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最終更新日:2013年3月07日(木)


メールマガジン未来人「食育短信」


No.4 2006年09月20日発行 【食育短信】vol.1

「朝ごはんを食べよう」

 暑かった夏も終わり、過ごしやすい季節になりました。食欲の秋。北海道の旬の味覚をたっぷり味わいたいものです。そして、食物を育ててくれた方々への感謝、自然への畏敬、生命の尊さやすばらしさについても、感じたり、考えたりしませんか。

○さて、皆さんのご家庭では、子どもたちは、朝ごはんを食べて登校していますか。 
 夜更かしと朝寝坊で朝ごはんを食べないということはありませんか。基本的生活習慣の乱れは、学習意欲や体力、気力の低下の要因の一つと言われています。
 子どもたちが健やかに成長していくためには、適切な運動、調和のとれた食事、十分な休養・睡眠が大切です。朝ごはんをしっかりと食べることから、一日の生活のリズムを整えてみましょう。

○今年4月に「早寝早起き朝ごはん」全国協議会が設立され、子どもの基本的生活習慣の確立や生活リズムの向上につながる運動を積極的に展開しています。
 「早寝早起き朝ごはん」運動の情報は次のURLからご覧になれます。
  http://www.hayanehayaoki.com/

 

No.5 2006年10月20日発行  【食育短信】vol.2
「食育のススメ」

 最近、様々な場面で食育が論じられています。道教委でも、この「食育短信」で、家庭や地域の皆さんへ「食育」に関する情報をお届けしています。
 皆さんは、そもそも「食育」って何だろうと思うことはありませんか。法律や条例では、
◇食育基本法:生きる上での基本であって、知育、徳育及び体育の基礎となるべきもの。
◇北海道食の安全・安心条例:食に関する知識及び食を選択する力を習得し、健全な食生活を実践するこ
  とができる人間を育てること。
としています。
 子どもたちに対する「食育」は、生涯にわたって健全な心と身体を培い、豊かな人間性を育むうえで大切なことですが、「食育」はあらゆる世代で大切なことです。私たち“大人”も子どもたちへの食育を通じて自らの健康と食について考えてみましょう。

○北海道では、道民それぞれのライフステージに応じて、家庭や学校、地域がお互いに補完し合い、関係者が連携しながら食育の取組を進めるため、「北海道食育推進行動計画」を昨年12月に策定し、道教委をはじめ関係各部が食育に取り組んでいます。
 「北海道食育推進行動計画」では、食育で学ぶ具体的内容として「食を楽しむ」など10の柱を設定し、「乳・幼児期」など6つに分けたライフステージごとに学ぶ事項を整理しています。また、家庭、学校・保育所等、地域など生活シーンに応じて北海道らしい食育を進める方法や事例も紹介しています。この計画は下記URLに掲載しています。
 http://www.pref.hokkaido.lg.jp/ns/shs/data/index.htm

○また、下記の政府広報オンラインコーナーに「みんなの食育ガイド」(動画フラッシュ)が掲載されています。食育基本法のことや毎日の食事を見直すための「何をどれだけ」、「どのように」食べればよいかといった情報や様々な分野における食育活動を紹介しています。
 http://www.gov-online.go.jp/pickup/index.html
 (このページの「オンライン映像」からご覧になれます。)

 

No.6 2006年11月20日発行  【食育短信】vol.3

「行事食を楽しみましょう」

 日本は四季がはっきりしており、情景や旬によって季節感を味わうことができる国です。先祖や自然の恵みに感謝して健康で幸せに暮らせるよう、日本各地では、季節によって様々な行事があり、行事に合わせて、食べるものが「行事食」です。行事食を囲みながら、行事の本来の意味をお子さんと一緒に考えてみてはいかがでしょうか。

○ おもな行事食を紹介します。皆さんのご家庭独自の「行事食」もあったら、楽しいですね。
  冬  冬至      いとこ煮(かぼちゃ)
     大晦日         年越しそば
     正月           おせち料理、お雑煮
     七日正月      七草がゆ
     節分      節分豆
  春  桃の節句      ひしもち、はまぐりのうしおじる
     端午の節句  ちまき、かしわもち
  夏  七夕           そうめん
     土用丑の日  うなぎのかば焼き
     お盆           精進料理
  秋  十五夜         お月見だんご
     秋の彼岸      おはぎ

No.7 2006年12月20日発行  【食育短信】vol.4

「冬休みも牛乳を飲みましょう」
○ 学校は、もうすぐ冬休みになります。冬休みは、クリスマスやお正月など、子どもたちにとっては楽しい    行事がある一方、受験生などは、一生懸命がんばっていることと思います。
  さて、学校給食では、ほぼ毎日、牛乳が出されていますが、冬休みなどは、ご家庭で牛乳を飲んでいら
  っしゃいますか。牛乳は、子どもたちのカルシウム摂取に効果的ですので、長期休業中もご家庭での飲
 用をお薦めします。
  寒い夜、受験勉強に疲れたらホットミルクで“ほっと一息”なんて、いかがですか。
○ 牛乳や乳製品を使ったレシピなどの情報が、次のURLでご覧になれます。
 「からだにいいコト3-A-Day」(社団法人日本酪農乳業協会)
 http://www.3aday.jp/index.php

「ノロウイルスによる感染性胃腸炎や食中毒の予防対策」
○ 今年の冬は、ノロウイルスによる感染性胃腸炎や食中毒が多発しています。
   主な症状は、吐き気、おう吐、下痢、腹痛などですが、ノロウイルスの感染力はとても強いため、一人の
  感染者から多くの二次感染を引き起こすおそれがあります。特に調理に従事する人が感染していた場
  合、その手指を介して汚染された食品により食中毒を起こすことがあります。また、食品による感染だけ
  でなく、ウイルスが付着した床や手すり、ドアノブなどに触れた人の手を介して二次感染する場合もありま
  す。
  学校給食の調理場では、衛生管理や調理従事員の健康管理を徹底し、ノロウイルスによる食中毒の
 防止に万全を期すこととしていますが、ご家庭でも十分な手洗いの励行や加熱調理の徹底などで感染
 防止対策を行いましょう。

 

No.8 2007年01月19日発行  【食育短信】vol.5

「学校給食講座1」
○あけましておめでとうございます。本年も「食育短信」をよろしくお願いいたします。
 さて、皆さんのご家庭の中には、この春、小学校入学を控えたお子様がいらっしゃるところもあることと思います。勉強したり、運動したり、新しい友だちができたり、お子さんも保護者の方も、楽しく充実した学校生活に期待を寄せられていることでしょう。学校生活の中には、楽しいことがたくさんありますが、楽しみといえば、やはり「給食」と思うお子さんも多いと思います。また、食べ物の好き嫌いがあったりすると、給食は「ちょっぴり心配」と思っているお子さんや保護者の方もいらっしゃると思います。
 そこで、「食育短信」では、今月と来月の2回にわたって、「学校給食」についてお伝えしますので、参考にしてください。

○学校給食の目標
 まず、ちょっとカタい話から。学校では、なぜ「学校給食」が行われているのでしょう。単なる「昼食」?いえいえそうではありません。学校給食は、法律で次のような目標が定められ(学校給食法第2条)、健康教育の一環として実施されています。
 1日常生活における食事について、正しい理解と望ましい習慣を養うこと。
 2学校生活を豊かにし、明るい社交性を養うこと。
 3食生活の合理化、栄養の改善及び健康の増進を図ること。
 4食糧の生産、配分及び消費について、正しい理解に導くこと。
 次のURL(道教委学校安全・健康課のホームページ)で、学校給食の実施状況や食に関する指導について、資料を掲載しています。
  http://www.dokyoi.pref.hokkaido.lg.jp/hk/kak/index.htm

○学校給食の献立
 学校や給食センターでは、栄養教諭や学校栄養職員が、日々成長している子どもたちのために必要な栄養が摂れるように、学校給食の献立を作成しています。
 学校給食の栄養量は、文部科学省から基準が示されていて、子どもたちが1日に必要な栄養量のおよそ1/3を摂るようにすることとしています。また、成長期に特に必要な「カルシウム」については、1日の必要量の1/2以上をとることとし、生活習慣病予防のために「食物繊維」を多く、「食塩」は少なく摂るようにしています。
 献立内容は、「和食」「洋食」「中華」と変化を持たせ、可能な限り「旬の食材」や「地場産物」の使用を心がけています。また、子どもたちが家庭で普段食べる機会の少ない、「豆類」「小魚」「海藻類」などを美味しく食べられるような献立の工夫をしています。
 次のURL(財団法人北海道学校給食会のホームページ)で、学校給食の実際の献立例の一部を紹介しています。レシピがありますので、入学前にご家庭で試してみてはいかがでしょう。
 http://www.hgk.or.jp/recipe/recipe.htm

 

No.9 2007年02月20日発行 【食育短信】vol.6

「学校給食講座2」
 1月号に引き続き、学校給食についてお伝えします。
 小学校入学を控え、「食べ物の好き嫌いが多くて給食が食べられるか心配」、「食物アレルギーがあるけれど給食は大丈夫かな」など、ご心配されているご家庭があるのではないでしょうか?
 入学して初めて経験する学校給食は、お子さまにとっては家庭の食事と違い、とまどいもあると思いますが、なるべく早く学校給食に慣れていただけるよう、ご家庭でも次のようなことに心がけてみてください。
○食生活のリズムを整えましょう。
 食事は朝、昼、夕、おやつと時間をわけてきちんと食べるようにしておきましょう。 
 朝食は一日の活動の源です。しっかり食べさせて登校させましょう。
○食事に集中させるようにしましょう。
 学校給食の時間は、学校によって様々ですが、一定の時間が決められていますので、普段から、テレビを見たり、遊びながら食べないよう、食べることに集中できるよう、心がけましょう。「よくかんで食べる」ことも、大切ですね。
○嫌いなものにも少しずつチャレンジ
 新1年生の偏食で多いのが、食べず嫌いです。小さい時から、いろいろな食品にふれる体験をしていくことが大切です。学校給食は、お友だちとみんなで同じものを食べる機会ですので、好き嫌いを少なくするきっかけとなることもあります。
○食物アレルギー等で給食にご心配がある場合は学校にご相談ください。
 児童生徒の食物アレルギー等に対する学校給食の対応は、市町村によって様々ですので、ご心配なときは、いつでも学校に相談してください。

◆学校給食費の負担に御理解を!◆
・学校給食を円滑に実施するためには、保護者の方々に、学校給食費を適切に負担していただくことが不可欠です。
 最近行った学校給食費の徴収に関する調査では、北海道全体で、未納額が約2億7,500万円、未納率は2.4%となっており、全国の平均を大きく上回っています。
・学校給食は、学校教育活動の一環として実施され、児童生徒が食に関する正しい知識と望ましい食習慣を身に付ける上で重要な役割を担っており、学校給食法の規定により、食材費等は保護者が負担することとされています。保護者の方々には、このことを改めて御理解いただき、御協力をお願いいたします。

 

No.10 2007年03月20日発行 【食育短信】vol.7

「地産地消」
○「地産地消」という言葉をご存じでしょうか。「地場生産-地場消費」を略した言葉 で、地元でとれた生産物を地元で消費するという意味で使われています。
 学校給食においても、地元の生産物を使用することは、安全で安心な学校給食の実施 のみならず、児童生徒が郷土に対する関心を高めたり、地域の産業に理解を深めるなど の教育的効果が期待できますことから、各調理場が工夫を凝らして、地元の生産物を使 用した献立の実施に取り組んでいます。
  道教委では、こうした取組を推進するための参考資料として、このたび、平成17年 度の学校給食における地場産物(北海道産農林水産物)の使用状況をまとめましたので、次のURLでご覧ください。
http://www.dokyoi.pref.hokkaido.lg.jp/hk/kak/kyusyoku/

◆学校給食費の負担に御理解を!
 学校給食は、学校教育活動の一環として実施され、児童生徒が食に関する正しい知識と望ましい食習慣を身に付ける上で重要な役割を担っており、学校給食法の規定により、食材費等は保護者が負担することとされています。保護者の方々には、このことを改めて御理解いただき、御協力をお願いいたします。

No.11 2007年04月20日発行  【食育短信】vol.8

「牛乳を使用した献立集」
 北海道教育委員会では、毎年、社団法人北海道乳業協会と共催し、学校給食調理場の栄養教諭や学校栄養職員、調理員を対象とした牛乳料理講習会を開催しています。
 このたび、過去4年間の講習会で取り上げた献立を「牛乳を使用した児童生徒に喜ばれる献立集」としてまとめました。この献立集は、学校給食の献立作成や親子料理教室などの行事での活用を図るものですが、牛乳は、子どもたちのカルシウム摂取に効果的ですので、ご家庭でも、参考にしてください。
 次のURL(学校安全・健康課学校給食グループのHP)でご覧になれます。(4月23日更新予定)
http://www.dokyoi.pref.hokkaido.lg.jp/hk/kak/kyusyoku/
※このURLには、北海道の学校給食の実施状況や給食施設の状況などを統計資料として
まとめた「北海道の学校給食」も掲載していますので、併せてご覧ください。

◆学校給食費の負担に御理解を!
 学校給食は、学校教育活動の一環として実施され、児童生徒が食に関する正しい知識と望ましい食習慣を身に付ける上で重要な役割を担っており、学校給食法の規定により、食材費等は保護者が負担することとされています。保護者の方々には、このことを改めて御理解いただき、御協力をお願いいたします。

