夜間中学について
夜間中学とは
中学校夜間学級、いわゆる夜間中学は、様々な事情から義務教育未修了のまま学齢を超過した方々や、本国で義務教育を修了していない外国籍の方々等の就学の機会の確保に重要な役割を果たしています。全国では31都道府県(18)・指定都市(13)に53校が設置(令和6年4月時点)されており、本道では、札幌市において北海道初の公立夜間中学「星友館中学校」が令和4年4月に開校しました。
なお、道内にはボランティアなどにより運営されている民間の夜間中学(自主夜間中学)が4校あります。自主夜間中学は「学校」としての認可を受けていないため、中学校の卒業資格を得ることはできませんが、すでに中学校を卒業していながら学び直しを求める方、日本語を学びたい外国人の方など幅広い方々が学べる場所となっています。
公立夜間中学設置等による教育機会の確保に向けて
北海道教育委員会では国の制度や道内の現状、他都府県による様々な取組などについて取りまとめ、その情報を道内市町村に提供することや、市町村及び有識者の方々との協議会を開催する等、公立夜間中学設置等による教育機会の確保に向けた取組を推進しています。