取材レポート①~北海道子ども読書応援団「朝読ポテト」真狩村~
後志教育局社会教育指導班では、今年度後志管内で読書活動(読み聞かせ、ブックスタートなど)を推進している様々な団体を取材し、管内のみならず全道、全国に素晴らしい取組を発信していきたいと考えております。第1回となる今回は今年度から北海道子ども読書応援団に加入いただいた真狩村の「朝読ポテト」さんの読み聞かせ活動の様子を紹介します。
取材日:令和5年5月30日(火)
場所:真狩村立真狩小学校
8:00 真狩小学校到着、校門の前で児童を出迎えていた校長先生へのごあいさつに向かいます。近くにいた児童から「おはようございます!」ととても元気のよいあいさつをしていただきました。
8:10 校舎の中に入っても出会う児童の皆さんから「おはようございます」というあいさつをいただき、私たちも元気をたくさんいただきました。
8:25 いよいよ朝読ポテトによる「朝の読み聞かせ活動」がスタート、今回は2、4、6学年の3クラスで読み聞かせが行われておりました。
第2学年の様子 ~真狩駐在所の方がゲストとして読み聞かせ中~
第4学年の様子 ~こちらは真狩村の教育長がゲストで読み聞かせ中~
第6学年の様子 ~こちらは朝読ポテトの方、6年生も集中して聞いています~
取材をさせていただいて驚いたのが、児童たちの真剣な眼差しです。絵本の方を向いて集中して聞いていました。
児童を引き付ける読み手の方々のテクニックも素晴らしかったです。
終了後に、朝読ポテトの3名の方にお話を伺いました。
現在は、月に一回3学級ずつで読み聞かせを実施しているとのこと。本来であれば毎月全学年で実施したいが人が集まらないことが多く3学級ずつにしているとおっしゃっていました。
今回の教育長や真狩駐在所の方のように、毎回ゲストを招いて読み聞かせをしてもらっており、過去には村長が読み聞かせをしたこともあるとのことでした。
10年ほど前に「小学校でも本の読み聞かせを行いたい」という熱い思いをもった方々で立ち上げたのが朝読ポテト。
学校図書館の本の整理などを行う図書ボランティアの方々と連携しながら真狩小学校の「子どもたちのために」毎回本を選んだり、練習したりしているそうです。
ここ数年は感染症流行もあり満足いく活動ができなかったとのことですが、代表の方は「これからも本好きな子が一人でも増えてくれるように意欲的に活動していきたい」と言っていました。
朝読ポテトでは小学校の児童のために一緒に読み聞かせをやってくれるメンバーを募集しているとのこと。ご興味のある方は後志教育局社会教育指導班までご連絡ください。
後志教育局社会教育指導班 |
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TEL:0136-23-1985 |