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最終更新日:2019年3月11日(月)

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渡島管内「働き方改革」推進のページ

                               
★働き方改革が目指すもの

  「働き方改革」は、平成28年6月に策定された「ニッポン一億総活躍プラン」に基づき、少子高齢化や子育て支援、社会保障の基盤を強化することなどを目的としています。そのキーポイントとなるのが「働き方改革」です。


  「働き方改革」とは、働く方々が、それぞれの事情に応じた多様な働き方を選択できる社会を実現する働き方改革を総合的に推進するために、長時間労働の是正、多様で柔軟な働き方の実現、雇用形態にかかわらない公正な待遇を確保することにあります。

  北海道教育委員会としても、道内全ての学校で、教員が授業や授業準備等に集中し、健康でいきいきとやりがいをもって勤務しながら、学校教育の質を高められる環境の確保が必要であると考えています。


  しかし「事務処理」や「部活動指導」などで勤務時間を大幅に超える等の課題等があることから、平成21年度に「教育職員の時間外勤務等の改善に向けた取組方策」を策定し、学校等の事務処理体制の改善、部活動指導の実施体制の検討など、改善に向けた取組を進めているところです。また、平成29年度には「学校における働き方改革推進プロジェクトチーム」を庁内に設置し、働き方改革を整備するとともに、北海道教育委員会が主導して、道内全ての学校において働き方改革を行うため、業務改善の方向性を示した「学校における働き方改革『北海道アクション・プラン』」を作成しました。

※参考 厚生労働省 労働調査会「働き方改革」
        北海道教育委員会 「学校における働き方改革 北海道アクション・プラン」


★渡島管内「働き方改革」ワーキンググループの取組について

                                      イラスト屋
  これに基づき、渡島教育局においてもワーキンググループを局内に設置しました。学校訪問等を通じて、学校現場の実情を把握し、各学校で役立つ実践例を周知することにより、より実効性のある働き方改革を進めていくことを目指しています。

  今回の取材から、各市町の学校において、働き方改革の実現に向けた様々な取組を進めていることがわかりました。いくつかの取組について紹介いたします。

1 取組事例
 (1) 職場環境の整備について


  〇 通学路の見守りや学習の補助、スキーや水泳の指導などに地域住民や

           PTAにお願いするなど、地域人材の活用による教職員の負担を軽減する

           ための取組(3校)


  〇 ネットワーク上で資料配布やPCを使った職員会議によるペーパーレス化

          を進める取組(3校)


  〇 モニターやPCを活用した連絡事項の伝達を行い、会議時間を短縮する

    取組(2校)


  〇 成績処理や教材等のデータを共有し、業務の効率化を進める取組

    (6校)

                                                                          画像 PCを活用した連絡事項の伝達

                                                                                       PC等を活用した連絡事項の伝達

  (2) 勤務時間を意識した働き方の推進について


  〇 管理職からの退勤を促す声かけや、業務の削減や事業準備の軽減等を

          意識した業務の遂行による勤務時間を意識させる取組(5校)

  〇 曜日を決めて定時退勤日を設定したり、職員会議や研修日を定時退勤

    日(部活動も休止)としたりするなど、計画的な勤務時間縮減の取組

    (8校)

 特色ある事例

〇 時間外の問い合わせへの対応
   19時以降の保護者からの問い合わせについては、教頭などが内容の   
   精査を行い、翌日以降の勤務時間中に連絡を取るようにし、保護者に  
   も勤務時間を意識してもらっている。

〇 退勤時間の見える化                
   「かえるの時計板」を職員室黒板へ掲示し、退勤時間の見える化
   により、職員が勤務時間を意識しながら業務を進めるようにしている。

      


                                画像 かえるの時計板 
                          かえるの時計板      

  

  (3) 学校(職場)の運営体制について


  〇 勤務時間、退勤時間を自己申告したり、一覧表に記入したりするなどし、

    勤務時間の管理を適切に行う取組(3校)

   画像 PCとICカードを活用した出退勤の管理     働き方写真
      PCとICカードを活用した出退勤の管理            出勤時間を記入する一覧表

 

   〇 年度当初会議や面談等の機会に、WLB(ワークライフバランス)、働き方

         改革について周知し、教職員の理解促進を図るための取組(4校)

                                         画像 掲示による意識化

                                               掲示による意識化

   〇 職員会議について、事前の準備(資料作成や企画委員会での打合せ)

    を明確にルール化し、時間短縮と業務の効率化を図る取組(3校)


      〇 市内・町内のすべての学校で学校閉庁日を設定し、休暇を取得しやすく

     するための取組 

                               


  〇 資料や道具の整理・保管を適切に行い、データ化や共有を進めるととも

    に、計画や評価の様式も統一化し、合理的に業務を進めるための取組

    (3校)


  (4) 部活動(少年団)指導について


   〇 部活動の顧問を複数配置し、教職員の負担軽減のために指導体制の

          工夫を進める取組(2校)


   〇 休養日の設定や定時退勤日(職員会議や研修日を含む)は部活動を休

    止する取組(3校)


2 成果と課題

  各学校で取組を進める中で次のような成果が上げられましたが、同時に課題

  も明らかになってきました。

 (1) 成果
    〇 会議資料を事前に作成・配布し目を通すことにより、会議時間の短縮が 

         できた。


    〇 教職員は退勤時間を意識することにより、以前より残ることが少なくなっ

    た。


    〇 「年休が取りやすくなった」「休みやすくなった」という声が聴かれるように

   なった。

                             

 (2) 課題


  〇 ボランティアの受入には調整に時間がかかるため、今すぐに受け入れる

    というところまで行っていない。


  〇 校務支援システムを導入したいが、学校単独では導入できない。


  〇 対応時間や部活動について、保護者の理解が必要である。


  〇 個人の計画もある中で、学校閉庁日に一律に年休を取らせることには、

    違和感があるという声も聴かれた。


  〇 学校閉庁日については、学校によっては地域の行事等もあり、町内一斉 

    には設定できなかった。


  〇 部活動の休養日等は、市町で一斉に導入しないと、働き方改革に取り組

    んでいる学校ほど、保護者等の理解が得られにくくなり、取組を進めるこ

    とが難しくなってしまう。

  


 今回の取材にあたり、各市町の学校に御協力をいただきました。お忙しい
 中御対応いただきました、各学校の方々に改めて感謝申し上げます。

 【今回の取材にご協力いただいた学校】

 函 館 市:深堀小学校・五稜郭中学校

北 斗 市:萩野小学校

 松 前 町:松前中学校

知 内 町:湯ノ里小学校

 森  町:さわら小学校

鹿 部 町:鹿部小学校

 長万部町:長万部小学校 

八 雲 町:野田生中学校

  ※小学校6校 中学校3校 計9校 


※ 今後も取組事例については、随時紹介させていただきます。


★「働き方改革」関連リンク

厚生労働省ホームページ 「『働き方改革』の実現に向けて」

文部科学省ホームページ「学校における働き方改革特別部会」

スポーツ庁「運動部の在り方に関する総合的なガイドライン」

文化庁「文化部活動の在り方に関する総合的なガイドライン」

北海道教育委員会ホームページ 総務政策局教職員課 「学校における働き方改革『北海道アクション・プラン』」

★渡島管内「働き方改革」通信

 ◎第1号

このページに関するお問い合わせ
〒041-8557 北海道函館市美原4丁目6番16号
         渡島教育局「『働き方改革』ワーキンググループ」
  電話番号:0138-47-9586    FAX番号:0138-47-9216