No.12 2007年05月21日発行  【食育短信】vol.9

「学校における食育の推進」
 食育の推進が国民的課題となっている今日、学校においても食育の充実が求められています。
 文部科学省は、中央教育審議会の答申等を踏まえ、次のように食に関する指導の目標を設定しています。
 各学校においては、この目標に基づき、家庭や地域と連携しながら、教育活動全体で食に関する指導を積極的に行うなど、学校における食育の充実に努めているところです。
【食に関する指導の目標】
○食事の重要性、食事の喜び、楽しさを理解する。
○心身の成長や健康の保持増進の上で望ましい栄養や食事のとり方を理解し、自ら管理していく能力を身に付ける。
○正しい知識・情報に基づいて、食物の品質及び安全性等について自ら判断できる能力を身に付ける。
○食事を大切にし、食物の生産等にかかわる人々へ感謝する心をもつ。
○食事のマナーや食事を通じた人間関係形成能力を身に付ける。
○各地域の産物、食文化や食にかかわる歴史等を理解し、尊重する心をもつ。

◆学校給食費の負担に御理解を!
 学校給食は、学校教育活動の一環として実施され、児童生徒が食に関する正しい知識と望ましい食習慣を身に付ける上で重要な役割を担っており、学校給食法の規定により、食材費等は保護者が負担することとされています。保護者の方々には、このことを改めて御理解いただき、御協力をお願いいたします。

No.13 2007年06月21日  【食育短信】vol.10

「学校における食育の推進No.2」
前回、掲載した食に関する指導の目標について、もう少し詳しく考えてみます。
 ○ 食事の重要性(食事の重要性、食事の喜び、楽しさを理解する。)
 食に関する指導の目標の一つとして掲げられて「食事の重要性」については、例えば、
 ・食事は、人間が生きていく上で欠かすことのできないものであること。
 ・食事は、空腹感を満たし、気持ちを静める働きがあること。
 ・仲間との食事や食味のよさは、心を豊かにすること。
 ・食事は規則正しくとることが大切であり、特に、朝食をとることは、心と体を活動できる状態にし、もてる
  力を十分に発揮できるようになること。
 ・外食や中食※、自動販売機やコンビニエンスストア等の食環境と自分の食生活とのかかわりを理解す
   ること。
  などを子どもたちに指導します。
  学校においては、体験的な活動を取り入れたり、栄養教諭や学校栄養職員が授業に参画したりする
 など、実感の伴った理解が得られるよう指導を工夫しています。
 ※ 中食(なかしょく)…手を加えなくても食事として食べられる状態に調理された食
               品を、家庭などに持ち帰って利用する食事形態で、内食(家
               庭で料理したものを家庭で消費)と外食(家庭外で調理され
               たものを家庭外で消費)の中間に位置する概念。【北海道食
               育推進行動計画より】
◆ 学校給食費の負担に御理解を
   学校給食は、学校教育活動の一環として実施され、児童生徒が食に関する正しい知識と望ましい食
 習慣を身に付ける上で重要な役割を担っており、学校給食法の規定により、食材費等は保護者が負担
 することとされています。保護者の方々には、このことを改めて御理解いただき、御協力をお願いいたし
 ます。

No.14 2007年07月20日発行 【食育短信】vol.11

「学校における食育の推進 No.3」
前回、掲載した食に関する指導の目標についての続きの内容です。
                                                                 
  ○ 心身の健康(心身の成長や健康の保持増進の上で望ましい栄養や食事の
   とり方を理解し、自ら管理していく能力を身に付ける。)               
                                                                          
 食に関する指導の目標の一つとして掲げられて「心身の健康」については、例えば、
・手洗いやよくかむこと、よい姿勢や和やかな雰囲気作りは、食事の基本であること。
・規則正しい1日3回の栄養バランスのよい食事は、心身の成長の基本であること。
・栄養のバランスをよくするために、好き嫌い無く食べることが必要であること。
・様々な食品にはそれぞれ栄養的な特徴があること。
・健康の保持増進には、栄養バランスのとれた食事とともに、適切な運動、休養及び
 睡眠が必要であること。
・自分の食生活を見つめ直し、よりよい食習慣を形成しようと努力すること。
などを子どもたちに指導します。
 学校においては、給食の時間をはじめとして、体育、保健体育、家庭、技術・家庭
など、関連する教科等において、これらの事柄を踏まえて、食に関する指導が行われ
ています。

◆楽しい夏休みも早寝・早起き・朝ご飯
  子どもたちが待ちに待った夏休みがやってきました。
 長いお休みは、時間に追われないため、ともすれば、朝寝坊や夜更かしをして生活リズ
ムが乱れがちになります。夏休みを元気に過ごすには「早寝・早起き・朝ご飯」がキーワ
ードです。規則正しい生活リズムに心がけ朝ご飯を食べて、暑さに負けないからだで、充
実した夏休みを過ごしましょう。
 朝ごはんにはコップ1杯の牛乳も忘れずに!!

◆ 学校給食費の負担に御理解を
 学校給食は、学校教育活動の一環として実施され、児童生徒が食に関する正しい知識と
望ましい食習慣を身に付ける上で重要な役割を担っており、学校給食法の規定により、食
材費等は保護者が負担することとされています。保護者の方々には、このことを改めて御
理解いただき、御協力をお願いいたします。

No.15 2007年08月20日発行  【食育短信】vol.12

「学校における食育の推進 No.4」
食に関する指導の目標についての続きの内容です。
                                                                       
 ○ 食品を選択する能力(正しい知識・情報に基づいて、食物の品質及び安全性等に
     ついて自ら判断できる能力を身に付ける。)                   
                                                                          
 食に関する指導の目標の一つとして掲げられて食品を選択する能力」については、
例えば、
・学校給食にはいろいろな食品が使われていること。
・日常食べている食品や、料理の名前や形を知ること。
・食事の準備や後片付けは、安全や衛生に気を付けて行うこと。
・食品表示など食品の品質や安全性等の情報について関心をもつこと。
・食品の品質の良否を見分け、食品に含まれる栄養素やその働きを考え、適切な選択を
  すること。
・食品の衛生に気を付けて、簡単な調理をすること。
  などを子どもたちに指導します。
 学校においては、給食の時間をはじめとして、体育、保健体育、家庭、技術・家庭など
、関連する教科等において、これらの事柄を踏まえて、食に関する指導が行われてい
ます。

◆ 学校給食費未納問題に関する調査研究報告書が取りまとめられました。
北海道学校給食研究協議会では、「学校給食費未納対策専門委員会」を設置し、給食費未
納対策に関する調査・研究を進めてこられましたが、このたび、「学校給食費未納問題に
関する調査研究報告書」として取りまとめ、北海道教育委員会に提出いただきました。
北海道教育委員会では、本報告書を市町村教育委員会に情報提供し、未納対策の有効な方
策として活用していただきたいと考えております。

No.16 2007年09月21日発行  【食育短信】vol.13

「学校における食育の推進 No.5」
食に関する指導の目標についての続きの内容です。

○ 感謝の心(食物を大事にし、食物の生産等にかかわる人々へ感謝する心をもつ。)

食に関する指導の目標の一つとして掲げられている「感謝の心」については、例えば、
・食生活は、生産者をはじめ多くの人々の苦労や努力に支えられていること。
・食料の生産は、すべて自然の恩恵の上に成り立っていること。
・食という行為は、動植物の命を受け継ぐことであること。
・食事のあいさつは、食に関しての感謝の気持ちの表現であること。
・感謝の気持ちの表れとして、残さず食べたり無駄なく調理したりすること。
などを子どもたちに指導します。
 学校においては、給食の時間をはじめとして、特別活動(学級活動)や体育科、家庭科
、社会科、生活科など、関連する教科等において、これらの事柄を踏まえて、食に関する
指導が行われています。

◆サンマのおいしい季節です
~サンマの脂のすごいパワー!~
 今年はサンマが豊漁で、安くて美味しい旬の味をたっぷりと楽しむことができます。
 学校給食でもサンマを取り入れた献立が登場しますが、子どもたちはどうしても魚より
肉を好む傾向があります。しかし、サンマの脂には子どもたちの将来の生活習慣病を予防
するための、すごいパワーがあります。
 食べ物に含まれる、脂肪については、2つのタイプあります。血中コレステロールを上
げ、動脈硬化を起こしやすいのは「飽和脂肪酸」の類で肉類に多く含まれます。 「不飽
和脂肪酸」はその逆の血中コレステロールを下げる、働きをもっており、魚(サンマ)の
脂にはその不飽和脂肪酸の方が圧倒的に多いのです。
 また、不飽和脂肪酸のなかでも、血中コレステロールを下げる働きが強く、血栓をでき
にくするなどで話題を集めているEPA(エイコサペンタエン酸)やDHA(ドコサヘキ
サエン酸)を多く含んでいるのは、サンマを始めとする青背の魚なのです。
 さらに、サンマの主成分であるタンパク質は栄養価が高く、肉や卵などと同じように効
率よく利用されます。また、ビタミンA、B2、D、E、カルシウム、鉄分なども豊富で
す。お家の食卓に魚料理をのせて、子どもの頃から魚を食べる習慣を身につけさせたいも
のですね。

No.17 2007年10月19日発行【食育短信】vol.14

「学校における食育の推進 No.6」
食に関する指導の目標についての続きの内容です。

○ 社会性(食事のマナーや食事を通じた人間関係形成能力を身に付ける。)

食に関する指導の目標の一つとして掲げられている「社会性」については、例えば、
・協力して食事の準備や後片付けをすること。
・はしの使い方、食器の並べ方、話題の選び方などの食事のマナーを身に付けること。
・協力したりマナーを考えたりすることは、相手を思いやることであり、楽しい食事に
  つながること。
・マナーを考え、会話を楽しみながら気持ちよく会食をすること。
・自然界の中で動植物と共に生きている自分の存在について考え、環境や資源に配慮し
  た食生活を実践しようとすること。
 などを子どもたちに指導します。
食事のマナーについては、毎日の給食の時間などで、学級担任等が「給食指導」として日
々の指導を行っています。

◆「早寝 早起き 朝ごはん」北海道のシンボルマーク
 北海道教育委員会では、子どもたちがはつらつとした毎日を送ることができるよう、「
朝食をとらずに登校する子をゼロに」を目標に掲げ、学校・家庭・地域と連携した「早
寝、早起き、朝ごはん」運動を展開し、子どもたちの生活リズムの向上に取り組んでい
ます。
 このたび、「早寝 早起き 朝ごはん」運動を推進するにあたり、北海道独自のシンボル
マークを作成しました。「早寝 早起き 朝ごはん」のイメージに合う小鳥をモチーフに、
周囲を時計に見立てた円で囲いました。 
 このシンボルマークは、道教委ホームページに掲載しており、下記のURLからダウン
ロードすることができます。
http://www.dokyoi.pref.hokkaido.lg.jp/hk/sgg/hayane.htm

No.18 2007年11月20日発行【食育短信】vol.15

「学校における食育の推進 No.7」
食に関する指導の目標についての続きの内容です。

○ 食文化(各地域の産物、食文化や食にかかわる歴史等を理解し、尊重する心をもつ。

食に関する指導の目標の一つとして掲げられている「食文化」については、例えば、
・自分たちの住む地域には、昔から伝わる料理や、季節・行事などにちなんだ料理がある
  こと。
・日常の食事は、地域の農林水産物と関連していること。
・地域の伝統や気候風土と深く結びつき、先人によって培われてきた多様な食文化がある
  こと。
・自分たちの食生活は、他の地域や諸外国とも深いかかわりがあること。
・諸外国の食事の様子を知ることは、国際理解につながるとともに、日本の風土や食文化
  の理解を深めることになること。
などを子どもたちに指導します。
 学校においては、地域の方々や関係の団体と連携しながら、各種料理教室や農業体験な
どを行い、地域の産物や食文化等について興味・関心を高め、尊重する心をはぐくんでい
ます。

ノロウイルス感染にご注意下さい

  食中毒は夏流行するものと思われていますが、近年は、そうではありません。
 学校給食の調理場では、これから流行期を迎える「ノロウイルスによる食中毒」の予防
対策に取り組んでいます。
 ノロウイルスによる感染性胃腸炎や食中毒は特に冬に流行します。
 ノロウイルスは、普通の細菌よりずっと小さく、手指や食品を介して、経口で感染し、
人の腸で増殖し、おう吐、下痢、腹痛などを起こします。
 潜伏期間は1~2日ですが、感染しても症状が出ない人もいます。家族間で感染する場
合もあります。
 また、下痢が治っても、しばらくは便中にウイルスが排出されますので、油断できませ
ん。予防の基本は手洗いです。せっけんを充分泡立て、2回洗いして良くすすぎましょう。
これでノロウイルスもインフルエンザも撃退です。

No.19
 2007年12月20日発行【食育短信】vol.16

みなさんの学校給食の思い出の献立は何ですか?

 学校給食についての思い出として多く登場する献立は、年代によっての違いはあります
が、「脱脂粉乳」「揚げパン」「くじらの竜田揚げ」「ソフトラーメン」「焼きそば」「カレーライス」
など、時代の食料事情を反映させたものばかりです。
 終戦後の学校給食は、昭和21年、東京・神奈川・千葉で試験的に実施されました。当時
は食糧事情が厳しかったこともあり、様々な団体等から支援を受けていたといわれていま
す。昭和21年12月24日には、総司令部、ララ委員会、日本政府等の関係者が東京都の永
田町小学校に参列し、物資の贈呈式が行われました。
 文部省(現文部科学省)では、この日を学校給食記念日として各種の事業を実施しました。
その後記念日を1か月遅らせて(学校の冬休みの関係上)1月24日から1週間を「学校
給食週間」と定め、今でも、多くの学校で、「記念献立の実施」や給食委員会の児童生徒
を中心に「給食に感謝する行事」を実施しています。
 飽食の時代が久しく続いていますが、「給食週間」をとおして、子どもたちに「食」に
対する感謝の心をはぐくんでいきたいと思います。

 冬休みはホットミルクでからだも心も暖まろう!!

