社教班の取組
【視察報告】3月19日(水) とうべつ学園コミスク企画「外国籍家庭向け保護者会」
「外国籍児童よる自国文化の紹介」では、「イスラム教」、「服」、「食べ物」について、児童が日本語で発表し、「外国籍保護者と地域住民との交流」では、ウルドゥー語であいさつができるように、ゲームをとおして、地域住民が異文化への理解を深めました。
当別町では、コミュニティ・スクールの機能を生かし、学校や地域が抱える現状や課題を互いに共有し、課題の解決に向け、学校運営協議会委員を含む地域住民が中心になり、学校、日本語指導員、北海道大学、当別町教育委員会等の多様な関係機関を巻き込み、社会教育活動を実践しています。
(社会教育指導班社会教育主事 只 野 浩 太)
2月5日更新 【視察報告】恵庭市 第3回コミスクかふぇ
目 的:
「地域と学校の連携・協働」を充実させるため、地域や学校にかかわる関係者が気軽に集い、学び、相談し合える場「コミスクかふぇ」を、定期的に開催
参加者:42名
内 容:
恵庭市立和光小学校におけるコミュニティ・スクールの実践発表の後、中学校区ごとに大学生ボランティア等の学校支援の可能性や支援を依頼する際の窓口などについて、グループ協議を行いました。
地域総がかりで子どもたちを育てるために、「学ぶ場」や「つながり合う場」を整え、学校・保護者・地域住民がつながるきっかけづくりを進めることで、地域の活性化を図っています。
(社会教育指導班社会教育主事 只 野 浩 太)
【地域住民によるグループトーク】 【恵庭市立和光小学校の実践発表】
令和6年度(2024年度)家庭教育支援者資質向上研修の報告
日 時:令和7年(2025年)1月21日(火)9:20~12:00
場 所:北ガス文化ホール(千歳市民文化センター)4階 大会議室
目 的:保護者や家庭教育支援者及び関係者の資質向上やネットワーク化を図るために
必要な研修等を実施し、地域における家庭教育支援の推進体制の充実を図る
参加者:35名
内 容:
(1)講演 「電子メディアが子どもの発達と成長に与える影響について」
講師 NPO法人お助けネット代表
白老町家庭教育支援チーム(ぴんぽーん) 中谷 通恵 氏
(2)講演 「特別な支援を要する子どもへの理解・支援について」
講師 ちとせ発達支援センターはる施設長 石岡 くに子 氏
(3)交流 「地域における子どもの多様な支援~家庭教育支援の在り方~」
<参加者の感想>
○電子メディアが子どもにとって大切な体験や成長の機会を奪ってしまうことが理解でき、曖昧にしてはいけない問題だと再認識できた。
○メディアの時間を減らすのでなく体験の時間を増やすという言葉が、強制感もなく、とても素敵な言葉だと感じた。
○特別な支援が必要な子どもは、それぞれ異なる状況があり、個に応じた支援を考える必要があることがわかった。
○講師の「寄り添う」という言葉が印象的で、支援を必要する人への関わり方が参考になった。
<社会教育指導班より>
〇参加者が、電子メディアの利用によって子どもの発達と成長に与える影響を知り、地域の子育て世代や家庭教育支援者を支える知識を得ることができた。
〇参加者が今日的な課題である特別な支援を要する子どもの特性について理解を深めることができ、支援の在り方を考えることができた。
〇職種や所属、立場の違う参加者との交流から、新しい気づきが生まれ、視野の広がりを実感するなど、有益な研修の場として捉える参加者が多かった。
〇さらなるネットワーク化につなげるため、今後も継続的に支援者等が集まり、学ぶ場を設定し、顔を合わせる機会をつくるなど、具体的な活動を進める。
(社会教育主事 只 野 浩 太)
【講義】 【講師の中谷氏】
【講師の石岡氏】 【交流】
【1月28日(火)更新】社会教育巡回訪問(学校訪問)の実施
恵庭市立若草小学校 「地域住民との落ち葉拾い」
学校運営協議会委員を含む周辺町内会の地域住民14名と5年生児童が、学校周辺の落ち葉拾いを実施しました。地域住民との協働により、ふるさと(地域)を大切に思う児童の育成につながりました。地域住民も児童の様子を伺うことのできるよい機会となりました。
【落ち葉を集める子どもと地域住民】
新篠津村立新篠津中学校 「地域人材によるキャリア講演会」
将来を考えるきっかけづくりを目的とし、新篠津村農業協同組合の代表理事組合長が第2学年を対象に、自身のキャリアについて講演しました。生徒は講師の経験や考え、ふるさとへの想いに熱心に耳を傾け、自身の生き方について考えました。
「キャリア講演会」
北海道当別高等学校 「地域が伴走する探究活動」
地域をテーマに、各生徒が総合的な探究の時間に、地域コーディネーターや地域住民の協力・支援を受け、企画の実現を進めました。冬まつりでスカイランタンを灯す企画「灯別プロジェクト」では、とうべつ学園においてプレゼンテーションを行い、ボランティアを募るなど、地域貢献について考える機会になりました。
