○ 「てっぺん学び愛塾」に参加してみて
私は稚内高校に市内の小学校5・6年生が集まり、高校生が学習サポートを行う、「てっぺん学び愛塾」のチューターとして活動しました。第一回目の担当グループだったこと、今年が初の取組みだったこともあり、準備の段階から手探りの状態でしたが、事前に用意したプリントとフラッシュ教材を使いながら小学生との学習を行いました。
てっぺん学び愛塾は、わたしたちがどのように小学生に教えたらいいのかを示してくれる先生はいません。今まで、私たちに先生がどのように教えてきてくれたかを思い出し、自分がどのように教えてもらったらわかりやすかったか、理解しやすいか等を考えながら教えていきます。もととなるプリントからフラッシュ教材を使い問題を出題し、次にそのプリントで学習、最後に小学生がそれぞれ持ってきた教材で自習を行います。中でも一番苦労したのが自習の時間でした。それぞれの子供達がどのように勉強しているのか、どこでわからなくなっているのか理解するのが難しく、どう教えればいいのかわかりませんでした。鉛筆が止まっている子には、「どこがわからない?」などと声をかけたりしました。
すると、疑問なところを質問されたりするのですが、自分の中でわかっていても説明するのが難しく苦労しました。そこで、具体例などをあげて説明すると理解してくれたようで充実感がありました。
わたしは、今まで教えてくれた、そして今教えてくれている先生方が、いかに苦労しながら教えてくれているのかわかりました。てっぺん学び愛塾のチューターは、プリントの用意から会場の準備、そして、小学生に教えるというところまで自分たちで行う活動で、不安になったり大変になることもありました。でも、担当の宗谷教育局の方や先生方のサポートもあり、最後まで自分たちでやり遂げることができました。
この活動を通して、勉強を教えることの大変さを学ぶことができました。現に、私は今高校生です。先生に勉強を教えてもらう立場として、それがいかに大変なことで苦労が必要なのかということがわかり、教えてくれる先生方に感謝し、自分がもっと懸命に勉強をしようと思いました。小学生に勉強を教え、交流するという機会もあまりないので、よい経験だったと思います。とても多くのことを学べる取組みだと思うので、もっと多くの人に参加してもらえるものになればいいと思います。
北海道稚内高等学校1学年 米津 菜美