 学校はもうすぐ冬休みになります。子どもたちは、クリスマスやお正月などの行事を、とても
楽しみにしていることと思います。
 冬休み中など、ご家庭で毎日、牛乳を飲んでいらっしゃいますか?
 学校給食ではほぼ毎日牛乳が出されていますが、牛乳からは成長期の児童生徒の日々
の発育に欠くことのできない良質なタンパク質やカルシウムを手軽に摂ることができます。
ご家庭でも毎日、朝食やおやつとともに、大きなマグカップにホットミルクを1杯、お薦めし
ます。


No.20 2008年1月18日発行【食育短信】vol.17

◆ 朝食欠食に気を付けましょう
動物は種によって特徴ある食べ方をします。例えば、人やラットは本来、空腹に任せて
自由に食べる動物で、何回にも分けてチョコチョコ食べます。
一方、ライオンのように1日に1回だけでまとめ食いする動物もいます。
人は本来、何回にも分けて食べる動物の仲間なので、ライオンのような食べ方を続けて
いると体内の代謝に障害を起こしたり、1回の摂食量が多くなることによる早食いや過食
を引き起こしたりして、肥満や生活習慣病を助長するといわれています。
また、朝食欠食は、脳に必要なエネルギーの供給が不十分となり、また、他の栄養素の
補給もないため、体温が上昇しにくくなり、その結果、「気分が悪い」「頭や体が重い」
など、体調が悪くなってしまうこともあります。
わかっていても、なかなかきちんと朝食を摂ることができないという話を聞きます。朝
食を食べるということだけではなく、早寝・早起き・朝ごはんなど、生活リズム全体を改
善することの方が問題を解決できるかもしれません。

◆「早寝 早起き 朝ごはん」運動の推進
北海道教育委員会では、子どもたちがはつらつとした毎日を送ることができるよう、「
朝食をとらずに登校する子をゼロに」を目標に掲げ、学校・家庭・地域と連携した「早寝
早起き朝ごはん」運動を展開し、子どもたちの生活リズムの向上に取り組んでいます。

◆子どもの生活リズム向上全国フォーラムinほっかいどう
本フォーラムは、子どもが健やかに成長できるよう、子どもの望ましい基本的生活習慣
を育成し、生活リズムを向上させ、読書や外遊び・スポーツなど様々な活動にいきいきと
取り組んでもらうとともに、地域全体で家庭の教育力を支える社会的機運を醸成すること
を目的に開催するものです。
日時 平成20年1月20日(日)10:30~16:00
場所 かでる2・7
主催 文部科学省、北海道子どもの生活リズム向上全国フォーラム実行委員会
内容 実践交流(午前)、基調講演(午後)、パネルディスカッション(午後)

参加申込はありませんので、どなたでも自由にご参加いただけます。
本フォーラムの詳細については、下記のURLで参照できます。
たくさんの参加をお待ちしております。
  http://www.dokyoi.pref.hokkaido.lg.jp/hk/sgg/hayane.htm


No.21 2008年2月20日発行【食育短信】vol.18

みんなで行事食を楽しみましょう

3月3日は桃の節句。
桃の節句の起原は大変古く、平安時代にさかのぼるそうです。昔の日本には五つの節句
(人日・上巳・端午・七夕・重陽)があり、それぞれ、季節の節目に、災厄を祓うという
大切な行事だったようです。その中の一つ「上巳(じょうし)の節句」が後に「桃の節句」
と呼ばれるようになったと言われています。

 さて、この節句、子どもたちには「ひな祭り」として親しまれていますが、学校給食に
おいても、行事食の一環として献立を工夫するなど、魅力ある給食を提供しており、子ど
もたちは、行事食等について学習したり、実際に食したりすることを通じて、今日に伝わ
る先人たちの知恵や自分が生まれ育った地域の自然や歴史などについて、関心や理解を深
めています。

 外食産業の拡大やライフスタイルの多様化など、食環境が変化する中、家庭においては
、日常の食生活の中で自然に食べ継がれてきた地域の産物(地場産物)や、それを生かし
て生み出された郷土料理が家庭の食卓にのぼることが少なくなってきていると聞きます。
是非、ご家庭でも、季節の節目や行事を機会に行事食を囲みながら、行事の本来の意味や
地域の産物(地場産物)、食文化などについてお子さんと一緒に考えてみてはいかがでし
ょうか。

 北海道教育委員会では、小学1、3、5年生に配布した食のハンドブック「きらり☆D
OSANKO」に「日本の行事と行事食」を掲載し、子どもたちが主な行事食について学
ぶことができるようにしています。
 本ハンドブックは下記のURLからダウンロードすることができます。
 http://www.dokyoi.pref.hokkiado.lg.jp/hk/kak/kyusyoku

No.22 2008年3月21日発行【食育短信】vol.19
◆ 地域に根ざした食育の推進を

例年、内閣府では、2月から3月頃にかけて、「食育推進に関する標語」を募集し、標
語を選定するとともに、選定された作品については、ポスターやパンフレットに掲載する
など、食育推進に向けた様々な広報啓発活動を展開しています。
 平成20年の標語の募集は終了しましたが、ちなみに、平成19年度は下記の標語が入
選しています。
「語りあおう その日のでき事 食卓で」(高校2年生)
「好き嫌い しない子 強い子 元気な子」(小学4年生)
「いただきます ごちそうさまは 愛言葉」(小学6年生)
  どの標語も、子どもならではの豊かな感性をもって表現されており、食卓の団らんや望
ましい食習慣の大切さを改めて考えさせられます。
 北海道教育委員会が平成17年度~19年度に実施した「食生活教育実践事業」におい
て、各管内では、食育フォーラムなどを開催する中で、食育に関する標語やアピールの採
択など、地域ならではの創意工夫を生かした取組が行われました。
 こうした取組が地域に根ざし、食育を推進する機運が一層高まりますよう期待している
ところです。

◆ 北海道の旬の味覚を味わいましょう。
四季折々の豊かな自然に恵まれた北海道には、新鮮な食材が豊富にあり、旬の味覚を味
わうことができます。北海道の農林水産物を学校給食に活用することは、安全で安心な学
校給食の実施のみならず、子どもたちが地域の自然や文化、産業等に対する理解を深め、
食への感謝の念をはぐくむとともに、郷土への愛着を深めるなど、教育的な効果が期待で
きます。
北海道教育委員会では、このたび、学校給食に地場産物がより一層積極的に活用されるよ
う、地場産物を活用した献立集を作成し、道教委webページに掲載しました。
 道内の市町村における地場産物を活用した学校給食メニュー34品を収録しています。
どなたにでもご活用いただけるよう、わかりやすくレシピを掲載しておりますので、学校
給食関係者だけではなく、是非、家庭でもご活用いただき、北海道の味を楽しんでいただ
きたいと思います。
 「地場産物を活用した献立」は下記のURLでご覧になれます。
 http://www.dokyoi.pref.hokkiado.lg.jp/hk/kak/kyusyoku

No.23 2008年4月22日発行【食育短信】vol.20

◆ 予告 みんなで進める食育 レシピ(献立)&標語コンクールの募集 
 北海道教育委員会では、学校、家庭、地域が一体となって食育を推進するため、朝食の
大切さをわかりやすく言い表した標語や、地元の産物を生かした献立を広く募集します。
募集内容・要項は下記のとおりです。
どんどん応募してください!!
 ◆お願い◆
 5月中旬に学校や関係団体に周知しますので、それ以降に関係団体にご照会されるよう
お願いします。
☆ 標語の募集部門                  ☆ レシピ(献立)の募集部門
  1小学生部門                        1地場産物を活用したおふくろの味部門
  2中学生部門                       2朝食部門
  3保護者部門
 ○募集期間
    平成20年5月12日(月)~7月31日(木)
 ○応募先
  ・レシピ(献立)は各管内の教育局等
  ・標語は所属する学校
 ○応募方法
  ・応募用紙に必要事項を記入の上、郵送にて応募してください。
  ・応募用紙は、コープさっぽろ、農協、漁協の道内各店舗に置いております。
   また、道教委ホームページからもダウンロードできます。
   http://www.dokyoi.pref.hokkaido.lg.jp/hk/kak/kyusyoku.htm
   (ホームページには、5月12日(月)以降に掲載されます。)
 ○表彰
  最優秀及び優秀作品には、賞状及び副賞を贈呈
 ○選考方法
 (1)レシピ(献立)
  ・一次審査:書類審査(8月中旬予定)
  ・二次審査:実演審査(交通費(宿泊料を除く)主催者負担)
 (2)標語
  ・審査委員会において選考します。

◆ 学校給食費の負担にご理解を
     元気いっぱいの新入生を迎え、新学期の給食が始まりました。学校給食は子ども 
たちが栄養のバランスの取れた食事を先生や友達と一緒に食べながら、食に関する正しい
知識と望ましい食習慣を身に付ける大切な役割を担っております。学校給食法の規定によ
り、食材費等は保護者が負担することとされています。保護者の方々には、このことを改
めてご理解いただき、ご協力をお願いいたします。


No.24 2008年5月21日発行【食育短信】vol.21

◆ 学校給食のパンは北海道産小麦粉100%を使用しています
 オーストラリアの干ばつ、中国、インドの穀物需要の増大を背景に外国産小麦粉が高騰
し、市販パンの価格が値上がりしています。
 学校給食のパンは従来「外国産小麦粉」を使用しておりましたが、近年、北海道におい
て、米の転作田を利用した小麦栽培が行われるようになり、北海道産小麦粉の使用が可能
となりました。しかし、最初は収量も少なく、パンに適した品種(強力粉)ではありませ
んでした。
 学校給食のパンに北海道産小麦粉が登場したのは、平成15年、北海道産小麦粉「ホク
シン」50%、「外国産小麦粉」50%をブレンドしたものでした。
 年々、小麦の品種改良が進みパンに適した品種や収量も増え、小麦粉の安定供給が見込
まれるようになり、平成19年から北海道産小麦粉100%使用のパンが学校給食に提供
されています。
 学校給食で提供されるパンは、「食事パン」としてふさわしく食べることができるよう
に、「北海道標準規格配合」を設けており、甘みを抑え、児童生徒に必要なカルシウムの
給源である「北海道産脱脂粉乳」を加え仕上げており、「小麦の香りがして、おいしい」
と児童生徒に好評です。
 「北海道標準規格パン」の種類は「コッペパン」「かぼちゃパン」「バターパン」「黒
砂糖パン」「くるみパン」「ミルクパン」「ごまパン」「ココアパン」「ソフトフランス
パン」の9種類となっております。
 皆様も保護者試食会などに参加する機会がありましたら、ぜひ、ご試食下さい。

◆ 学校給食費の負担にご理解を!
 相次ぐ食品の値上がりを受け、学校給食も食品の購入方法を工夫するなど、給食費のや
り繰りに大変苦労しています。学校給食を円滑に実施するためには、保護者の方々に適切
に負担していただくことが不可欠です。
 学校給食は、学校教育活動の一環として実施され、児童生徒が食に関する正しい知識と
望ましい食習慣を身に付ける大切な役割を担っております。学校給食法の規定により、食
材費等は保護者が負担することとされています。保護者の方々には、このことを改めてご
理解いただき、ご協力をお願いいたします。

No.25 2008年6月20日発行【食育短信】vol.22

◆ 6月は「食育月間」です!
 近年の食生活を取り巻く社会環境の変化に伴い、国民の食生活の乱れや肥満傾向の増加
などの健康問題が見られることから、食育の推進について、国民的広がりをもつ運動とし
て、社会全体で取り組むことが重要です。
 特に、成長期にある子どもたちへの食育は、健康な心身を育むために欠かせないもので
あると同時に、将来の食習慣の形成にあたって大きな影響を及ぼすため、学校、家庭、地
域が連携して推進する必要があります。
 このことから、国においては、食育推進基本計画により毎年6月を「食育月間」として
定め、期間中には、各種イベント等を通じた広報啓発活動を重点的に実施することにより
、食育に対する理解を深め、食育推進活動への積極的な参加を促しておりますので、この
機会に、日ごろの食生活を見直し、家族や地域の方々と一緒に「食」について考えてみま
せんか。

「北のめぐみ愛食フェア」(札幌市、留萌市)の開催(6月下旬)
※詳しくは、北海道農政部食品政策課(北海道の愛食運動)のホームページをご覧くだ
さい。
  http://www.pref.hokkaido.lg.jp/ns/shs/dosanday/aisyokutop.htm
          
○ 学校における食育の取組
 学校における食育は、様々な課題を踏まえ、児童生徒に知識を教えるだけではなく、実
際に経験をさせるとともに、「食に関する知識」「食を選択する力」「望ましい食習慣」
を家庭や地域と連携して身に付けさせ、健全な食生活を実践することができる人間を育て
ることを目的としています。
 [食に関する指導の目的]
 ・食事の重要性、食事の喜び、楽しさの理解
 ・心身の成長や健康の保持増進の上で望ましい栄養や食事の摂り方を理解し、自ら管理
  していく能力
 ・正しい知識、情報に基づいて、食物の品質及び安全性等について自ら判断できる能力
 ・食物を大事にし、食物の生産等に関わる人々への感謝する心
 ・食生活のマナーや食事を通じた人間関係形成能力
 ・各地域の産物、食文化や食にかかわる歴史等を理解し、尊重する心
          
◆ 学校給食費の負担にご理解を!
 学校給食は、学校教育活動の一環として実施され、児童生徒が食に関する正しい知識と
望ましい食習慣を身に付ける大切な役割を担っております。学校給食法の規定により、食
材費等は保護者が負担することとされています。保護者の方々には、このことを改めてご
理解いただき、ご協力をお願いいたします。

