道教委事業名「障害者の生涯学習支援体制構築モデル事業」について

事業概要について

 道教委が文部科学省の委託を受け、学校卒業後における障害者の学びの機会拡充や体制構築等に取り組む「障害者の生涯学習支援体制構築モデル事業」のうち、後志教育局は「多様な主体の連携による学習プログラム構築事業」と、事業実施前に多様な主体を対象に行う「スタートアップ支援学習会」を開催しました。

多様な主体の連携による学習プログラム構築事業「わがまち食材をGet&Eat」in真狩村

後志教育局社会教育指導班が行った事業「わがまち食材をGet&Eat」を紹介します。

実施日時:令和5年8月29日(火)13:30~17:30
実施会場:真狩村公民館
参加対象:真狩村在住の方
事業概要:真狩村で収穫できる野菜の収穫と調理の体験活動

多様な主体の連携~真狩村の協力機関・団体~

真狩村教育委員会、JAようてい真狩支所(以下、農協)、真狩村商工会、北海道真狩高等学校、真狩村社会福祉協議会、社会福祉法人北海道福心会(家庭教育サポート企業)
事業内容や特性を理解してくださり、事業へ協力していただいました。

事業当日までの流れ

6月下旬:真狩村教育委員会へ事業概要の説明、協力依頼
7月上旬:真狩村にある機関や事業所、団体へ事業協力依頼を行う
7月中旬:事業協力機関、団体決定
7月下旬:協力団体である農協と商工会青年部と協議の上、事業内容(野菜の収穫と調理体験)を決定、開催要項とチラシ作成
8月上旬:参加募集開始、農協、商工会の青年部長への講師依頼、協力機関の担当者へ具体的な協力要請
8月中旬:参加募集終了・参加者決定、スタートアップ支援学習会の準備、講師打合せ
8月22日(火) スタートアップ支援学習会を開催(会場は真狩村公民館)
8月29日(火) 事業実施

スタートアップ支援学習会

日 時:令和5年8月22日14:00~15:00
参加者:協力機関、団体の担当者8名が参加
内 容:
①後志教育局社会教育指導班より事業の実施の経緯や国や道の障害者の生涯学習に関する現状の説明
②担当者の自己紹介、当日の事業運営や役割分担の打合せ・協議
③参加申込用紙をもとに、事業当日の参加者に対する具体的支援や配慮について共通理解するための協議(社会福祉士、介護福祉士の方からのアドバイス)
④事業の最終確認

スタートアップ支援学習会①

道教委の「障害者の生涯学習」の取組を説明中

スタートアップ支援学習会②

事業参加者への具体的支援や配慮について担当者で協議中

「わがまち食材をGet&Eat」の事業当日

 晴天の下、8名の参加者の皆さんと一緒に真狩村の野菜の収穫と調理体験を楽しみました。
 事業は商工会青年部部長岡崎将人氏と農協青年部副部長の藤川淳氏両名が講師をつとめ、収穫体験では、野菜ごとの収穫に適した時期やおいしい野菜の見極め方について講師からレクチャーがありました。調理体験では、地元の野菜を使ったじゃがいもピザづくりに挑戦しました。講師から野菜の切り方や火の通し方のポイントなどを説明があり、参加者はペアになって調理活動に取り組みました。
 調理の途中、真狩高校製菓コースの生徒さんが作成した真狩村の雪下人参を使ったスポンジケーキをいただきました。参加者から「にんじんの甘さがちょうどよい」「真狩の野菜がこんなにおいしいスイーツになるなんて驚いた」などの感想が聞かれました。
 最後に自分たちで作ったじゃがいもピザを食べながら、事業の感想をみんなで発表し合いました。参加者からは「運営者がやさしくて安心して事業に参加できた」「自分たちで収穫したじゃがいもでおいしいピザづくりができてうれしかった」などの感想が寄せられました。
 

収穫体験の様子~にんじん~

農協青年部のレクチャーを受け、おいしいにんじんを探しています。

真狩高校製菓コースの生徒からのケーキ提供

真狩高校製菓コースの生徒からの雪下にんじんを使ったケーキをいただきました。

調理体験の様子~じゃがいもピザ~

じゃがいもピザとてもおいしそうにできました!

事業の詳細などを知りたい場合は、後志教育局社会教育指導班までお問い合わせください。

【問い合わせ先】
後志教育局社会教育指導班
TEL:0136-23-1985

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