北海道教育委員会では、現在、国において検討されている高校の授業料無償化に関し、高校の授業料無償化が実現した場合の道内の中学生の進路動向の変化を把握するため、アンケート調査を実施しました。
アンケートの結果
全体の回答件数33,476件のうち、中学生は18,600件(55.6%)、保護者は14,876件(44.4%)でした。
令和6年度学校基本調査によると、本道の中学校に在籍する生徒は、117,377人であることから、中学生の回答率は、15.8%です。
アンケートの概要
高校に進学すると、国から授業料と同額の返す必要のない支援金が給付されます(高等学校等就学支援金制度)が、現在、この制度の見直しが検討されています。
この見直しが実現すると、家庭の経済状況にかかわらず、自分に合った高校を選びやすくなることが期待されています。
北海道教育委員会としては、これから進路を考える中学生のみなさんにとって大きな制度の見直しになると考えており、みなさんの進路の考え方を、これからの高校づくりの参考とするため、北海道内にお住まいの中学校1年生から3年生までの方とその保護者の方々を対象に、アンケートを行いました。
【アンケート実施方法等】
・調査目的 高校の授業料無償化に伴う進路希望の変化を把握するため
・調査対象 全道の中学校1年生から3年生及びその保護者(札幌市含む)
・調査期間 令和7年(2025年)5月20日(火)から6月30日(月)まで
・調査方法 北海道電子自治体共同システムを活用したオンライン方式