No.26 2008年7月22日発行【食育短信】vol.23

◆ 学校給食法が改正されました。
 先の国会で学校給食法の改正案が成立し、6月18日公布、平成21年4月1日より 
施行されることになりました。大幅改正は昭和29年の施行以来初めてです。
 主な改正点は次のとおりです。
・食育の観点から給食の目標が改定されたこと。
・文部科学大臣が「学校給食実施基準」や「学校給食衛生管理基準」を定め、この基準 
 に照らして適切な学校給食や衛生管理を実施すべき旨が規定されたこと。
・栄養教諭は、その専門性を活かして、学校給食を活用した実践的な食に関する指導を 
 行うべきとし、学校長は食に関する指導の全体計画を作成すること。また、栄養教諭 
 が指導を行うに当たり、地域の産物を活用するなど、地域の食文化等の理解を進める 
 こと。
 法改正に先立って中央教育審議会から「子どもの心身の健康を守り、安全・安心を確 
保するために学校全体としての取組を進めるための方策について」答申が出されていま 
すが、文部科学省ホームページでご覧になれますので参考としてください。
 
http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chukyo/chukyo5/

◆ 『みんなで進める食育「レシピ(献立)&標語コンクール」』締め切り迫る!
 詳細は次のURLをご覧ください。応募をお待ちしております。
 
http://www.dokyoi.pref.hokkaido.lg.jp/hk/kak/minnadesusumerusyokuiku.htm

◆ 学校給食費の負担に御理解を!
 学校給食は、学校教育活動の一環として実施され、児童生徒が食に関する正しい知識 
と望ましい食習慣を身に付ける上で重要な役割を担っており、学校給食法の規定により、
食材費等は保護者が負担することとされています。保護者の方々には、このことを改めて
御理解いただき、御協力をお願いいたします。

No.27 2008年8月20日発行【食育短信】vol.24

◆ 新学期を「早寝、早起き、朝ごはん」で元気にスタートさせましよう!!
 北海道の夏は短いもので、子どもたちの楽しい夏休みも終わりました。長期休業中、つ
い不規則な生活をしがちで、夜更かしを重ね、生活のリズムが狂ってしまったお子さんは
いませんか?
 二学期が始まっても、朝なかなか起きられず、朝食抜きで学校へ行き、昼までボーッと
して、放課後になってやっと元気になる状態になってしまいます。
 「もとの生活リズム」を早く戻すためには、「時差ぼけ」を直す必要があります。体内
での一日のリズムを刻む時計(体内時計)が狂った時の対処法として、もとの生活時間に
合わせて食事をするのが最も良いといわれています。
 そのためには、就寝時間を少し早くして、朝・昼・夕の三食を決まった時間に食べる時
間の刺激が体内の時計を動かし、「時差ぼけ」を直すことができます。
 生活リズムを整えるには規則正しい食生活が基本ですね!

◆ 夏野菜のおいしい季節です
 「トマト」「ピーマン」「とうきび」「キュウリ」「ズッキーニ」「かぼちゃ」など店
頭では安くて美味しい「旬」の夏野菜が豊富に並んでいます。また、家庭菜園で作った野
菜も豊作ではないでしょうか?学校給食でも二学期の給食が始まり、新鮮な地場産野菜を
沢山使った料理が登場しています。給食だよりにも地場産野菜の情報が載せられている所
もあります。
 色のきれいな夏野菜に含まれる栄養素のビタミンAには、粘膜の強化、成長促進などの
重要な働きや、抗酸化作用で生活習慣病や老化現象から身を守ってくれる効果があります

 ご家庭でも、この時期にしか食べられない夏野菜をたっぷり使った料理を作ってみては
いかがですか?

◆ 学校給食費の負担にご理解を
 石油価格の高騰で「食品の値上がり」が止まらず、学校給食費のやり繰りに大変苦労し
ています。学校給食を円滑に実施するためには、保護者の方々に適切に負担していただく
ことが不可欠です。
 学校給食は、学校教育活動の一環として実施され、食に関する正しい知識と望ましい食
習慣を身に付ける大切な役割を担っております。学校給食法の規定により、食材費等は保
護者が負担することとされています。保護者の方々には、このことを改めてご理解いただ
き、ご協力をお願いいたします。

No.28 2008年9月19日発行【食育短信】vol.25

◆ 牛乳について
 学校給食では、ほぼ毎日牛乳が出されています。これは、成長期の児童生徒の日々の発
育に欠くことのできない良質なタンパク質やカルシウムを手軽に摂ることができるからで
す。
 牛乳が学校給食で初めて出されたのは、昭和22年で、「脱脂粉乳」という粉ミルクで
した。ご経験の方は、「美味しくなかった」という思い出があるかと思います。その後、
北海道では昭和38年ころから牛乳が出されるようになりました。この牛乳のおかげで、
日本人の体位は向上し、日本における牛乳を飲む習慣も学校給食から始まったと言えます。
 現在、お茶やスポーツドリンクといった清涼飲料水などの普及により、牛乳離れが進み、
牛乳の消費量が減っています。酪農家が時間をかけて乳牛を育て、牛乳を生産していま
すが、飼料の高騰などにより、経営が難しい状況にあります。牛乳の値上げは消費の低下
を招くなどの理由から見送られ、このままでは酪農をやめる方も出てくるのではないかと
懸念されています。そうなると学校給食で牛乳を提供することにも影響がでかねません。
 皆さんも是非、牛乳に関心を持ち、朝、1杯の牛乳を飲んではいかがですか。そうして
牛乳の消費量を増やして欲しいと思います。牛乳を直接飲むのが苦手な方には、牛乳を
使った料理もいろいろあります。
 
No.29 2008年10月20日発行【食育短信】vol.26

◆ みんなで進める食育(献立&標語コンクール)の審査結果
 北海道教育委員会では、学校、家庭、地域が一体となって食育を推進するため、朝食の
大切さをわかりやすく言い表した標語や、地元の産物を生かした献立を広く募集し、審査
会を実施した結果、次の作品が受賞されましたので、お知らせします。

★北の献立コンクール受賞作品
 ○地場産物を活用したおふくろの味部門
   1最優秀作品「ほっけのすり身の五目ごまフライ」
   余市町 小川 和子(おがわ かずこ)さん
  2優秀作品「北海道まぜごはん」
   釧路市 鈴木 沙樹(すずき さき)さん
 ○朝食部門
  1最優秀作品「バラエティポテト焼」
   札幌市 横野 京子(よこの きょうこ)さん
  2優秀作品「簡単ホタテごはん」
   稚内市 宮部 さつき(みやべ さつき)さん

★朝ごはん標語コンクール受賞作品
 ○小学生部門
  1最優秀作品「あさごはんちゃわんのなかでひかってる」
   当別町立当別小学校2年 武田 龍一郎(たけだ りゅういちろう)さん
  2優秀作品「毎日の力のもとは朝ごはん」
   岩見沢市立日の出小学校6年 宮坂 那奈(みやさか なな)さん
 ○中学生部門
  1最優秀作品「朝ごはんぼくらのだいじな応援団」
   石狩市立樽川中学校1年 神 智樹(じん ともき)さん
  2優秀作品「朝ごはん元気になるもと生きるもと」
   札幌市立東月寒中学校1年 青木 漱吾(あおき そうご)さん
 ○保護者部門
  1最優秀作品「朝ごはん食べて元気のスイッチオン」
   滝川市 松友 亜希子(まつとも あきこ)さん
  2優秀作品「朝一番ほかほかごはんで心もほかほか」
   旭川市 長谷川 千恵美(はせがわ ちえみ)さん

※献立の作り方や標語については、道教委のホームページに掲載しております。
 http://www.dokyoi.pref.hokkaido.lg.jp/hk/kak/minnadesusumerusyokuiku.htm


No.30 2008年11月20日発行【食育短信】vol.27

◆ みんなで進める食育(北の献立コンクール~家庭料理が学校給食に変身~)
 北海道教育委員会では、学校給食における地場産物の活用の促進を図ることを目的とし
て、小中学生や高校生、保護者、地域住民が考えた地場産物を活用した献立のコンクール
を実施し、結果は前回の食育短信vol.26でお知らせしたところですが、一次審査(各管内
で実施)を通過した献立を給食のメニューとして取り上げる学校給食調理場は次のとおり
です。
★実施状況(平成20年11月から平成21年3月までの状況)
 実施市町村等 17市町村、12道立学校
 実施回数   181回
  ※実施内容については、11月現在の予定です。
★北の献立コンクールの献立の学校給食への活用状況
 活用献立ベスト3
 1位 なんでもほうとう汁    76回
 2位 どさんこカレースープ   29回
 3位 ほくほくチーマヨかぼちゃ 14回
  ※献立の活用は、学校ばかりではなく、保育所においても活用される予定です。

■今後の取組
 最優秀及び優秀作品のレシピカードを作成し、コープさっぽろ、ホクレン、漁連等に配
布する予定です。
 ※最優秀、優秀作品の献立の作り方については、道教委のホームページに掲載しており
ます。
 http://www.dokyoi.pref.hokkaido.lg.jp/hk/kak/minnadesusumerusyokuiku.htm

■朝ごはん標語コンクール受賞作品
「あさごはんちゃわんのなかでひかってる」
(小学生部門 最優秀作品 当別町立当別小学校2年 武田 龍一郎 さん)


No.31 2008年12月19日発行【食育短信】vol.28

◆ 12月22日は冬至です。
 冬至は、一年で最も昼の長さが短くなる日です。この日はかぼちゃと小豆を食べてゆず
湯に入るという風習が古くからあります。これは、湯治(とうじ)をして融通(ゆうずう)よく
暮らせますように、という願いが込められている季節の行事です。「冬至と湯治」、
「ゆずと融通」で語呂合わせになっていますが、ゆずのお風呂に入り、からだを温めて
風邪を引かないようにすることは、理にかなっています。
 また、かぼちゃを食べるのは、かぼちゃの色である黄色が厄よけになると言われ、野菜
不足になる冬に、かぼちゃに含まれるビタミンであるカロテンが、からだの粘膜や皮膚の
抵抗を強くする働きがあります。昔からある風習ですが、科学的にも合っていて、先人の
知恵の素晴らしさを感じますね。
 学校給食でも22日前後に行事食として、かぼちゃと小豆を甘く煮た「いとこ煮」や
「かぼちゃ団子の入った汁もの」「かぼちゃコロッケ」などの料理を出します。
 ご家庭でも冬至かぼちゃを食べて、ゆず湯に入ってみてはいかがでしょうか?

◆ ノロウイルス感染にご注意下さい。
 冬は、ノロウイルスによる感染性胃腸炎の流行期です。
 ノロウイルスは、普通の細菌よりずっと小さく、手指や食品を介して、経口で感染し、
人の腸内で増殖し、おう吐、下痢、腹痛などを起こします。
 潜伏期間は1~2日ですが、感染しても症状の出ない人もいます。家族間で感染する
場合もあります。また、下痢が治っても、しばらくは便中にウイルスが排出され、他の人
に感染する可能性があるので油断できません。
 年末、年始、家族等が大勢集まる時には、下痢・嘔吐・腹痛がある人は食事の用意を
避けたり、使い捨て手袋を使用するなど注意が必要です。
 予防の基本は手洗いです。せっけんを充分泡立て、2回洗いして良くすすぎ、清潔な
タオルで拭きましょう。これでノロウイルスを撃退です。


No.32 2009年1月21日発行【食育短信】vol.29

◆ 学校給食における地場産物(北海道産)の使用割合が70%を超えました!!
 学校給食で地場産物を使用することにより、児童生徒が郷土に対する関心を深め、郷土
愛のよさを知ることができます。また、地域の生産者や生産活動等を理解することにより
、食べ物へ感謝の気持ちをもつなどの教育効果が期待されます。そのため、学校給食を「
生きた教材」として活用し、これまでも、全道の学校給食で地場産物の使用が進められて
きました。
 道教委では、平成9年度からその使用状況を把握するために、4年に一度調査してきまし
た。今回の調査は北海道食育推進行動計画の目標年度が平成21年度となっていることか
ら、取り組みの途中経過を把握するために、平成19年度の実績調査をまとめたものです。
調査結果によると、学校給食の全食材購入金額に占める道産の農林水産物の購入金額割合
は70.9%でした。これは、平成17年度に北海道食育推進行動計画で示した70%という目標を
2年早く達成したことになります。
  前回の調査は17年度分について実施し、活用状況は65.2%でありましたが、今回、5.7ポ
イント上昇したところです。
 特に、主食用のパン・めん・小麦粉の使用割合が大幅に増えております。これは、関係
機関の協力で給食用パンの原料小麦の道産化を19年度に試行した結果です。
 現在、学校給食で使用されている米や牛乳はすべて北海道産が使用されており、パンに
ついてもほとんどの市町村において道産小麦粉を使用しています。
 今後とも生産者の顔が見える、安全で安心な地場産物を活用した学校給食の提供を通し
て子どもたちへの食育を進めてまいります。

◆ 平成20年度農林水産省『教育ファーム』成果発表・交流会のお知らせ
 農林水産省では、教育ファームを推進するためのモデル事業を実施しており、本事業の
実施主体である(社)農山漁村文化協会では、北海道ブロックのモデル実証地区の取組成
果の検証と、来年度以降の取組の継続に向けた課題を解決することを目的として成果発表
・交流会を開催します。
□日 時 平成21年2月2日(月) 10:30~16:30
□場 所 KKRホテル札幌3階  鳳凰
□主 催 社団法人 農山漁村文化協会
     (この会は農林水産省平成20年度にっぽん食育推進事業「教育ファーム推進
     事業」の一環として開催します。)
□内 容 北海道ブロック成果発表、交流等
 本成果発表・交流会の詳細、参加申し込みについては、下記にご連絡下さい。
 【お申し込み・問い合わせ先】
 農林水産省北海道農政事務所消費・安全部消費生活課
 TEL: 011-642-5474  FAX:011-613-3795


