ICTを活用した海外の学校との交流

ICTを活用した海外の学校との交流

 現在は新型コロナウイルス感染症の影響により、海外の学校と相互に訪問して交流することが難しいため、北海道教育委員会では、ICTを活用した海外の高校等と道立高校等とのオンライン交流を推進しています。

カナダ・アルバータ州との交流

 北海道とカナダ・アルバータ州は、平成6年度からこれまで毎年、「高校生交換留学促進事業」により高校生の相互派遣を実施してきましたが、令和2年度は感染症の影響により、交換留学を中止せざるを得ない状況となりました。

 しかし、2020年は両地域の姉妹提携記念40周年という節目の年でもあり、継続してきた友好関係を途絶えさせないためにも、「オンライン交流」という別の形式で、高校生同士の交流を実施することとしました。

 道内の道立高校等から9名の生徒が本事業に参加し、令和2年11月中旬から令和3年2月下旬にかけて、様々なテーマについてパートナーと交流しました。生徒たちは、実施後のアンケートで全員が「英語力が向上した」、「今後もパートナーと交流を続けたい」、「相手地域に対する理解が深まった」と回答するなど、対面による交流が困難な状況の中でも、自身の成長やアルバータ州への興味・関心、留学意欲の向上などを実感したようでした。

・実施時期:(第1期)令和2年11月中旬~12月中旬、(第2期)令和3年1月下旬~2月下旬

・実施方法等:週に2回程度、ウェブ会議システムを使って15~30分間程度交流

・交流内容:互いの学校生活、家庭生活、趣味、日本文化、社会問題等の様々なテーマに関する意見交換

★「令和2年度高校生交換留学促進事業に係るオンライン交流プログラム実施要項

         道側参加校名                    ア州側参加校名 
滝川高校 Paul Kane High School
札幌国際情報高校  William Aberhart High School
恵庭北高校  Harry Ainlay High School 
登別明日中等教育学校  William Aberhart High School 
静内高校  Paul Kane High School 
函館中部高校  Western Canada High School 
旭川東高校  Ecole McTavish 
遠軽高校  Spruce Grove Composite High School 
帯広柏葉高校  Harry Ainlay High School 


アメリカ・ハワイ州との交流

 ハワイ州とは、令和元年度から「高校生交換留学促進事業」を本格的に開始し、同州ワイパフ高校と、生徒の相互派遣を実現させました。

 アルバータ州同様、令和2年度は交換留学を中止せざるを得ない状況となりましたが、令和元年度に同州と締結した教育分野の協力に関する覚書に基づき、将来に向けて継続的に交流を行っていくためにも、オンラインによる交流を実施することとしました。

「Virtual Student Experiences」ウェビナーへの参加(令和2年12月18日)

 令和2年12月18日、ハワイ州の高校生が主催し、ハワイ州教育局が運営協力して実施したインタビューウェビナー「Virtual Student Experiences」に、札幌国際情報高校、登別明日中等教育学校、帯広柏葉高校の生徒が参加しました。

 前半の1時間は、ハワイ州の高校生が、セントラル・パシフィック・ファイナンシャル・コーポレーションの会長兼CEOであるポール・与那嶺氏に対してインタビューを行う様子を、ハワイ州の複数の高校、日本国内の他県の高校の生徒たちと共に視聴しました。

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 後半の1時間は、参加校の生徒たちが複数のグループに分かれて意見交換を行い、インタビューの感想等を共有しました。

 参加した北海道の生徒たちは、与那嶺氏に対して「新たなものを創造する際には情熱以外に何が必要か?」「責任に対するプレッシャーに打ち勝つ方法は?」など、英語で次々と質問を投げかけながら意欲的にセミナーに参加し、グループセッションの後には、「自分が興味を持てる道を見つけることが大切だという教えに感銘を受けた」「進学後の学びの姿勢に生かしたい」などと、参加者全員の前で、英語で感謝の意と感想を述べました。


ワイパフ高校とのビデオレター交流(令和2年12月~)

 令和2年12月から、ワイパフ高校で日本語を学習する生徒12名と、道立高校等の生徒12名が互いにビデオレターを作成し、クラウドサービスを利用して動画を交換し合う取組を行っています。

 ビデオレターの中では、双方の生徒が日英両言語で特定のテーマに基づくスピーチを行ったり、相手に質問を投げかけたりしながら、1:1での深いコミュニケーションにより交流を進めています。

【道側参加校名】

小樽桜陽高校、登別明日中等教育学校、鹿追高校

ニュージーランドとの交流

 北海道とニュージーランドは、令和2年11月に両地域の教育行政機関同士で教育分野に係る覚書を締結し、高校生同士の交換留学等を実施していくこととしました。

 しかし、現在は相互に訪問することが困難であるため、将来の交換留学に向けた交流の第一歩として、まずはウェブ会議システムを使った交流を実施することとしました。先住民族、農業、観光など、様々なテーマに基づく意見交換等を通して、今後交流を進めていく予定です。

 令和3年3月22日、まずは3組のペアが初回交流を実施し、互いの学校・地域紹介や質疑応答を行いました。初めての顔合わせだったにもかかわらず、生徒たちは英語で積極的にコミュニケーションを図り、笑顔あふれる活発な交流を行いました。

夕張高校とTaradale High Schoolの交流(令和3年3月22日)

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札幌東高校とPapatoetoe High Schoolの交流(令和3年3月22日)

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登別明日中等教育学校とKura-a-iwiの交流(令和3年3月22日)

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オーストラリア・タスマニア州との交流 ★NEW!!★

 北海道とタスマニア州は、令和2年12月に両地域の教育行政機関同士で教育分野に係る覚書を締結し、高校生同士の交換留学等を実施していくこととしました。

 現在は、新型コロナウイルス感染症対策のため、他の国・地域同様に相互に訪問することが困難であることから、まずはオンラインでの交流を進めることとしており、令和3年3月29日に、札幌丘珠高校と同州ローズベイ高校が、ウェブ会議システムを使って交流しました。

 当日は札幌丘珠高校の1~2年生14名と、ローズベイ高校の日本語クラスの生徒約20名が参加し、互いに学校紹介をしたり、文化や特色について質問をしたりしました。

 札幌丘珠高校は、同国ニューサウスウェールズ州ポート・マッコーリー市に姉妹校があり、例年相互交流を行ってきましたが、令和2年度は新型コロナウイルス感染症の影響により、交流を中止していました。州は異なりますが、今回のローズベイ高校とのオンライン交流によってオーストラリアとの交流を再開させることができ、「日本のどこへ行きたいか」などの質問を通して互いに親交を深め、渡航再開後の交流に向けて意欲を高めました。

 今後も定期的にウェブ会議を実施し、様々なテーマを設定してディスカッションを行うなどして、交流を深めていく予定です。

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