました。北海道初の取組として⾏われたこのサミットには、オンラインを含め全道27校87名の⾼校⽣が参加し、地震や津波など各地域で想定される⾃然災害への対応などについて話し合いました。
⾼校⽣たちは専⾨家からのアドバイスなども踏まえながら、コロナ禍での防災・減災に向けての議論を深め、「全道の⾼校⽣ネットワークを構築し、取組を地域で広げていく」などの提⾔を全道に発信しました。

提言発表

遠隔会場の様子

札幌会場

令和3年度「北海道高校生防災サミット」提言

 私たちは、豊かな自然あふれる北海道において、自然の恩恵と自然災害との両方の側面を理解して、それを受け止めながら暮らしています。
 本年、「北海道高校生防災サミット」が開催され、「地域を守る 命を守る~高校生の私たちが、今できること~」をテーマに、防災・減災の取組を進めていくために必要なことなどについて話し合いを行いました。
私たちは、サミットで得た成果を学校や家庭、地域と共有して防災の輪を全道に広げ、今後直面する可能性がある様々な自然災害から、地域や命を守るために行動することを決意します。

○災害時に自らの命を守り抜くために、
・私たち若者は、普段から地域とのつながりをもつために、思いやりを忘れずに行動します。
・私たち若者は、自分の身を守るための即決力と判断力を養うために、地域の災害の特徴や自分のことを知るよう努めます。
・私たち若者は、自分ができることを見つけ、主体的に行動します。

○地域防災力の向上のために、
・私たち若者は、ボランティア活動やイベントを主催して、「えがお」で挨拶をすることで、地域とのつながりを強くします。
・私たち若者は、地域に合った避難訓練や避難を助けるハザードマップやポスターづくり、配布を行います。
・私たち若者は、記憶を風化させず、被災者の声を生かすイベントなどに取り組みます。

○私たち一人一人の防災意識を高めるために、
・私たち若者は、地域の特色を知り、家庭でできることに取り組みます。
・私たち若者は、学校内でも防災・減災の知識を学び続けます。
・私たち若者は、全道の高校生ネットワークを構築するとともに、私たちの取組を地域に広げます。

令和3年10月15日  令和3年度「北海道高校生防災サミット」参加生徒一同

令和3年度「北海道高校生防災サミット」提言

カテゴリー

学校教育局生徒指導・学校安全課のカテゴリ

cc-by

page top