No.33 2009年2月20日発行【食育短信】vol.30

◆ 北の献立コンクール最優秀作品のレシピカードを作成!
 北海道教育委員会では、本年度、学校給食における地場産物の活用の促進を図ることを
目的として、小中学生や高校生、保護者、地域住民が考えた地場産物を活用した献立のコ
ンクールを実施しました。
 結果については、食育短信vol.26でお知らせいたしましたが、この度、最優秀作品(2
部門)のレシピカードを作成し、全道のコープさっぽろ、ホクレン(Aコープ)の各店舗
に置きましたので、ご家庭でも是非、ご活用ください。
☆地場産物を活用したおふくろの味部門
 最優秀作品「ほっけのすり身の五目ごまフライ」
 余市町 小川 和子(おがわ かずこ)さん
☆朝食部門
 最優秀作品「バラエティポテト焼」
 札幌市 横野 京子(よこの きょうこ)さん
※レシピは、道教委のホームページにも掲載しております。
 http://www.dokyoi.pref.hokkaido.lg.jp/hk/kak/minnadesusumerusyokuiku.htm

◆ 「北海道の学校給食(平成20年度)」がまとまりました。
 北海道教育委員会では、毎年、道内の全ての学校給食施設を対象に、学校給食の実施状
況を調査しております。この度、平成20年度の状況をまとめ、ホームページに掲載しま
したので、ご覧ください。
 なお、栄養教諭は全道で261人(育休2人を除く)配置しています。
 http://www.dokyoi.pref.hokkaido.lg.jp/hk/kak/kyusyoku/hokkaidonokyusyoku.htm
※朝ごはん標語コンクール受賞作品
 「朝ごはん ぼくらのだいじな 応援団」
(中学生部門 最優秀作品 石狩市立樽川中学校1年 神 智樹(じん ともき)さん)


No.34 2009年3月26日発行【食育短信】vol.31

◆ 1年間の「食習慣」を振り返ってみませんか
 雪解けが進み、日ごと膨らみ始める木の芽に「春」の足音を感じます。
 学校では卒業式が終わり、終業式を待つこの時期に、各学年ごとに学校給食を通して1
年間の「食に関する指導の目標」の振り返りを行なっています。
 ご家庭でも、お子さんと一緒にこの1年の「食習慣」を振り返ってみませんか!
1 食事の前に食卓の整理と手洗いの習慣について
 手はいろいろな物に触れるので、目に見えないばい菌がたくさん付いています。
 手を洗わないで食事をすると手のばい菌が口から入り病気になることがあります。
 食事の前の手洗いは家庭でしっかりと習慣付けることが大切です。
 また、家族で食卓の準備の役割分担を決めることは、家族の一員としての自覚を高めま
す。
2 感謝の気持ちを持った「あいさつ」について
 私たちが何気なく毎日食べている食べ物は、みんな命があり、一生懸命生きていたもの
です。人間が大切な「命」をいただいて生きていることに感謝の気持ちを込めて「いただ
きます」「ごちそうさま」をしてみませんか。
3 マナーを守った楽しい食事について
 食器をきちんと手に持って、姿勢を真っ直ぐに伸ばして食べていますか?
 前かがみの姿勢で食べると胃が圧迫され消化吸収が悪くなります。
 食器を持たずに口を近づける食べ方は「犬食い」と言われます。
 また、箸を上手に使えるよう家族で練習してみませんか。
4 食べ物をよく噛む大切さについて
 食べ物を良く噛む習慣をつけることは、食べ物の消化吸収が良くなることはもとより、
歯並びを良くし、虫歯を防ぎます。また、噛む刺激が脳に伝わり、頭の働きが活発になり
ます。
5 好き嫌いとバランスの良い食事について
 好きなもの(肉やごはん)ばかり食べ、嫌いなもの(野菜類)を食べない習慣や、食べ
過ぎることはありませんか?
 自分に必要な食品と適量を知ることが大切です。また、朝食抜きでまとめて食べること
は肥満のもとです。朝、昼、夕、三度の食事をバランス良く、しっかり食べるよう心がけ
てみませんか。


No.35 2009年4月21日発行【食育短信】vol.32

◆ 地場産物を活用した献立について
 北海道教育委員会では、昨年度、学校給食における地場産物の活用促進を図ることを目
的として、小中学生や高校生、保護者、地域住民を対象に地場産物を活用した献立コンク
ールを実施しました。
 応募作品の中から審査員に好評だった10作品を選定し、道教委のホームページに掲載
しておりますので、ご家庭や学校給食の献立として作ってみてはいかがですか。
 URL http://www.dokyoi.pref.hokkaido.lg.jp/hk/kak/jibasannbutsu.htm

☆ホームページに掲載している献立
 1なんでもほうとう汁  2どさんこカレースープ  3ほっけと野菜の健康
 ライスバーガー  4スパイシージンギスカンライス  5ほくほくチーマヨ
 かぼちゃ  6米粉と麦の何でもgoo~巻き  7ロースとポテトのロール
 トマトソース煮  8きゃ!鮭ピラフ 9開けるまで中身は秘密のカブロール
 10サクサク!プリプリ!長芋とえびのチーズコロッケ

◆ 食生活学習教材「食生活を考えよう」の配布について
 平成21年3月に文部科学省から子どもたちが自分の食生活を考え、食に関する実践力
を身に付けられるよう、全国の小学校1学年、3学年、5学年を対象に、食生活学習教材
「食生活を考えよう」が送付されました。お子さまがいらっしゃる方のご家庭には、すで
に届いているかもしれません。
 道教委としては、学校やご家庭で本学習教材を積極的に活用し、子どもたちに望ましい
食習慣などが身に付くことを願っています。
  
◆ JAバンク食農教育応援事業(補助教材)について
 この度、JA北海道信連では、JAバンクの食農教育応援事業として、食農教育をテー
マとした補助教材を作成し、各学校の5年生に配布しました。
  補助教材は、日本の農業を扱っていることから、社会科の北海道の農業を学習する機会
の補助教材として活用できます。
 ご家庭にお子さんが持って帰ることもありますので、ご家庭の話題にしていただければ
、さらに子どもたちの関心が高まると思いますので、よろしくお願いします。


No.36 2009年5月22日発行【食育短信】vol.33

◆早寝・早起き・朝ごはんで体調を整えましょう!!
 若葉が5月の風にゆれ、さわやかな季節です。今の時期は急に暑くなることもあります
。子どもたちも、新学期の緊張感がほぐれ、疲れが出る時期です。疲れをためないために
は、規則正しい食事と睡眠が大切ですね。
 そこで、「朝ごはん」を食べるとどんな良いことがあるのか考えてみませんか!

○ 朝ごはんの四大効用
 1 からだの活性化(体が目覚めます。)
     朝ごはんを食べることで、五感(味わう・においをかぐ・見る・聞く・触れる)が
  刺激され、「脳」と「体」の活動のためのウオーミングアップ効果があります。

 2 脳のエネルギー補給
      私たちは寝ていてもエネルギーが必要です。脳については特にエネルギーをたくさ
  ん使います。脳は筋肉とは違って、ブドウ糖を蓄えることができません。血液中のブ
  ドウ糖が不足してくると、今度は肝臓に蓄えられているグリコーゲンがブドウ糖に変
  換されて、補われます。しかし、肝臓に蓄えられているグリコーゲンはそんなに多く
  はありませんから、長くても12時間程度しか脳にエネルギーを供給できません。 
   朝、ごはんやパン、麺などからエネルギーを補給することで脳が活発に働きます。

 3 おなかの調子がよくなります!
      朝ごはんを食べると、おなか(腸)の働きが良くなって排便がしやすくなります。

 4 生活習慣病の予防!
      朝ごはんを食べないで、昼食や夕食をたくさん食べたり、ダラダラといつでも「お
  やつ」を食べるような食生活を毎日送っていると、体の食べ物を消化吸収する働きが
  狂い、内臓が疲れてしまいます。その結果、将来、生活習慣病(病気)になってしま
  うことがあります。
   1日3回、規則正しい食事を摂り、体の消化吸収のリズムを整えるように心がけて
  みましょう。


No.37 2009年6月22日発行【食育短信】vol.34

◆6月は「食育月間」です!
近年の食生活を取り巻く社会環境の変化に伴い、国民の食生活の乱れや肥満傾向の増加
などの健康問題が見られることから、食育の推進について、国民的広がりをもつ運動とし
て、社会全体で取り組むことが重要です。
 特に、成長期にある子どもたちへの食育は、健康な心身を育むために欠かせないもので
あると同時に、将来の食習慣の形成にあたって大きな影響を及ぼすため、学校、家庭、地
域が連携して推進する必要があります。
 このことから、国においては、食育推進基本計画に基づき毎年6月を食育月間として定
め、期間中には、各種イベント等を通じた広報啓発活動を重点的に実施することにより、
食育に対する理解を深め、食育推進活動への積極的な参加を促しておりますので、この機
会に、日ごろの食生活を見直し、家族や地域の方々と一緒に「食」について考えてみませ
んか。
○第3回ウィズガス全国親子クッキングコンテスト北海道大会の開催
 北海道ガス(株)では、料理の楽しさや食の大切さなど食への関心を高めることを目的と
して親子クッキングコンテストを開催します。(後援:北海道教育委員会)
 募集は「食育月間」で「食育の日」に当たる6月19日(金)から全国一斉に開始しま
す。
1 テーマ 「我が家のばんごはん」
2 応募資格 保護者とお子さん(小学1年生~6年生)の2名1組
3 応募締切 平成21年9月11日(金)
4 開催期日 1北海道地区大会
              ☆南大会 平成21年10月25日(日)
         北ガスクッキングスクール(札幌市中央区北1条東4丁目)
        ☆北大会 平成21年11月1日(日)
         ときわ市民ホール(旭川市5条通4丁目)
       2北海道地区大会決勝
        ・平成21年11月29日(日)
          ・北ガスクッキングスクール(札幌市中央区北1条東4丁目)
5 問い合わせ先
   〒060-0042 札幌市中央区大通西9丁目3番地33
   キタコーセンタービルディング6階
   (有)百景広告社内「全国料理コンテスト北海道地区」係
      TEL 011-280-8822
   URL http://www.gas.or.jp/shokuiku/


No.38 2009年7月21日発行【食育短信】vol.35

◆1学期もあとわずか 暑い夏こそ食事が重要!!
 もう少しで楽しい夏休み。子どもたちは海へ山へと楽しい計画に心が躍る季節です。
 でも、気温や湿度が高くなると食欲がなかなかわきませんね。夏を乗り切るには食事が
重要です。料理や盛りつけに、ひと工夫して、おいしく食べたいものですね。
 そこで、料理を作る時に欠かせない5つの調味料の使い方をあらためて確認してみませ
んか?  
 ★ 昔から料理(特に和食)に使用する「調味料」は、ある順序を基本にして入れる 
  よう伝えられています。
   それが「さ(砂糖) し(塩) す(酢) せ(せうゆ=しょうゆ) そ(みそ)」
  です。
   1 砂糖(砂糖は最初に)
       さとうは分子が大きいため、なかなか食べ物にしみ込むことができないので最 
   初に入れましょう。
  2 塩(塩は2番目に)
        塩(塩水)は浸透圧が高く食べ物から水分を呼び出すため、煮汁の味を決める 
   ために、2番目に入れ、食べ物にじっくりと塩味を含ませましょう。
    3 酢(酢は後から)
        酢は早く入れ過ぎると酸味が飛んでしまうので、仕上がりのタイミングを見計 
   らって後から入れましょう。
  4 しょうゆ(しょうゆは後から)
        しょうゆの良い香りをなくさないよう後から入れましょう。
    5 みそ(みそは出来上がる直前に)
        熱によって、みそに含まれるたんぱく質が変化しやすいので、料理が出来上が 
   る直前に入れ風味を楽しみます。しかし、臭みを取るために、最初から「みそ」 
   を入れる「さばのみそ煮」など、料理によって、この順番通りいかない場合があ
   ります。
   
◆学校給食費の負担にご理解を
  学校給食で使用する食品はできるだけ地元や北海道で取れた、季節の野菜など、安全で
安心なものを選び、おいしく料理するよう努力しています。
 しかし、相次ぐ食品の値上がりを受け、学校給食も食品の購入方法を工夫するなど、給
食費のやり繰りに大変苦労しています。学校給食を円滑に実施するためには、学校給食費
を保護者の方々に適切に負担していただくことが不可欠です。
 学校給食は、学校教育活動の一環として実施され、食に関する正しい知識と望ましい食
習慣を身に付ける大切な役割を担っております。学校給食法の規定により、食材費等は保
護者が負担することとされています。保護者の方々には、このことを改めてご理解いただき、
ご協力をお願いいたします。


No.39 2009年8月21日発行【食育短信】vol.36

◆学校における食育推進の重要性
 学校給食法が54年ぶりに大きく改正され、今年の4月1日から施行されておりますが、
法の目的として、従来の「学校給食の普及・充実」に加え、「学校における食育の推進」
が新たに規定されました。今日、食育が大きな国民的課題となっており、学校給食の教
育的役割を改めて見直すとともに、学校給食を教材として活用し、学校の教育活動全体を
通して食に関する指導を進めていく必要があります。
 学校における食に関する指導は、地域などの様々な課題を踏まえ、実際に食べるという
経験を通して児童生徒に「食に関する知識」や「食を選択する力」、「望ましい食習慣」
などを家庭や地域と連携しながら、身に付けさせ、健全な食生活を実践することができる
人間を育てることを目的としており、具体的には、以下の事項を育むこととしています。
 □食事の重要性、食事の喜び、楽しさの理解
 □心身の成長や健康の保持増進の上で望ましい栄養や食事のとり方を理解し、自ら管理
  していく能力
 □正しい知識・情報に基づいて、食物の品質及び安全性等について自ら判断できる能力
 □食物を大事にし、食物の生産等にかかわる人々へ感謝する心
 □食事のマナーや食事を通じた人間関係形成能力
 □各地域の産物、食文化や食にかかわる歴史等を理解し、尊重する心

◆学校給食費の負担にご理解を
 学校給食は、上記のとおり学校教育活動の一環として実施され、児童生徒が食に関する
正しい知識と望ましい食習慣を身に付ける上で重要な役割を担っております。また、食材
費等は学校給食法の規定により、保護者が負担することとなっておりますので、このこと
を改めてご理解いただき、ご協力をお願いします。


