(平成30年11月6日)
この度、道教委では、平成30年度に実施された全国学力・学習状況調査の調査結果
等を分析し、報告書として取りまとめました。
本報告書では、全道の詳細な状況や管内別の状況、そして、道教委による市町村名
を明らかにした公表に同意いただいた市町村の状況を掲載しています。
1 平均正答率の推移
2 調査結果のレーダーチャート図
3 正答率の状況
2 各管内の状況
3 市町村の状況及び学力向上策
【資料編】 北海道の学力向上関連の取組の検証及び改善に向けた取組
1 成果と課題
7 参考資料
・ 「小中一貫教育支援事業カリキュラム作詞全道研修会」成果のまとめ
・ 地時間の目安を決めて子どもの生活リズムを整える!(改訂版)
設問別調査結果や質問紙調査結果のデータはこちらから御覧ください。 (国立教育政策研究所のホームページへ)
平成30年度全国学力・学習状況調査 「北海道版 結果報告書」の公表における教育長
コメント(11月6日)
本報告書は、教科に関する調査と質問紙調査の結果について、全道や管内・市町村の状況を多角的な観点から分析し、成果と課題を示すとともに、教育委員会や学校等における学力向上の取組の参考となるよう、課題の解決に向けた方策と事例を掲載しています。
本道の状況は、中学校の国語Aと理科で全国の平均正答率を上回り、他の教科においても、正答数の少ない子どもの割合が減少するなど、改善の傾向が見られます。一方、学校が検証改善サイクルの確立に取り組んでいるものの教科に関する調査結果にその効果が十分に現れていない、ゲームなどをしている児童生徒の割合が全国よりも高い、などの状況が見られることから、校長のリーダーシップによる組織的な授業改善や、学校と家庭が連携した望ましい生活習慣の確立に向けた取組を一層充実させる必要があると考えています。
道教委では、本道のすべての子どもたちが、社会で自立するために必要な学力をしっかりと身に付けることができるよう、学校、家庭、地域、行政が一体となって、北海道の将来を担う子どもの姿を共有し、学力向上に向けた取組を一層推進してまいります。
教育関係者や保護者の方々はもとより、広く道民の皆様には、本道教育の推進に向け、引き続き深いご理解とご支援を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。