「目標に向かって頑張っている皆さんへ」
先月、美唄聖華高等学校で行われた「戴帽式」に出席しました。
美唄聖華高校をよくご存じない方のために説明すると、同校は、看護師資格取得を目指す学科のみを置く専門高校で、こうした学科を置く道立高校は、同校のほかには稚内高校(普通科との併置)しかありません。
戴帽式は、高校に入学して2年間、看護に関する基礎的な知識と技術を学んできた生徒たちが、これから医療機関など実際に患者さんと接する場所での実習に出る際、使命と責任を自覚し、決意を新たにするため行われる、いわば区切りの儀式です。
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式は、厳粛な雰囲気の中で始まり、78名の生徒一人一人が校長先生からナースキャップ(男子生徒は胸章)を戴き、最後は、照明が落とされた体育館の中、全員で「看護の灯」をともし、「誓いのことば」を宣誓するというものでした。 この荘厳ともいえる戴帽式に、私はとても感動しましたが、それは、式の雰囲気が素晴らしいということだけではなく、看護師になるという夢や目標を持って本校に入学した生徒たちが、今まさに、その思いを胸に臨床の場に出て行く、そうした一人一人の真剣な姿勢に、心を打たれたからです。 |
| 医療の現場は厳しい世界です。 実際の看護師さんたちが働く医療現場では、夜勤などの変則勤務や救命救急外来での勤務など、患者さんの生命を預かる中で、身体的にも精神的にも大きな負担がかかります。 これから実習に出る皆さんは、そうした医療現場の厳しさというものを肌で感じることになると思いますが、自分の健康にも十分気をつけながら、けがや病気、高齢などで健康に不安を持つ多くの患者さんたちのため、これまで学んできたことや、戴帽式で抱いた感動を忘れずに、精一杯努力してほしいと思います。 |
私は、このように自分の目標をしっかりと持ち、その実現に向かって日々頑張っている皆さんを、心から応援しています。
平成20年7月
北海道教育委員会教育長