No.40 2009年9月18日発行【食育短信】vol.37

◆ スポーツと栄養
 さんまや鮭、じゃがいもやかぼちゃ、北海道に「実りの秋」がやってきました。学校給食
にも秋の恵みを取り入れた献立が沢山登場しています。
 秋はよく食べ、元気にスポーツするには、とても良い季節です。
 特に成長期の子どもたちは、栄養をしっかり摂ると同時に、適度な運動をすることが丈夫
な体づくりに欠かせません。また、スポーツをすると血液の流れがよくなり、取り入れた酸素
や栄養が全身によくゆきわたり、筋肉の働きも活発になります。
 運動で、多くのエネルギーを消費し、筋肉や骨を丈夫にするために栄養を補給することが
大切です。
 そこで、スポーツをする際にどんな食事を摂ったらよいのか考えてみましょう。
★  基本は1日3食バランスよく食べること!
 スポーツをしているからといって、特別な食べ物や栄養を摂る必要はありません。 
 1日に必要な食事量と栄養バランスを摂ることを基本として、スポーツの内容によって
食事量や栄養を調整することが必要です。
(1)エネルギーのもとになる「ご飯」や「パン」などの主食を摂りましょう。
 主食はエネルギーの源です。しっかり食べないで運動すると、体に蓄えているエネルギー
を消耗してしまい、運動でも力が出ません。
(2)エネルギーを作るための助けとなる「ビタミン」を摂りましょう。
 体内でエネルギーを作る際には補酵素となるビタミンが必要です。ビタミンを含む緑黄色
野菜や果物を摂るよう心がけましょう。
(3)筋肉や骨を作る「たんぱく質」や「カルシウム」を摂りましょう。
 肉、魚、卵、大豆製品、牛乳などをしっかり摂ると、体の動きが活発になり積極性や集中力
が出てきて、「頑張ろう」という「やる気」が出てきます。
(4)汗をかいたら水分を補給しましょう。
 脱水症状にならないためにも、水分の補給は「水」「麦茶」「牛乳」「スポーツドリンク」などで
こまめに補給するよう心がけましょう。
(5)不足しがちな「鉄」や「ビタミン類」を意識的にとりましょう。
 激しい運動を行なっている人の中には、鉄などの「ミネラル」が減少したり、疲労が激しく
「ビタミン類」が不足したりします。これらの栄養素を効果的に摂れるよう毎日の食事や
おやつで工夫してみましょう。
(6)朝ごはんをきちんと食べましょう。  

◆ 学校給食費の負担にご理解を
 学校給食で使用する食品は、できるだけ地元や北海道で取れた季節の野菜など、安全で
安心なものを選び、おいしく料理するよう努力しています。
 今年は長雨の影響などで、野菜などの収穫量が少なく、価格が高騰しており、やり繰りに
大変苦労しています。学校給食は、学校教育活動の一環として実施され、食に関する正しい
知識と望ましい食習慣を身に付ける大切な役割を担っております。
 学校給食法の規定により、食材費等は保護者が負担することとされておりますので、保護者
の方々には、このことを改めてご理解いただき、ご協力をお願いいたします。


No.41 2009年10月22日発行【食育短信】vol.38

◆ 新型インフルエンザを予防しましょう
 10月に入り、朝夕の気温が低くなり、寒暖の差が激しい季節となりました。
 現在、道内では新型インフルエンザが流行し、多くの学校で、学級・学年、学校閉鎖が
行われています。ご家庭では子どもをはじめとするご家族の健康管理に神経を使う毎日だ
と思います。
 新型インフルエンザの予防には外から帰ったら”うがい”と”手洗い”を欠かさず行う
ことを習慣付け、栄養のバランスのとれた規則正しい食生活を実践するとともに、睡眠を
十分取り休養することが大切です。
 そこで、インフルエンザの予防に向けて、食事内容や栄養素について考えてみましょう。

☆ 栄養のバランスがとれた食事でからだに抵抗力をつけましょう!!
  ○ 豆類、魚、肉、卵、牛乳などに含まれる「たんぱく質」は寒さに対する抵抗力を
   高め、からだを温める働きがあります。
    温めた牛乳もおいしいですね。朝ごはんや夜寝る前にホットミルクを飲むのもよ
   いでしょう。
  ○ 色の濃い野菜(ホウレン草、人参等)やレバー、卵などに多く含まれる「ビタミンA」
   はのどや鼻の粘膜を強くして、ウイルスがからだに入りにくくします。
    野菜をたっぷり使った鍋料理がおいしい季節です。季節の魚(鮭やタラ)を使って
   熱々の鍋料理を食べたいものですね。
    ○  柿やみかんなどの果物類、トマト、さつまいもなどに多く含まれる「ビタミンC」は
   寒さのストレスからからだを守り、ウイルスをやっつけます。
    柿やみかんがおいしい季節です。みかんは手軽に食べられる果物です。
   柿なら1個、みかんなら2個で1日に必要なビタミンCを摂ることができますので、
   一度に沢山食べるのではなく、果物は毎日食べるようにしたいものですね。

◆ 2009ミルクで健康!のお知らせ
 社団法人北海道乳業協会では、子どもの健康のために学校給食や日常飲んでいる牛乳の
機能や身体への役割を多くの道民に理解していただくことを目的に講演会を開催します。
 □日  時:平成21年11月7日(土)13:30~16:30(終了予定)
 □場  所:センチュリーロイヤルホテル 20階 白鳥の間
 □主  催:社団法人 北海道乳業協会
 □内  容:講演1 「牛乳・乳製品摂取と骨の関係」
       講師  女子栄養大学教授 上西 和弘 氏(栄養学博士)
       講演2 「自然がくれた人間力」
       講師  タレント 高木 美保 氏

  ※入場料は無料ですが、入場整理券が必要です。参加申し込みについては、下記に 
ご連絡ください。
 □お申し込み・問い合わせ先:
   (株)フラクタル内「2009ミルクで健康!事務局」係
  TEL:011-241-6526(※月~金10時~16時)


No.42 2009年11月20日発行【食育短信】vol.39

◆ 学校給食で子どもたちはおいしい北海道米を食べています
 11月に入り、学校給食にも「新米」が登場する季節となりました。
 新米のご飯は、おかずがなくても食べられるほどおいしいですね。
 本道では週5回の学校給食のうち、ほぼ3回の米飯給食を行っており、使用されている
お米のほとんどは北海道米です。
 そこで、今回は北海道米やお米の持つパワーについてご紹介します。
☆北海道米のおいしさの秘密
  お米のおいしさの目安は、タンパク質とアミロースです。タンパク質の含まれる率
 が低いほど白くやわらかで、アミロースの含まれる率が低いほど粘りが強いお米です。
  北海道米は日本穀物検定協会の食味ランキング(特AからB’の5段階)でも、高
 い評価(AからA’)を得ており、いまや「北海道米=おいしい」が定着しています。

☆北海道米は個性豊か
  この20年の間に北海道米を代表する6品種が次々に誕生しており、炊いた時のつや、
 香り、甘みや粘り、食感などそれぞれに特徴があります。
  品種名では「きらら397」「ほしのゆめ」「ななつぼし」「ふっくりんこ」「おぼろづき」
 「ゆめぴりか」です。「ゆめぴりか」は今年デビューした品種ですが、天候不順の影響で
 生産量が少なく入手が困難となっています。
  ご家庭でも、6品種を味わい品種によるおいしさの違いを楽しんでみてください。

☆北海道米(主食)のすすめ
 ○ 従来の日本型の食生活では、主食(お米)、主菜(魚・肉・大豆製品等のおもな
   おかず)、副菜(野菜を中心としたおかず)、汁ものがきちんと組み合わされてい
   ました。ところが、最近は主食(お米)を食べない人が多くなっています。特に若
   い人はダイエットと称して、おかずばかり食べる傾向があり、そのため高脂血症が
   増え、将来の生活習慣病の発症が心配されています。
 ○ 主食、特にご飯は、おかずと一緒に食べることにより、食べ物の脂肪をエネルギー
   に変えて燃焼させる働きをします。ご飯をはじめとする穀類を食べないと脂肪を
   エネルギーに変えることができず、からだに溜まってしまいます。
 ○ 主食を食べないと、エネルギー不足で頭が働かず、からだがフラフラし、集中力
   がなくなります。特に朝食はしっかり主食やおかずを食べ、1日のパワーをからだ
   に充填したいものです。


No.43 2009年12月22日発行【食育短信】vol.40

◆ 12月も半ばとなり、いよいよ冬休みが始まります。クリスマスにお正月と、子どもた
ちにとっては、楽しいことがいっぱいのお休みですね。
 1年の節目を迎えるこの時期は、日本の伝統的な食文化にふれ親しむ機会がたくさんあ
ります。御節(おせち)料理(りょうり)をはじめ、日本のよい伝統を子どもたちに伝えてい
きたいものですね。
 そこで、今回はお正月を前に、御節(おせち)料理(りょうり)についてご紹介します。

☆ 御節料理(おせちりょうり)は、節日(せちにち)(節句(せっく))に作られる料理で、
 特に、正月に備えて年明けまでに用意されるお祝いの料理です。単におせちともいわれ
 ます。
 ○ 御節料理(おせちりょうり)の起源
  「御節(おせち)」とは、中国大陸から伝わった暦の上の節目、季節の変わり目などに
  あたる節日(せちにち)(節句(せっく))のことを指しています。節日(せちにち)には
  祝事を行い、祝い膳がしつらえられました。このとき作られるめでたい料理が、「御
  節料理(おせちりょうり)」と呼ばれるようになりました。
 ○ 御節料理(おせちりょうり)の今昔
   御節(おせち)料理(りょうり)を作るのは、「神様をお迎えした新年に台所を騒がせ
  てはならない」という考えによるものですが、転じて、煮しめた保存食により女性が
  正月三が日に休めるように考えられたものでした。しかし、食品の保存技術も進み、
  外食(がいしょく)や中食(なかしょく)の増えた近年では、手作り料理の代名詞と見ら
  れることがある一方で、デパートや料亭などのおせち料理が購入されるケースも増え
  ています。本来は「年迎え」の膳として、大晦日に食べるものでしたが、現在ではほ
  とんどの地方で元日以降に食べるのが普通となっています。しかし、北海道などの
  一部の地方には、かつての名残りで大晦日に食べる風習が残っています。
 ○ 祝い肴(さかな)の名前と意味
   正月の祝に欠かせない料理で、祝い肴(さかな)と餅を揃えれば最低限の正月の祝い
  ができ、逆に、どんなに贅沢な料理を揃えても、祝い肴(さかな)がないと正月の祝い
  膳の体裁(ていさい)が整わないとも言われます。また、一つ一つの祝い肴(さかな)に
  は次のような意味があります。
 * 田作り(たづくり)
  田畑の高級肥料としてイワシが使われていたことから豊作を願います。
 * 数の子(かずのこ)
  卵の数が多いことから子孫繁栄を願います。
 * 黒豆(くろまめ)
  黒には魔よけの力があるとされていたので、まめ(勤勉)に働き、まめ(健康)に 
 暮らせることを願います。
 * 紅白かまぼこ
  祝儀用としてめでたい彩りから幸せを願います。元は赤米、白米を模した物です。
 * 栗金団(くりきんとん)
  「金団」とは黄金の団子という意味で、金塊のように見え、お金が貯まることを願 
 います。
 * 昆布巻き(こぶまき)
 「よろこぶ」の語呂合わせから幸せを願います。                                 
 * 伊達巻(だてまき)
  巻き物(書物)に似た形から、知識が増えることを願います。
 
 ○ 御節(おせち)料理(りょうり)を食べる際に、子どもたちに祝い肴(さかな)の意味を
  伝えてみてはいかがでしょう。


No.44 2010年1月21日発行【食育短信】vol.41

◆ 道内の多くの学校で3学期がスタートしました!!
 楽しかった冬休みも終り、学校に子どもたちの元気な声が戻って来ました。
 1年で一番寒い季節となりましたが、風邪などに負けないよう、ご家庭で「早寝・早起
き・朝ごはん」を合い言葉に生活リズムを整え、元気に3学期を過ごさせたいものです。

◆ 2月3日は節分です
 さて、少し早い話題となりますが、2月3日の節分についてご紹介します。
 節分には多くの学校で学校給食に、「節分豆」や「豆料理」が登場し、学級担任や栄養
教諭等が給食の時間などを活用して、子どもたちに「節分」の由来などについて指導しま
す。

 ○ 節分の意味
   節分は、季節の分かれ目の意味で、元々は「立春」「立夏」「立秋」「立冬」それ
  ぞれの前日をさしていました。節分が特に立春の前日をさすようになった由来は、
  冬から春になる時期を一年の境とし、現在の大晦日と同じように考えたからです。

 ○ 節分の由来
   古代中国では、大晦日に「追儺(ついな)」という邪気祓いの行事がありました。
   これは、桃の木で作った弓矢を射って、鬼を追い払う行事でした。これが、奈良時
  代に日本に伝わり、江戸時代には、庶民の間に広がり「豆まき」として定着しました。
   また、イワシの頭をひいらぎの小枝に刺し、戸外につるす風習もありますが、これは、
  ひいらぎのトゲとイワシのくさい臭いで鬼を追い払おうとしたものです。

 ○ 我が家の豆まきは「落花生」?「炒り大豆」?
   一般的に、豆まきに用いる豆は、拾い忘れた大豆から芽が出てしまうと縁起が悪い
  ので、「炒り大豆」とされており、「炒る」が「射る」に通じ、炒った大豆は「福豆」と呼ば
  れています。
   北海道では、「落花生は拾いやすく、食べやすい」などの理由から、落花生を豆ま
  きに用いる家庭が多いようです。