【灯別プロジェクトボランティア説明会】
令和6年度(2024年度)石狩管内教育委員会協議会社会教育共同事業「フォーラム石狩」 兼 令和6年度石狩管内市町村社会教育委員等研修会 兼 北広島市CS座談会の報告
日 時
令和6年(2024年)11月21日(木)15時45分~17時55分
場 所
北広島市ふれあい学習センター夢プラザ
目 的
保護者や学校教育・社会教育・行政関係者、地域住民等が一堂に会し、子どもに関わる様々な教育課題について、家庭、地域、学校の共通認識を深め、それぞれの取組の一層の充実及び連携の促進を図る
参加者
53名(地域関係者31名・学校関係者9名・行政関係者13名)※オンライン参加者8名
内 容
①講演「コミュニティ・スクールの役割について~厚真町の実践とともに~」
講師 厚真町教育委員会ふるさと教育推進コーディネーター
(北海道地学協働アドバイザー)舛田 仲永 氏
②協議「子どものために何ができるか~家庭・地域・学校の連携・協働を考える~」
進行 (株)石塚計画デザイン事務所 安富 啓 氏 鎌田 桜子 氏
③まとめ 厚真町ふるさと教育推進コーディネーター 舛田 仲永 氏
<参加者の感想>
○地学協働の構図や役割について再認識でき、防災教育の事例が大変参考になった。
○学校運営協議会を充実させるためのヒントを学ぶことができた。
○短い時間で多様な話ができ、共有・共感ができて良かった。
○ファシリテーターの進行により、様々な立場の人と充実した協議ができた。
<社会教育指導班より>
○地域と学校で育てる子ども像について熟議することにより、子どもたちの学びが充実した事例について学ぶ機会となった。
○短時間で、協議を深めるために、付箋や模造紙、投票シールを活用し、参加者の声を十分引き出すことができ、充実した協議になった。
○家庭、地域、学校関係者が協議する場を増やし、地域課題や学校課題の解決に向けた具体的な活動を進める。
(社会教育主事 只 野 浩 太)
【主催者挨拶:田中局長】 【開催地挨拶:北広島市教育委員会 𠮷田教育長】
【講義】 【講師の舛田氏】
【協議の様子】 【閉会挨拶の様子】
【11月11日(月)更新】社会教育巡回訪問(学校訪問)の実施
北広島市立西の里中学校 「外部講師による合唱指導」
北海道大学混声合唱団を講師とした、合唱演奏講習会が行われました。講師から声を出しやすくするポイントや、学校祭に向けて練習している合唱曲に具体的なアドバイスをもらうなど、大学生の指導の下、中学生が意欲的に合唱に取り組んでいました。
【合唱演奏講習会の様子】
千歳市立勇舞中学校 「千歳青年会議所の協力による職場体験学習」
第1学年の総合的な学習の時間に「職場体験学習」を実施しています。学年全生徒の体験先を千歳青年会議所(JCI)が調整し、生徒は企業を訪問しました
【職場体験学習の学びを発表する様子】
石狩市立樽川中学校 「地域と共に交通安全運動」
南線小学校と合同で、児童生徒約200名による交通安全運動を年4回実施しています。保護者や学校運営協議会委員も参加し、交通安全を呼びかけています。
【地域を巻き込んだ交通安全運動の様子】
北海道新篠津高等養護学校 「生徒と地域との関わり支援」
寄宿舎に、町内でお世話になっている場所が一目で分かるマップを掲示し、他の地域から進学してくる生徒が、新篠津村での生活をスムーズにスタートし、第二のふるさととして愛着が持てるよう工夫している。
【町内でお世話になっている場所マップ】
江別市立江別第二中学校 「赤ちゃんとのふれあい」
江別市教育委員会と江別市保健福祉部が実施する子育て支援事業の一つとして、中学校の空き教室に、ふれあいルーム「ぽっぽ」を開設しています。生徒は休み時間にふれあいルームを訪れ、赤ちゃんやその保護者と交流しています。
【ふれあいルームで赤ちゃんと交流する様子】
恵庭市立柏陽中学校 「防災教室の実施」
道職員や市役所職員の支援の下、学校運営協議会委員を含む地域の防災マスターによる1日防災学校が実施されました。2年生は防災マスターの話に耳を傾けながら、段ボールベットの設置、防災備品に関する学習、新聞紙スリッパの作成をとおして、防災について理解を深めました。
【1日防災学校の様子】
【視察報告】10月17日(木) とうべつ学園コミュニティ・スクール委員会
学校や地域の課題である「外国人移住者との相互理解」「学園の地域学習の充実」について、現状と課題を共有し、課題解決に向けた熟議を行いました。
熟議では、課題解決の方策の一つとして、地域住民が移住者の文化を学ぶとともに、移住者に日本文化の理解が進むよう、相互に理解し合う場の検討を進めるアイディアなどが出されました。
熟議により、課題を解決する社会教育活動が進められそうです。
