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ホーム > 教育庁 > 北海道立近代美術館 >  【特別展】 日韓近代美術家のまなざし


最終更新日:2015年11月02日(月)

 

【特別展】
日韓近代美術家のまなざし 한일 근대 미술가들의 눈
Korean and Japanese Modern Artists
in the Korean Peninsula, 1890s-1960s

日韓国交正常化50周年記念事業

藤田嗣治、北大路魯山人、浅川巧、国松登、高羲東(コ・フィドン)、李仁星(イ・インソン)、張旭鎮(チャン・ウクチン)、劉永國(ユ・ヨングク)・・・。

彼らのまなざしのかなたに、わたしたちが いる。


山口蓬春《市場》1932年 李惟台《和音》1941年    山口蓬春《市場》1932年 東京藝術大学蔵                    李惟台《和音》1941年 韓国国立現代美術館蔵         copyright JR東海生涯学習財団    

 本展は、20世紀前半、日本と韓国の美術家が、朝鮮半島という空間をどのように体験し、どのように表現したかを、初めて一堂に紹介する展覧会です。

 当時、日本の統治下にあった「朝鮮」を、多くの日本の美術家が旅行しました。初めて眼にする風景や人々の姿に触発された作品は、みずみずしい感興を伝える一方で、「朝鮮」のイメージを過去の伝統にのみ結びつけてしまう働きももちました。他方、「東洋と西洋」、「伝統と近代」をどう考えるかという課題に対し、「朝鮮」での体験が深い示唆を与えた作品も生まれています。

 韓国の美術家は、日本による統治下で、さまざまな社会的限界や矛盾に直面しながら、自らをとりまく世界をみつめ、内面に深く根ざしながら、豊かな表現活動を行いました。彼らの多くが、韓国美術界を牽引する存在となっていきます。

 本展ではまた、戦前に「朝鮮」に生活の根をおろして活動した、「朝鮮」在住日本人美術家にも光をあてます。札幌の北海中学(現・北海高校)美術部・団栗会(どんぐりかい)創立会員の佐藤九二男は、京城第二高等普通学校美術教師として活躍し、多くの俊秀を育てました。

 日本と韓国は、古来、密接な交流がおこなわれてきましたが、北東アジアにおける周囲との複雑なかかわりの中、両国の関係は平穏なときばかりではありませんでした。20世紀前半には、日本による朝鮮半島の植民地化という不幸な時期を経験しました。しかし1965年の国交正常化以来、友好と親善を深める努力がなされ、未来に向けた創造的な隣人関係がめざされています。

 本展は、東洋画、洋画、版画、工芸、彫刻など約200点の作品により、困難な時代に、真摯になされた日韓の美術家の創造の軌跡を紹介するものです。国交正常化50周年の今年、両国の理解と共感をはぐくむ機会となるでしょう。また、北海道とソウル特別市、釜山広域市との姉妹提携5周年、10周年にもあたります。会期中、韓国文化の魅力を体験できる多彩な交流イベントも開催します。ぜひご来館ください。

展覧会公式ホームページはこちら  出品リストはこちら  展示替えリストはこちら

 

金重鉉《農楽》1941年        金重鉉《農楽》 1941年 個人蔵


 

具本雄《女人》1930年 具本雄《女人》 1930年
韓国国立現代美術館蔵

 

国松登《寝園獣走》1940年  国松登《寝園獣走》 1940年
北海道立近代美術館蔵

 

土田麦僊《平牀》1933年  土田麦僊《平牀》 1933年 京都市美術館蔵

 

佐藤九二男《自画像》1923年 佐藤九二男《自画像》 1923年   東京藝術大学蔵

 

北大路魯山人《刷毛目彫三島茶碗》 北大路魯山人《刷毛目彫三島茶碗》 1928年 個人蔵


休館日 月曜日(9月21日、10月12日を除く)、9月24日(木)
開館時間 9:30~17:00(入場は16:30まで)
会場 展示室B
主催 北海道立近代美術館、STV札幌テレビ放送、読売新聞社、美術館連絡協議会
後援 外務省、駐日韓国大使館 韓国文化院、駐札幌大韓民国総領事館、北海道、北海道教育委員会、札幌市、札幌市教育委員会
協賛 ライオン、清水建設、大日本印刷、損保ジャパン日本興亜、大韓航空、       LG Electronics 
助成 公益財団法人ポーラ美術振興財団、美術館連絡協議会


