子どもたちの「土曜日の過ごし方」に関する実態や意識についての調査について
生涯学習推進局生涯学習課
1 調査趣旨
学校週5日制は、子どもたちに社会体験や自然体験などの様々な活動を経験させ、子どもたちが自ら学び自ら考える力や豊かな人間性、たくましく生きるための健康や体力などの「生きる力」を育むため実施されてきたが、この度、こうした学校週5日制の趣旨を生かし、子どもたちがより充実した活動ができる環境を整える参考とするため、「土曜日の過ごし方」に関する実態や意識を把握する。
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対象者 |
回収数 |
回収率 |
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小5 |
30,130人 |
29,018人 |
96.3% |
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中2 |
31,352人 |
29,576人 |
94.3% |
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合計 |
61,482人 |
58,594人 |
95.3% |
2 対象等
2学期開始時点で在籍している、公立小中学校の小学校5年生、中学校2年生(国立、札幌市立、中等教育学校を除く。)
3 時期・方法
平成22年8月下旬から9月上旬、各学校を通じてアンケート配布、回収
4 主な調査項目
土曜日に誰と過ごしているのか / 土曜日にどこで過ごしているのか /
土曜日に何をして過ごしているのか / 市町村等が計画する土曜日の事業への参加状況 /
土曜日の行事等に参加したことがない理由 / など (多項選択方式(単一回答・複数回答))
5 結果概要
(1) 土曜日の過ごし方
<誰と> <どこで> <何をして>
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小5 |
中2 |
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小5 |
中2 |
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小5 |
中2 |
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第1位 |
親 |
学校の友達 |
第1位 |
自分の家 |
自分の家 |
第1位 |
ゲーム |
少年団活動や部活動 | ||
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33.0% |
27.9% |
43.2% |
40.3% |
17.9% |
19.1% | |||||
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第2位 |
兄弟姉妹 |
親 |
第2位 |
グラウンドなどスポーツ施設 |
学校 |
第2位 |
テレビ |
ゲーム | ||
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21.9% |
23.3% |
12.9% |
17.7% |
14.6% |
13.3% | |||||
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第3位 |
学校の友達 |
スポーツや趣味の仲間 |
第3位 |
友達の家 |
友達の家 |
第3位 |
外遊び |
テレビ | ||
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16.0% |
17.7% |
10.0% |
10.9% |
13.9% |
12.5% | |||||
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- 複数回答 - |
- 複数回答 - |
- 複数回答 - | ||||||||
=ポイント=
※過ごす場所では「自分の家」が最も多く、内容では、中学生で第1位が「少年団活動や部活動」となり、このほか、小中とも「ゲーム」・「テレビ(DVD)」が上位となった。
(2) 土曜日に行われる行事について
<参加経験> <参加経験のない理由> <充実して過ごすために>
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小5 |
中2 |
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小5 |
中2 |
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小5 |
中2 |
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ある |
74.8% |
58.9% |
第1位 |
あることを知らなかった |
あることを知らなかった |
第1位 |
休日なので自由に過ごさせてほしい |
休日なので自由に過ごさせてほしい | ||
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34.5% |
35.0% |
27.3% |
41.8% | |||||||
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ない |
24.8% |
40.3% |
第2位 |
他の用事や活動があった |
参加する気持ちにならなかった |
第2位 |
公園など遊べる場所を増やしてほしい |
公園など遊べる場所を増やしてほしい | ||
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23.0% |
28.1% |
25.1% |
14.9% | |||||||
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第3位 |
参加する気持ちにならなかった |
他の用事や活動があった |
第3位 |
スポーツ・文化行事を増やしてほしい |
博物館など施設を便利にしてほしい | ||
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17.2% |
19.3% |
14.4% |
13.9% | |||||
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- 複数回答 - | ||||||||
=ポイント=
※参加経験のある児童生徒が過半数を占めるが、小学生と比較して、中学生は参加経験のある割合が低かった。また、経験のない理由では、小中とも「あることを知らなかった」が最も多かった。
※土曜日を充実して過ごすために希望することについては、小中とも「休日なので自由に過ごさせてほしい」が第1位。次いで「公園など遊べる場所を増やしてほしい」だった。
(3) 土曜日のあり方
<学校が休みであること> <休みでよいと思う理由>
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小5 |
中2 |
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小5 |