【とうべつ学園コミュニティ・スクール委員会の様子】
【10月22日(火)更新】社会教育巡回訪問(学校訪問)の実施
当別町立とうべつ学園 「キャリア教育の推進」
当別町出身のテノール歌手 岡崎 正治 氏を講師に迎えた「とうべつ未来学講座」によるキャリア教育を進めていました。コンサートやインタビュー形式で岡崎氏の生い立ちを振り返り、歌手になるまでの努力や思いを聞きました。
岡崎氏のインタビューの様子
新篠津村立新篠津小学校 「花育」の実践
新篠津花卉生産組合の方々による「花育」の授業を進めていました。児童は、新篠津村で生産されている花(アリストロメリア・ユリ)にまつわるクイズや生け花(アレンジメント)体験をとおして、村の特産品を理解し、ふるさとへの愛着を深めました。
花育の授業の様子
千歳市立千歳第二小学校 「地域人材が講師となるクラブ活動」
学校公開日(土曜日)に、クラブ活動発表会を行いました。縄文クラブをはじめ、全10クラブに所属している児童が、動画や実演などにより、クラブ活動をとおした学びを、保護者や地域の方へ発信しました。
クラブ活動発表会の様子
北海道千歳北陽高等学校 「校種間連携による専門的な学び」
高専(高校と専門学校)連携の授業を進めています。「地域創造のライフテクノロジー」及び「産業経済のマルチテクノロジー」の授業を選択した3年生が鍼灸やドローン操作など、専門学校での学びの成果を発表しました。
発表の様子
北海道札幌月寒高等学校 「多様な講師による総合的な探究の時間の充実」
総合的な探究の時間「BEING ALIVE」を行っており、1年次は「次の世代をつくる」をテーマに設定された13のカテゴリーから1つを選択します。各カテゴリーを担当する外部講師のオリエンテーションを実施しました。アメリカのシリコンバレーからオンラインで授業する講師もおり、生徒は道内のみならず、世界とつながり学びを深めました。
外部講師によるオリエンテーションの様子
石狩市立厚田学園 「厚田学の実践」
9年生は、「地域貢献プロジェクト 広げよう厚田の魅力」をテーマに、厚田の特産品を修学旅行先で実演販売する体験を中心に、修学旅行報告の準備を進めていました。9年の厚田学により、ふるさとへの愛着を深め、ふるさとの未来を考えています。
発表準備の様子
【9月17日(火)】恵庭市立柏小学校にて社会教育指導班「出前講座」を行いました。
「子どもの望ましい生活習慣~入学までに身に付けたい生活習慣~」をテーマに、幼児学級で次年度入学予定の保護者を対象に講話をしました。
主な参加者の声
・1日の時間の使い方や就寝起床時間・家庭学習時間等の目安などが分かりやすかった
・子どもが自身を振り返り、自発的に行動するための声のかけ方が参考になった
・資料の提示と説明があり、分かりやすかった
・入学前にどう過ごすかが、大切だと思った
・入学前の不安が解消された
今年度、社会教育指導班では、多様な求めに応じ、内容・時間についても依頼に応じて「出前講座」を行っています。ぜひ、「出前講座」を御活用ください。
石狩教育局教育支援課社会教育指導班「出前講座」については本ページ最下部を参照ください。
地学協働
北海道教育委員会では、コミュニティ・スクールや地域学校協働活動を「地学協働」として、地域と学校が相互にパートナーとして連携・協働する活動を一体的に推進し、地域と学校がWin-Winとなるような関係の構築を目指しています。
コミュニティ・スクールや地域学校協働活動について、求めに応じて説明や情報提供を行うことが可能ですので、石狩教育局までお気軽に御相談ください。
石狩管内コミュニティ・スクール通信
石狩管内においては、全ての小・中学校、義務教育学校で学校運営協議会が設置され、学校・家庭・地域が一体となって学校運営の充実に向けた取組を進めています。今後、コミュニティ・スクールの一層の推進と、石狩管内における取組の成果の普及を図るため、別添リーフレットを作成しました。
「地域と歩む持続可能な教育体制の実現」に向け、本リーフレットを活用してください。
社会教育の振興
社会教育主事講習
北海道教育委員会では、社会教育主事講習をオンラインで実施しています。
A日程・B日程の年2回実施しており、未履修単位の補完や部分受講、分割受講等も可能です。
また、本講座を受講することにより、「社会教育主事任用資格」だけでなく「社会教育士」の称号を取得することができます。
詳しくは下記ページを御覧ください。
家庭教育
家庭教育サポート企業等制度
北海道教育委員会は、家庭教育を支援するための職場環境づくりに取り組む企業等と協定を締結し、相互に協力して北海道における家庭教育の一層の推進を図っています。
締結式を行いました
【11/6】NPO法人みなと計画・特定非営利活動法人つながり
【10/24】特定非営利活動法人おはな・認定NPO法人まちづくりスポット恵み野