◆ 学校給食費の負担にご理解を
 学校給食で使用する食材はできるだけ地元や北海道で取れた季節の野菜など、安全で安
心なものを提供するよう努力しています。
 学校給食を円滑に実施するためには、学校給食費を保護者の方々に負担していただくこ
とが不可欠です。
 学校給食は、学校教育活動の一環として実施され、食に関する正しい知識と望ましい食
習慣を身に付ける大切な役割を担っております。学校給食法の規定により、食材費等は保
護者が負担することとされています。保護者の方々には、このことを改めてご理解いただき、
ご協力をお願いいたします。


No.45 2010年2月22日発行【食育短信】vol.42

◆ 行事食を楽しみましょう
 3月3日は桃の節句です。桃の節句の起源は古く、平安時代にさかのぼります。昔の日
本には、五つの節句(人日(じんじつ)、上巳(じょうし)、端午、七夕、重陽(ちょうよう))があり、
それぞれ、季節の節目に、けがれを祓う大切な行事でした。その中の一つ「上巳の節句」が
後に「桃の節句」となります。桃の節句には、多くの家庭で菱餅、雛あられ、ちらし寿司などの
行事食が食べられています。
 ● 日本の五節句
   人日……1月7日、上巳……3月3日、端午……5月5日、
   七夕……7月7日、重陽……9月9日  ※いずれも陰暦

 学校給食においても、行事食の一環としてちらし寿司や雛あられが提供されており、子ども
たちは、食べることを通じて、今日に伝わる先人の知恵や、自分が生まれ育った地域の
食文化や歴史などについて、関心や理解を深めています。

 近年、ライフスタイルの多様化により食生活が変化しており、家庭においては、日常の
食生活の中で自然に食べ継がれてきた地域の産物を活かした郷土料理が家庭の食卓にのぼ
ることが少なくなっています。ご家庭でも、季節の節目や行事を機会に行事食を囲みながら、
行事の意味や地域の産物、食文化などについてお子さんと一緒に考えてみてはいかがで
しょうか。

◆ 学校給食費の負担にご理解を
 学校給食は、学校教育活動の一環として実施され、児童生徒が食に関する正しい知識と
望ましい食習慣を身に付ける上で重要な役割を担っており、学校給食法の規定により、
食材費等は保護者が負担することとされていますので、このことを改めてご理解いただき、
ご協力をお願いします。


No.46 2010年3月23日発行【食育短信】vol.43

◆ 1年間の「食生活」を振り返ってみませんか
 3月も中旬となり、今年度もいよいよ終わりに近づいてきました。
 学校では、卒業式が終わり、終業式を目前に控えたこの時期に、各学級で給食の時間な
どを使って、子どもたちの1年間の食に関する取組についての振り返りを行っています。
 ご家庭でも、この機会にお子さんと一緒に1年間の「食生活」を振り返ってみませんか!
 1 朝ごはんを食べていますか?
   朝は、前日の夕食時にからだに蓄えたブドウ糖が少なくなり、脳やからだはエネルギー
  不足になっています。また、起床直後のからだは交感神経が活発に働かないため、
  体温や血圧も低く食欲もわきません。
   早寝、早起きして、からだを動かすことによって、からだが目覚め、朝食をおいしく
  食べることができます。「早寝・早起き・朝ごはん」で元気な毎日をすごすことが
  できましたか。
 2 健康に良い食事のとりかたをしていますか?
   食べ物の好き嫌いや、偏った食べ方をしていませんか?一つの食品だけですべての
  栄養をとれるものはありません。野菜や魚、汁物などいろいろな食品や料理を組み合
  わせて、栄養バランスのとれた食事をとるように心がけてきましたか。
 3 食べ物をよく噛んで食べていますか?
   食べ物をよく噛む習慣を付けることは、食べ物の消化吸収がよくなることはもとより、
  歯の病気を防ぎ、味覚を発達させる効果があると言われています。また、噛む刺激が
  脳に伝わり、脳細胞の働きを活発にします。毎日よく噛んで食べましたか。
 4 食事のあいさつをしていますか?
   食物は、生産者などが心を込めて作ったものです。自然の恵みや勤労に感謝し、
  残さず食べることができるように、「いただきます」「ごちそうさま」の心を込めた食事の
  あいさつを、家族みんなで心がけていましたか。
 5 楽しく食事をしていますか?
   時間の許す限り、家族が一緒に食事をとり、会話を楽しみながら、相手を思いやるなど、
  楽しい食事の場になっていましたか。

◆ 学校給食費の負担にご理解を
 学校は、年度末となり学校給食費の決算の時期を迎えています。この1年、学校や給食
センターでは、食品の購入方法を工夫するなど、給食費のやり繰りに大変努力してきました。
学校給食を円滑に実施するためには、学校給食費を保護者の方々に適切に負担してい
ただくことが不可欠です。
 学校給食費は、学校給食法の規定により、食材費等は保護者が負担することとされてい
ます。保護者の方々には、このことを改めてご理解いただき、ご協力をお願いいたします。

 

No.47 2010年4月23日発行【すく・ナビ短信】vol.44

◆「食育短信」が「すく・ナビ短信」にパワーアップします!! 
  4月から、子どもたちの心や体を豊かに、たくましく、健やかにはぐくむためのタイム
リーな話題を毎月お届けすることになりましたので、ご愛読願います。
  さて、今月は「食育」の話題をお届けします。

◆新学期の学校給食がスタートしました!
 各学校では、元気いっぱいの新入生を迎えて、新学期がスタートしました。道内の一部
の学校では、小学校1年生の学校給食が始まり、教室には子どもたちの「おいしい笑顔」
が広がっています。学校給食は、子どもの心とからだをすくすくと成長させるために、栄
養のバランスのとれた豊かな食事を提供しています。また、給食の献立は「生きた教材」
として様々な学習活動で活用されており、望ましい食習慣の形成など、学校における食育
を推進していく上で中心的な役割を担っています。そこで、今回は学校給食の献立の工夫
について紹介します。

  ○いろいろな食品を幅広く使用しています
    子どもたちが好き嫌いなく食べることができるように、いろいろな食品を幅広く使用
 して、必要な栄養素や食品の組合せを考えたり、栄養のバランスが整っているだけでは
 なく、子どもにとって魅力のあるおいしい給食となるよう献立を工夫しています。

 ○地場産物(地域や北海道内)や郷土料理を積極的に活用しています
  地域でとれた野菜や魚介類など、いわゆる地場産物を使用することは、子どもたちに
 地域の自然や文化、産業等に対する理解を深めさせるとともに、食への感謝の念や郷土
 を愛する心をはぐくむためにも大切なことです。学校給食では米や小麦、牛乳をはじめ
 とする多くの地場産物を献立に取り入れるようにしています。
   また、学校給食では北海道や日本に古くから伝わる郷土料理や行事にちなんだ食を提
 供し、子どもたちに伝統的な食文化を伝承する役割を果たしています。
   
  ○各教科等において学校給食を活用するために献立内容の工夫をしています
   その日に食べる給食や前日に食べた給食を教材として、各教科や道徳、総合的な学習
 の時間、特別活動などの授業に組み入れることで具体的で身近な授業となり、子どもた
 ちの食に対する興味・関心、意欲を引き出すことができます。
  給食の献立と教科等の学習内容との関連を明確にして、献立内容を決めるなどの工夫
 をしています。
   
◆学校給食費の負担にご理解を 
 学校給食を円滑に実施するためには、学校給食費を保護者の方々に負担していただくこ
とが不可欠です。学校給食法の規定により、食材費等は保護者が負担することとされてお
りますので、保護者の方々には、このことを改めてご理解いただき、ご負担をお願いいた
します。


No.48 2010年5月21日発行【すく・ナビ短信】vol.45

◆児童生徒の交通事故根絶に向けて
 北海道警察の統計によりますと、平成21年中の道内児童生徒の交通事故死者数は4人
(前年比5人の減少)で、負傷者数は、小学生で569人(前年比116人の減少)、中
学生で296人(前年比56人の減少)、高校生で649人(前年比105人の減少)と
なっております。また、負傷者のうち、自転車乗車中に事故に遭った割合は、全ての学校
種において最も多く、小学生で36.6%、中学生で48.0%、高校生で72.6%と
なっております。
 自転車運転中の交通事故は、大半が交差点内において自動車と接触するケースですが、
夜に自転車を無灯火で運転していたために、ドライバーが自転車に気付くのが遅れ、急ブ
レーキで危うく事故を免れたケースや、生徒が自転車を運転中に歩行者と衝突し、怪我を
負わせてしまったケースも報告されております。
 これまでも、学校においては、地域の警察署員等を講師とした「交通安全講話」や、児
童生徒がドライバーに交通安全を呼びかける「交通安全街頭啓発活動」、児童生徒が交通
事故防止の決意を表明する「交通安全宣言」などに取り組み、交通事故の根絶に向けて、
児童生徒の交通安全意識の高揚を図っているところです。
 また、児童生徒自身が自らを守ることができるよう、安全に必要な知識や危険予測、危
険回避能力を身に付けさせる指導が重要であり、児童生徒に「自転車安全利用五則」を再
認識させるなどして、歩道を走行する際の車道寄りの徐行、傘差しや携帯電話を使用しな
がらの運転の禁止等についても、改めて指導することとしております。
 保護者や地域の皆様におかれましては、今後とも、学校、家庭、地域、関係機関が一体
となった交通安全対策に向けて、御理解と御協力を賜りますよう、お願いいたします。

「自転車安全利用五則」
1 自転車は、車道が原則、歩道は例外
2 車道は左側を通行
3 歩道は保護者優先で、車道よりを徐行
4 安全ルールを守る
 ○飲酒運転・二人乗り・並進の禁止
 ○夜間はライトを点灯
 ○交差点での信号遵守と一時停止・安全確認
5 子どもはヘルメットを着用

 

No.49 2010年6月23日発行【すく・ナビ短信】vol.46

◆子どものむし歯予防のためフッ化物洗口に御理解を
 むし歯は多くの人がかかる病気で、歯を失う原因の約半数を占めるとともに、時に、む
し歯菌が原因となって全身的な病気を併発し、健康に大きく影響を及ぼすことがあります

 生えて間もない歯のエナメル質はまだ未成熟で、酸に対して弱く、むし歯になりやすい
ため、永久歯に生え変わる保育所、幼稚園、小学校、中学校の時期のむし歯予防が極めて
重要です。学童期の歯の質を強くする方法として、フッ化物の利用があり、主に次のよう
な効果があります。
1 むし歯になりかけた歯をもとにもどす
    歯から溶け出してしまった「リン」や「カルシウム」を戻して、むし歯になりかけた
 歯を修復する手助けをします。
2 丈夫な歯をつくる
    歯の表面に、むし歯菌の出す酸に溶けにくい結晶を作り出すことにより、歯を丈夫に
 します。
3 むし歯菌の活動をおさえる
    口の中のむし歯菌にも酸を出さないように働き掛け、歯を守ります。
 フッ化物洗口は、フッ化物水溶液を用いてブクブクうがいを行い、歯のエナメル質表面
にフッ化物を作用させる方法で、理想的には4歳から開始し、第二大臼歯の生える時期(
おおよそ12~14歳)に合わせて中学校卒業まで継続することが効果的です。フッ化物洗口
の安全性については、WHOや厚生労働省をはじめ、国の内外の専門機関が一致して認め
、推奨しています。
 北海道教育委員会では、児童生徒のむし歯予防のため、小・中学校でのフッ化物洗口の
普及に取り組んでいます。
 保護者の皆様におかれましては、今後とも子どもたちのむし歯予防のため、学校におけ
るフッ化物洗口の実施に御理解と御協力を賜りますよう、お願いいたします。

 

No.50 2010年7月22日発行【すく・ナビ短信】vol.47

 近頃は気温がどんどん上がり、まさに夏本番といったところです。学校は、もうすぐ夏
休み。子どもたちには、天気のよい日は外で元気に遊んで体を丈夫にすることを勧めたい
ものです。
 そこで、今回は、家庭で親子などが一緒に運動する際のポイントについてお伝えします

◆ポイント1 大人が率先して楽しむようにしましょう。
 子どもの意欲を引き出す上で何よりも大切なのは、家族の方が自ら実践することです。
子どもを見守ったり、声を掛けたりすることも大切ですが、身近な大人が一緒に楽しく運
動に取り組んでいる姿は、きっと子どものやる気に火を付けます。
◆ポイント2 あせらず、おしつけず行うようにしましょう。
 楽しむことを主眼において、気楽に運動に取り組めるようにしましょう。長い時間やろ
うとせず、はじめは、毎日のちょっとした運動で十分です。
◆ポイント3 日常生活で実践できるようにしましょう。
 ジョギングやマラソン、縄跳びなど、体力アップをねらいとした運動などを考えがちで
すが、散歩など「歩くこと」を重視した取組や家事手伝いなども立派な運動です。また、草
刈りやゴミ拾い、農作業などは運動量が豊富です。運動やスポーツだけではなく、日常生
活における様々な活動を運動の機会としてとらえて家族ぐるみで取り組まれることをお勧
めします。
 北海道教育委員会では、子どもの体力向上に関するサイト「どさん子元気アップ」を設
け、家庭向けの体力向上に関する情報を提供しております。「どさん子元気アップ」は次
のURLでご覧になれます。
        http://www.dokyoi.pref.hokkaido.lg.jp/hk/ktk/tairyoku.htm


No.51 2010年8月24日発行【すく・ナビ短信】vol.48

■子どもたちに伝えたいこと~食育の里に息づく心~

 北海道は、トマトやキュウリ、とうもろこしなどの夏野菜の収穫の時期です。
 この季節でしか味わえないおいしい夏野菜を、家庭菜園で子どもたちと一緒に収穫して
いるご家庭も多いのではないのでしょうか?
 御承知のように、世界でも最も豊かな国とされる日本の食料自給率は、わずか40%です
が、北海道は200%を超えています。まさに、北海道は、我が国最大の食料生産地域であ
り、多様で豊富な食料に恵まれた「食育の里」です。
 
