○ アイヌの人たちの歴史や文化に触れる「ふるさと学習」の取組

 白老町立萩野小学校は、アイヌ民族博物館や「ポロトコタン」を有する白老町のほぼ中央に位置する小学校で、恵まれた地域の教育環境を生かし、アイヌの人たちの歴史や文化に触れる「ふるさと学習」を実施しています。

萩野小学校

<アイヌ民族博物館で説明を受ける様子>
 10月22日(木)、第4学年の児童35名がアイヌ民族博物館を訪れ、昔のアイヌの人たちの生活や食文化に実際に触れ、現在の自分たちの生活との共通点や相違点について考えました。
 子どもたちは、資料館や「チセ」(アイヌの人たちの家)を見学し、各々のテーマに基づいた課題について学芸員に積極的に質問をしていました。


 <子どもの感想>
 チセは、思ったよりも広かったです。
 いろりのような炉の上にさけがさげられていて、自然にくんせいができる仕組みになっているということを教えてもらい、すごい知恵だなあとびっくりしました。
 

 子どもたちは、昔の暮らしとの違いを実感していました。

   萩野小学校2

   

   <「チェプ・オハウ」試食会の様子>

 お昼には、アイヌの人たちの伝統的な料理である「チェプ・オハウ」の食材や調理方法について学び、実際に試食しました。
 「オハウ」とは、日本語で汁という意味で、魚や昆布、動物の骨などでだしをとって、様々な山菜や野菜を入れて作ります。北海道料理の「三平汁」のルーツであるとも言われています。

 子どもたちは、アイヌの人たちが自然等とのかかわりの中ではぐくんできた文化や豊かな知恵に触れ、自分たちが住む白老町のことをもっと知りたい、アイヌの人たちの歴史や文化についてもっと調べてみたいと目を輝かせていました。

 このように萩野小学校は、地域の特色を生かした体験的な活動を通して、ふるさと白老を大切にする教育活動を進めています。

胆振教育局生涯学習課義務教育指導班指導主事 長谷川 美栄子