中2 |
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小5 |
中2 | |
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休みでよい |
82.5% |
85.4% |
第1位 |
好きなことに取り組むことができてよい |
好きなことに取り組むことができてよい |
家庭学習で学校の授業の予習・復習がしっかりできてよい |
2.2% |
2.4% | |||
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22.9% |
27.3% |
第7位 |
第6位 | ||||||||
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学校に行くほうがよい |
6.2% |
3.9% |
第2位 |
家族とゆっくり過ごすことができてよい |
ゆっくり体を休めることができてよい |
地域行事、ボランティアなどに参加できてよい |
1.2% |
0.3% | |||
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21.6% |
23.4% |
第8位 |
第9位 | ||||||||
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どちらとも言えない |
10.7% |
9.9% |
第3位 |
ゆっくり体を休めることができてよい |
友達とゆっくり過ごすことができてよい |
注:複数回答の設問に対し、回答数の多い選択肢の順に順位を付したものであり、設問ごと母数は異なる。 注:百分率は、回答総数中の割合。小数点第2位を四捨五入、また、上位の選択肢のみ表示していることから、合計は100%にならない。 | |||||
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18.9% |
17.3% |
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- 複数回答 - |
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=ポイント=
※「学校が休みでよい」が大多数を占め、その理由として「好きなことに取り組むことができてよい」が最も多く、「地域行事、ボランティアなどに参加できる」、「家庭学習で学校の授業の予習・復習がしっかりできる」の割合が低い。
(4) 月曜日から金曜日までの平日に学校の授業が終わった後の過ごし方について
<何をして>
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小5 |
中2 |
=ポイント= ※土曜日の過ごし方と同様、中学生で「少年団活動や部活動」が第1位のほか、小中学生とも「ゲーム」や「テレビ(DVD)」が上位を占めている。 |
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第1位 |
外遊び |
少年団活動や部活動 | |
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| ||||
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15.6% |
19.3% | ||
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第2位 |
ゲーム |
テレビ |
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14.9% |
12.6% |
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第3位 |
テレビ |
ゲーム |
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12.0% |
10.8% |
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- 複数回答 - |
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6 調査結果を踏まえた今後の道教委の取組
(1) 調査結果から見られた課題
・ 土曜日の活動内容については、中学生で「少年団活動や部活動」が第1位とする一方で、小中学生とも平日の下校後と同様に「ゲーム」や「テレビ(DVD)」が上位を占めていることから、こうした子どもたちが主体的に体験活動等に参加し、豊かな体験ができるよう努める必要がある。
・ 土曜日に行われる地域の行事に参加経験のある児童生徒は過半数を占めるが、小学生と比較して、中学生の参加経験のある割合が低かった。また、その行事に参加しなかった理由として、「行事があることを知らなかった」や「行事に参加する気持ちにならなかった」が上位を占めており、行政や各種団体、企業等が魅力ある事業を企画するとともに、効果的な周知方法について検討する必要がある。
・ 土曜日が休みでよいという理由については、「自分の好きなことに取り組むことができてよい」の割合が多く、「学校の授業では体験できない地域行事やボランティア活動などに参加できる」、「家庭学習で学校の授業の予習・復習がしっかりできる」の割合が低い。
また、月曜日から金曜日までの平日の学校の授業が終わった後の過ごし方については、「少年団活動や部活動」の一方で、「ゲーム」や「テレビ(DVD)」が上位を占めていることから、こうした子どもたちの余暇の活用を改善する必要がある。
(2) 今後の道教委の取組
・ 保護者や地域住民に対して、完全学校週5日制の趣旨とそれに関わる家庭及び地域社会の役割についての意識啓発をより一層図っていく。また、平日の下校後や土曜日等の過ごし方の改善を図るため、学習時間や運動時間の確保などの個別の目標に対応した「生活リズムチェックシート」を開発し、各家庭に普及させるよう、市町村教育委員会や各学校、PTA等に働きかけていく。
・ 体験活動をより一層促進するため、自然体験活動を推進する指導者や地域づくりに取り組む中高生リーダーの養成に努めるとともに、魅力ある事業の企画立案や効果的な周知方法などについて検討し、行政担当者や青少年に関わる関係者に対して、それらについての研修機会の提供に努める。
・ 子どもたちの平日の下校後や土曜日の活用がゲームやテレビなどに偏っている傾向が見られることから、日曜日や祝日などの余暇の活用も含め、子どもたちが基本的な生活習慣や学習習慣を身に付け、希望や目標をもって充実した生活を送ることができるよう、各学校の学級活動などを通じて生活や学習への適応の指導が子どもの実態を踏まえ適切に行われるよう指導助言に努めるとともに、本道における子どもたちの学力、体力等の実態を踏まえ、学校・家庭・地域全体が連携する中で、子どもたちが学びや多様な体験など、土曜日の活動が活発化・活性化するよう、必要な方策について検討する。
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(2) 調査報告書(pdf形式、615kB)
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