 十数年前になりますが、ある先輩教師から、小学校社会科で地域の農業をもとに授業を
行ったときにこのような話をしたことを思い出しました。
 「自分をはぐくんでくれた農業や生産された食べ物にひどく無関心な子どもたちが多い
。働くことの苦労や工夫、生み出されるものへの喜びなどを肌で感じ、そのことを通して
、生産と生活の基盤である地域に目を向け、その地域を守り育ててきた力は何かを問うこ
とが、人間の生き方や有り様を学ばせるために必要なことである。」
 また、先日、新規採用栄養教諭研修の講座の中で、北海道食育コーディネーターである
農業従事者の方が、生産者としての思いをこのように語っていました。
「農業は命を生み出す生業(なりわい)であり、食べ物、それは命をはぐくむもの、次の
世代へと命をつなぐものである。土を大切にして種をまき、育てる。収穫は命をもらうこ
と。一粒の米も実験室では作れない。」

 必要なことは、まず私たち大人が、その地域の生産者と出会い、そこで対話し、観察し
、その心を感じとり、その温かさを子どもたちの前に持ち込んでくることではないかと感
じています。

 現在、各学校では、食育の里にふさわしい取組が生産者等との連携のもとに積極的に推
進されるようになってきました。

 道教委では、平成21年度から、子どもの健康の保持増進をはじめとする食育の一層の
充実や実績の普及・啓発による各地域での取組の拡充等を目的に「栄養教諭を中核とした
食育推進事業」を展開しています。
 昨年度の6市町の取組に加え、本年度は苫前町、洞爺湖町、更別村の3地域で、「食生
活のアンケート」「食育講演会」「子ども料理教室」など、子どもの望ましい食習慣の形
成に向けた取組を行っています。
 また、同時に、子どもたちが望ましい生活習慣を形成することができるように「早寝、
早起き、朝ごはん」運動を展開するPTAや学校も多くなりました。

 このように、子どもをめぐる問題を個々の家庭の問題として見過ごすのではなく、社会
全体の問題として私たち大人が見本を示さなければならないという気運がでてきたことは
好ましいことだと思います。

  一方で、温暖化など地球規模の環境変化に伴う世界的な食料危機が懸念される中、生産
された農畜産物の行方も気になります。
 ある推計によると、生産者段階で廃棄されるのは4分の1、流通段階での破損や売れ残
りで捨てられるのは4分の1、飲食店や家庭でも腐敗や食べ残しで捨てられるのは4分の1
、結局、人の口に入るのは、生産された4分の1にすぎないとの見方もあります。

 食料難の時代を経験しない人や、本当の飢えを知らない社会は、人や物に対してどこか
敬虔さを欠いているように思えます。食に対する心構えを子どもたちにしっかりと身に付
けさせたいものです。

「お母さん、お茶碗にご飯を一粒も残しちゃいけないんだよ。お米もいのち。家では作れ
ないんだから。」

 食卓でそんな声が聞こえるように、しっかり子どもたちに食育の里に息づく心を伝えた
いものです。

 

No.52 2010年9月24日発行【すく・ナビ短信】vol.49

■「中1ギャップ問題未然防止事業」及び「高1クライシス未然防止事業」について
 本道では、小学校6年生が中学1年生に進学した際、新しい学習環境や人間関係につまず
いて学校生活への不適応を起こし、不登校や暴力行為などの問題行動等が増加する傾向と
なる、いわゆる「中1ギャップ」の問題や高校1年生の不登校や中途退学者が、高校生全体
の約半数を占める「高1クライシス」の問題が生徒指導上の大きな課題になっています。
 これらの問題は、「人間関係がうまく築けない」など、生徒の人間関係を形成する力や
コミュニケーション力の不足が背景にあることが指摘されています。
 こうしたことから、道教委では「中1ギャップ問題未然防止事業」及び「高1クライシス
未然防止事業」を中核とした子どもの人間関係づくり事業を実施しているところであり、
これらの事業において、生徒のコミュニケーションスキルの育成や、より良い学級集団づ
くりをサポートするため、構成的グループエンカウンター、ピアサポート等の集団カウン
セリングや生徒の学校環境適応調査を実施するなど、学校生活の不適応の解消や未然防止
に向けた取組を展開し、その取組の成果を全道に向けて普及啓発しているところです。
なお、「中1ギャップ」や「高1クライシス」にかかわる情報は、生徒指導・学校安全グル
ープ発行の「Ladder」をご覧ください。
   http://www.dokyoi.pref.hokkaido.lg.jp/hk/ssa/ladder.htm

 

No.53 2010年10月22日発行【すく・ナビ短信】vol.50

 10月11日は体育の日でした。
 全道各地では、体育の日にちなみ、スポーツの秋を満喫する各種のイベントが開催され
ていました。子どもたちは、こうした地域行事への参加を通して、運動やスポーツに親し
み、体力アップを図るきっかけを得たのではないでしょうか。
 さて、道教委では、子どもの体力の向上を図るため、学校、市町村教育委員会、家庭の
それぞれに期待される、体力づくりの取組の方向性と具体的な取組例などを示した「体力
向上支援プログラム」を本年7月に策定しました。
 現在、このプログラムに基づいて道教委が実施している、道内の子どもが縄跳びの記録
をwebページ上で競い合う「どさん子元気アップチャレンジ」には、全道の学校から毎日
のように記録が申告されており、この取組が全道に広がりつつあります。
 これからは、運動量が確保しにくい、冬の季節を迎えますので、「どさん子元気アップ
チャレンジ」の取組をはじめ、スキー、スケート、雪遊びなど、冬季の屋外での運動時間
を確保する活動に積極的に取り組んでいただきたいと思います。

<関連webサイト>
「体力向上支援プログラム」
http://www.dokyoi.pref.hokkaido.lg.jp/hk/ktk/sienprogram.htm
「どさん子元気アップチャレンジ」
http://www.dokyoi.pref.hokkaido.lg.jp/hk/ktk/genkiupchallenge.htm

 

No.54 2010年11月22日発行【すく・ナビ短信】vol.51

■「インフルエンザの予防」について(インフルエンザ流行の兆し)
 道内の公立学校では、10月17日~23日の週に小学校1校で学級閉鎖が行われて以
降、11月12日現在、14校で休校、学年閉鎖、学級閉鎖の措置が講じられるなど、イ
ンフルエンザの流行開始の兆しが見られています。
 道内で検出されたウイルスはいずれもA香港型で、専門家によるとA香港型は昨年から
ウイルス抗原が変異し、免疫をもたない人が多いと見られ、注意が必要と言われています

 また、昨年大流行した『新型インフルエンザ(A/H1N1)』は、現在、沈静化しています
が、新型インフルエンザウイルスが無くなったということではありませんので、このウイ
ルスが季節性と同じように、今後再流行することも考えられます。引き続き、注意して下
さい。
《予防対策》
 ・咳エチケットを励行しましょう。(咳、くしゃみが出る場合には、ティッシュ、ハン
  カチなどで鼻や口を押さえ飛沫をとばさないように心がけましょう。)
 ・帰宅後のうがいや手洗いを励行しましょう。
 ・必要なとき以外は、人込みを避けましょう。
 ・十分な栄養と休養をとりましょう。
 ・室内を適切な温度や湿度に保ちましょう。

《ワクチン接種について》
 今シーズンのインフルエンザワクチンは、新型と季節性(A香港型、B型)の混合ワク
チンとなっています。接種は、10月1日から全国民を対象に開始されました。接種に当
たっては、かかりつけ医と相談してください。

 保護者の皆様には、御家庭でのお子さんの健康観察と症状がある際の早期受診など、今
後ともインフルエンザの感染拡大防止のために御協力をお願いいたします。

                                   担当者 健康・体育課学校保健・体育グループ   
                           指導主事 渡邉祐美子
                                連絡先 TEL:011-231-4111(内線35-662)

 

No.55 2010年12月22日発行【すく・ナビ短信】vol.52

 12月も半ばとなり、いよいよ冬休みが始まります。クリスマスにお正月と、子どもた
ちにとっては、楽しいことがいっぱいのお休みですね。冬休みは、ご家族や親戚の皆さん
とそれぞれの家で古くから伝わる料理を囲んで、楽しく過ごす機会もあるのではないでし
ょうか?

~思い出に残る食事を~
○ 大人になってから、「子どもの頃に食べた料理で印象深い料理をあげてください」と
 言われたら、どんな料理を思い浮かべるでしょうか。

  例えば、家族が手作りしたハンバーグを思い出す時「玉葱と人参のみじん切りが沢山
 入っていた大きなハンバーグ。」などの材料や大きさだけで思い出すでしょうか?
  おそらくほとんどの方が、「ハンバーグは家族みんなが好きだった」とか、「遠足の
 お弁当にも入っていた」など、そのときの状況や気持ちが一緒に思い出されるのではな
 いでしょうか。
  「何を食べるのか」が大切であることに加えて、「どのような状況、環境でどう食べ
 たのか」ということが心に残って、「思い出」を作っていくのではないかと思います。

○ 子どもたちは、食べることを通して、食卓を囲むときの家族の食べ方や会話に触れ、
 物事の価値観や優先順位などを敏感に感じ、吸収していきます。
  この冬休み、ご家族で思い出に残る食事をしてみませんか。
 

~ノロウィルスに注意~
○ 今年の冬は、ノロウイルスによる感染性胃腸炎や食中毒が多発しています。
  主な症状は、吐き気、おう吐、下痢、腹痛などですが、ノロウイルスの感染力はとて
 も強いため、一人の感染者から多くの二次感染を引き起こすおそれがあります。特に調
 理に従事する人が感染していた場合、その手指を介して汚染された食品により食中毒を
 起こすことがあります。また、食品による感染だけでなく、ウイルスが付着した床や手
 すり、ドアノブなどに触れた人の手を介して二次感染する場合もあります。

  学校給食の調理場では、衛生管理や調理従事員の健康管理を徹底し、ノロウイルスに
 よる食中毒の防止に万全を期すこととしていますが、ご家庭でも十分な手洗いの励行や
 加熱調理の徹底などで感染防止対策を行いましょう。

○ 予防方法の詳細などが、次のURL(道の保健福祉部のホームページです。)でご覧
 になれますので参考にしてください。
   http://www.pref.hokkaido.lg.jp/hf/kak/she/noro-v.htm

  ◆ 学校給食費の負担にご理解を
    学校給食で使用する食品は、できるだけ地元や北海道で取れた季節の野菜や魚など、
 安全で安心なものを選び、おいしく料理するよう努力しています。
  しかし、今年の猛暑の影響を受け、野菜の高騰がまだ続いています。学校給食では、
 食品の購入方法を工夫するなど、給食費のやり繰りに大変苦労しています。学校給食を
 円滑に実施するためには、学校給食費を保護者の方々に適切に負担していただくことが
 不可欠です。
  学校給食費は、学校給食法の規定により、食材費等は保護者が負担することとされて
 います。保護者の方々には、このことを改めてご理解いただき、ご協力をお願いいたし
 ます。また、給食費支払いに関するお悩みがあれば、学校や学校給食センターへご相談
 ください。

 

No.56 2011年1月21日発行【すく・ナビ短信】vol.53

 ■麻しん(はしか)の予防接種はお済みですか?

 麻しんは、かつて「命定めの病」とも呼ばれ、子どもの命を奪う病気として広く恐れら
れていました。医療の進歩した現在でも、その重篤性に変わりはなく、発症した場合には
死に至る危険性もある重大な疾患です。
 従来は乳幼児の病気と考えられがちであった麻しんですが、2007年に高校・大学を
中心に流行し、多くの学校で休校を余儀なくされました。
 麻しんを確実に予防するためには、2回の予防接種が必要です。予防接種法に定められ
た定期予防接種の対象者は次のとおりであり、該当する者の保護者には予防接種を受けさ
せるよう努める義務が課せられています。

《定期予防接種の対象者》
 第1期:1歳児
 第2期:小学校入学前1年間の幼児

 現在、平成25年3月までの時限措置として、これまで1回しか定期接種の機会が与え
られていなかった世代である中学生や高校生に対しても接種が行われています。

 第3期:中学校1年生に相当する年齢の者
 第4期:高校3年生に相当する年齢の者
 
 予防接種の具体的な実施方法等については、お住まいの市町村の保健部局にお問い合せ
ください。

 

No.57 2011年2月22日発行【すく・ナビ短信】vol.54

  冬期間は、北海道の豊かな自然環境の中で、体を鍛える絶好の機会です。寒さが苦手な
子どもにとっては、家に閉じこもりがちになってしまう時期でもありますが、「どさんこ
」のようにたくましく育っていくために、雪や氷など北海道ならではの自然を遊びや生活
に上手に取り入れていくことが望まれます。
 北海道教育委員会では、子どもの体力向上に関するページ「どさん子元気アップ(vol.8
)」において、閉じこもりがちな冬期間、子どもが屋外で楽しみながら体力の向上を図る
ことができるよう、冬期間に楽しめる遊びなどをwebページで紹介しています。
 また、特別な用具などを準備しなくても、グラウンドなどで仲間と楽しむことのできる
遊び「キックゴルフ」を考案し、現在、道立青少年教育施設などを中心に普及させています

 ぜひ、家族や仲間と一緒に、スキーやスケート、雪遊びや氷上遊びなど、冬期間ならで
はの運動や外遊びを体験し、寒さに負けない健やかで元気な体づくりに励んでいただきた
いと思います。
<関連webサイト>
「どさん子元気アップ」↓
http://www.dokyoi.pref.hokkaido.lg.jp/hk/ktk/tairyoku.htm
「キックゴルフ」に関するページ↓
http://www.dokyoi.pref.hokkaido.lg.jp/hk/sgg/hayane.htm