釧路管内教職員人事異動要項について
釧路管内公立小中学校教職員人事異動要項の改正について
1 改正の経緯等
釧路管内の教職員人事については、当該人事異動実施要項に基づき、管内教育水準の維持向上のため、学校運営の円滑な推進と教育実践の向上に資する人事異動に努めており、異動基準については、管内の小中学校を所在地域、学校規模等に応じ、A・B・C・Dの4群に区分し、原則として4群の学校勤務を経験することとしてきた。
現在の要項は、制定から30年以上が経過しており、この間、へき地級の見直しが数回行われたり児童生徒数の減少に伴い学校の統廃合も行われており、交通事情を含め、学校を取り巻く環境が大きく変化してきた。
また、地域間の教職員構成の不均衡なども生じており、今後バランスの取れた教職員の配置を進め、より円滑な人事交流の促進と学校の活性化を図る必要があることから、今回の要項の改正に踏み切った。
2 改正の主な内容
- 新採用者については、「道立学校、他教育局管内(札幌市を含む)への異動を希望する者については、原則、釧路管内に2校7年以上勤務した者とする。」と改正する(ただし、平成28年度から適用)。
- 釧路管内においては、釧路市・釧路町から通勤している教員が7割を超えていることから、釧路駅からの距離数を基本として、へき地級、学校規模、自宅所有率などを勘案し、群の見直しを実施する。
- 釧路管内においては、A・B群が7年と他局と比較して長い期間で設定しているため、全体的に教員の1校当たりの勤務年数の長期化が進んでおり、人事異動の活性化を図る観点から、B群について基準勤務年数を6年と変更する。
- 新採用者の原則4年でのA・B群からC・D群への異動促進を図ることで、都市部と郡部の交流促進を図る。
3 最近の改正
- 令和4年8月20日付け:新設により別表を改正
- 白糠町立白糠小学校及び白糠中学校を白糠学園に変更