高校生留学促進事業

北海道教育委員会では、道内の高校生等に国際的な視野を持たせる機会を確保し、海外との相互理解と友好親善に寄与することを目的として、平成24年度から「高校生留学促進事業」を実施しています。

留学支援金の給付

事業概要

高校生等の留学機会を確保するため、留学する生徒の保護者に対し、留学費用の一部を留学支援金として給付します。

対象生徒

道内の国公私立の高等学校、中等教育学校(4~6年次)、特別支援学校高等部、高等専門学校(1~3年次)及び専修学校高等課程に在籍する生徒

どのようなプログラムが対象になりますか?

学校や地方公共団体、高校生の留学・交流を扱う民間団体等が主催する海外派遣プログラムに学校教育活動の一環として参加するものであり、原則10日以上1カ月未満(※出国~帰国を含む移動日数を除く)の留学期間であるものが対象となります。

なお、派遣しようとする学校や地方公共団体、、高校生の留学・交流を扱う民間団体等において、派遣前の語学学習や目標設定、オリエンテーション及び帰国後のフォローアップを十分に行うことを条件とし、学校単位での応募としています

過去の支援対象プログラムの例

  • 学校が主催する、海外姉妹校での語学研修プログラム(派遣生徒20名)
  • 市町村が主催する、海外姉妹都市の高校や大学での授業参加プログラム(派遣生徒2名)など

どうすれば申請できますか?

毎年2月頃、北海道教育委員会から学校に対し、翌年度事業の公募について通知しています。申請を希望する学校は、計画書を作成して北海道教育委員会へ提出し、採択された場合、支援対象生徒の選考を行います。選考の結果、学校が推薦した生徒の中から、北海道教育委員会が予算の範囲内で、最終的な支援対象生徒を決定します。

※本事業は、文部科学省が実施する国費高校生留学促進事業に基づき実施するものです。年度ごとに手続の時期や対象要件が異なりますので、ご留意ください。

留学フェア等の実施

「北海道海外大学進学・留学フェア」

平成24年度から令和元年度にかけて、高校生等の海外留学・海外大学進学意欲を促進することを目的に、留学斡旋団体や各国領事館職員による講演、留学経験者による経験談発表、個別相談会などを実施する「北海道海外大学進学・留学フェア」を実施しました。

「高校生海外留学促進セミナー」

平成30年度から令和元年度にかけて、本道における留学機運の高揚やグローバル人材の育成を図ることを目的に、道内の高校等に留学経験者又は海外勤務経験者を講師として派遣し、講演を実施する「高校生海外留学促進セミナー」を実施しました。

令和元年度は、7月~2月にかけて8校の道立高校で本セミナーを実施し、外国総領事館職員やJICA職員などによる講話を通して、高校生たちがグローバル社会の現状や留学の意義について学びました。

令和元年度実施校
管内学校名 参加生徒数 参加生徒数
胆振厚真高校60名専門学校教員(留学経験者)
檜山
江差高校77名北海道国際交流センター職員
上川旭川永嶺高校543名
大学講師(JICA海外青年協力隊経験者)
留萌羽幌高校61名在日外国総領事館職員
宗谷枝幸高校170名JICA職員
オホーツク常呂高校28名経営者(留学経験者)
十勝鹿追高校114名大学教授
根室中標津高校183名高校教員(JICA海外青年協力隊経験者)

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