後志の読書推進取材レポート~泊村教育委員会「学校ブックフェスティバル」~

北海道立図書館「図書館活動支援事業」の活用

図書館支援事業案内

 泊村教育委員会では、子どもたちの読書活動を推進するために北海道立図書館が主催している図書館活動支援事業を活用することにしました。※以下、北海道立図書館のホームページ道立図書館「図書館活動支援事業」より
 道立図書館は、市町村立図書館や公民館図書室等(以下、市町村立図書館等)、そして学校図書館への支援を運営の重点の一つとして位置付け、さまざまな活動を行っています。
 市町村立図書館等や学校図書館の活動の活性化や、子ども読書活動推進のためにご活用いただけるのが、図書館活動支援事業です。
【令和5年度の図書館活動支援事業】
 ①市町村支援事業
 ②学校図書館支援事業
 ③支援貸出事業+学校図書館協力貸出し
 泊村教育委員会では、今回②学校図書館支援事業の「学校ブックフェスティバル」の事業を活用しました。

取材レポート⑤~泊小学校「学校ブックフェスティバル」~

学校ブックフェスティバルの事業運営について

学校ブックフェスティバル①

【主催】泊村教育委員会
【実施会場】泊村立泊小学校
【事業支援・協力】北海道立図書館
【事業視察・取材】後志教育局社会教育指導班

取材日:令和5年12月20日(水)
場所:泊村立泊小学校
(学校ブックフェスティバルの流れについて)
11:15 泊小到着(教育委員会職員の方が出迎えてくれました)
11:20 道立図書館担当者(藤田主任)到着
11:30 体育館(学校ブックフェスティバル会場)で担当者打合せ
11:50 昼食・事業担当者で交流
12:50 学校ブックフェスティバル(1~3年生)
13:40 学校ブックフェスティバル(4~6年生)
14:20 閉会・片付け
14:30 撤収完了

学校ブックフェスティバルの様子

おはなしめいろ

三匹の子ぶたのお話が迷路になっています。道を間違うと全然違う話になってしまいます。

絵本を選んでいる児童たち

体育館に並んだ500冊以上の本。児童たちはどの本にしようか悩んでいます。

本貸出しの様子

選んだ本はバーコードを読み取って貸し出されます。

しかけ絵本を楽しむ児童たち

しかけ絵本を楽しむ泊小の児童、普段出会えない本に興味津々です。

 今回の学校ブックフェスティバルは、低学年と高学年に分かれて実施されました。北海道立図書館から事前に送られた約600冊の本はボランティアの方や教育委員会職員が協力して並べました。学校ブックフェスティバルは本の選び方、借り方の説明のほかに教育委員会主催で「泊村の図書に関するクイズ」も行われ、学校にある本の数などに驚きの声も上がりました。
 学校にない本やしかけ絵本を読む泊小学校の児童たちの目は本当に輝いていました。道立図書館から事業支援のために来校した道立図書館総務企画部企画支援課の藤田さやか主任は「学校ブックフェスティバルをやるたびに、子どもたちが楽しそうに本を読んだり、選んだりしてくれて本当にうれしいです」と語っていました。

本事業を担当した泊村教育委員会職員より

 今回、学校ブックフェスティバルの担当をした泊村教育委員会の北井 大志主事は「泊小学校では、ボランティアによる本の読み聞かせや読書週間など子どもたちの読書推進は行っているが自分の村だけでできることには限りがあるので、今回はじめて村として道立図書館の支援事業を活用させてもらった。この事業を通して、子どもたちの読書への関心がより高まり、読書活動を通していろいろな事柄に興味関心をもってほしい」とのことでした。
 子どもたちの読書推進のため、学校と教育委員会が一体となって取り組んでいる取組をぜひ参考にしてください。

学校図書館支援事業「学校ブックフェスティバル」を活用するには

 「学校ブックフェスティバル」の申請は市町村教育委員会または市町村立図書館等を通して行うことができます。※下記に北海道立図書館「図書館支援事業」のページリンクあり

【問い合わせ先】
後志教育局社会教育指導班
TEL:0136-23-1985

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