○ 「てっぺん学び愛塾」(高校生学習チューター事業)の取組

     開講の様子

「てっぺん学び愛塾」開講

 宗谷教育局では、高校生が小学校5・6年生に勉強を教える「てっぺん学び愛塾」を実施しています。
 この事業は、小学生の学校の授業時間以外における学習機会を充実させるため、放課後の時間を利用した高校生による学習サポートを行い、もって、学力向上を図ることを目的として、本年度から新たに実施しているものです。  
 1回目の実施となった10月5日(水)には、稚内市内の小学校5・6年生25名が稚内高校に集まり、約1時間、主に国語の学習を行いました。
 先生役は稚内高校のボランティア高校生チューターです。この日担当となった6名の高校生は、事前に問題を作成したり、会場を設営したり準備を進めてきていました。

     学習の様子

フラッシュ型教材に挑戦

  まずはじめに、「フラッシュ型教材」を活用し、基礎・基本の学習を全体で行いました。高校生が事前に作成した問題をスクリーンに映し出し、小学生は、次々と提示される問題を瞬時に解こうと真剣に取り組んでいます。この日は漢字の読み問題が出題されました。出題を担当した高校生は、ひと通りの学習が終わった後、再度問題を提示し、内容の確認を丁寧に行っていました。

    

 

 全体での学習の次は、道教委が作成している「チャレンジテスト」に挑戦です。小学生は、フラッシュ型教材により一度学習した漢字を、今度は自分の力で解答します。この間、高校生は小学生の解答状況を確認しながら、必要に応じて個別に教えていました。 

 最後は、自習の時間です。小学生は学校の宿題や、家庭学習で使っているテキストなどを持参してきています。分からない問題があっても近くに高校生がいる心強さも手伝って、小学生は積極的に質問しながら、熱心に自習に取り組んでいました。 

     自習時間の様子

丁寧に小学生をサポートする高校生

 参加した小学生からは「最初はよくわかないところもあったけど、最後まで参加してみようと思う」という声が、高校生からは「全員がどこまで理解してくれているのかを判断するのが難しい」、「もう少し難しい問題を用意してもよかった」などの意見や反省の声が聞かれました。

 この「てっぺん学び愛塾」は10月から12月までの間に10回実施し、国語と算数を5回ずつ取り扱うこととしています。小学生にとっては、基礎・基本の習得や学習意欲の向上に、高校生にとっては、ボランティア体験による自己有用感の高まりに、この事業が役立つことを期待しています。

 

宗谷教育局企画総務課主査 石黒 千栄子