観覧料

一般1,200(1,000)円、高大生700(600)円、中学生500(400)円 、65才以上1,000円(800円)

※( )内は前売りおよび10名以上の団体、リピーター割引料金。 

※リピーター割引料金は当館および他の道立美術館で開催した特別展の半券を提示した場合の料金
(1枚につきお一人様1回限り有効)。
※近美コレクションとの共通券は、一般1,500円、高大生850円(当日券のみ)。近美コレクションは中学生以下無料。


※前売券発売所(8月31日まで) 北海道立近代美術館(開館日のみ取り扱い)、大丸プレイガイド(南1西3 大丸藤井セントラル内)、ローソンチケット(Lコード:14585)、セブンイレブン(セブンコード:039-082)、サンクス/チケットぴあ(Pコード:766-845)、イープラス/ファミリーマート(http:eplus.jp)、道新プレイガイド


関連事業

国際交流レクチャー
「古代への憧憬と朝鮮風俗画の復興」 講師:キム・ヒョンスク(
成均館大学校兼任教授)

「モダン都市『京城』における女性イメージ-『遊女』と『良妻』」 講師:キム・ヘシン(沖縄県立芸術大学准教授)

「札幌-韓国・現代美術交流、この30年」 講師:荒井善則(美術家)

「近代日本の『朝鮮の美』をめぐる文化実践-柳宗悦、浅川伯教、浅川巧-」 講師:権錫永(クォン・ソクヨン 北海道大学大学院文学研究科・文学部教授)

「往還するグループ活動のエネルギー-札幌・『京城』・東京」 講師:井内佳津恵(当館主任学芸員)

ディスカッション  コーディネーター:北村清彦(北海道大学大学院文学研究科・文学部教授)

 日時:9/12(土) 10:00~16:00(12:00~13:00 昼食休憩)  
 会場:当館講堂(定員230人) 聴講無料

詳しくはこちら    


講演会付映画上映会「ふたつの祖国、ひとつの愛~イ・ジュンソプの妻」

本展出品作家である李仲燮(イ・ジュンソプ)と結婚、朝鮮戦争のために日本と韓国に離れ離れになりながら、夫への変わらぬ愛を貫いた、山本方子氏を描くドキュメンタリー映画「ふたつの祖国、ひとつの愛~イ・ジュンソプの妻」。酒井充子監督による講演会と映画上映会を開催します。 

 日時:9/20(日)、21(月・敬老の日) 各日講演会10:00~(90分)、映画上映会14:00~(80分)、いずれも開場は開始30分前)  
 講師:酒井充子氏(「ふたつの祖国、ひとつの愛~イ・ジュンソプの妻」監督) 
 会場:当館講堂(定員230人) 聴講・観覧無料


伝統キムチ作り体験教室

韓国のオモニ(お母さん)の味・伝統のキムチ作りを体験できます。

 日時:9/13(日)、27(日) いずれも 第一回目11:00~12:00、第二回目14:00~15:00  
 会場:当館前庭(雨天の場合は当館造形室・映像室) 
 ●参加料:1,000円
 定員:各50名
 募集制:応募方法、参加料、申し込み締め切りなど詳細は、公式ホームページにてご案内しております。http://www.stv.ne.jp/event/nikkan/index.html


「農楽」×「YOSAKOIソーラン」コラボレーション

韓国の重要無形文化財に指定されている伝統芸能「農楽」と、北海道の現代芸能「YOSAKOIソーラン」が熱い競演を繰り広げます。 

 日時: 9/26(土)14:00~(約1時間)  
 会場:当館前庭(雨天の場合は当館講堂・定員230名)、観覧無料 
 出演:高敞(コチャン)農楽保存会、新琴似天舞龍神

詳しくはこちら   


韓国伝統パッチワーク 楽しいポジャギ教室(韓国伝統茶と韓菓付、鑑賞券付)

本格的な韓国ポジャギ工房と韓国カフェを兼ねた札幌市東区の「カフェ ポジャギ」から李和優(イ・ファウ)さんを講師に迎え、素敵なコースターをお作りいただきます。必要な材料はすべてこちらでご用意します。ポジャギを作った後は、韓国伝統茶と手作りの韓国菓子でゆっくりティータイム。「日韓近代美術家のまなざし」展もご覧いただけます。

 日時:9/8(火)、16(水) いずれも13:00~15:00  
 会場:当館造形室
 参加料:3,500円
 定員:各20名
 募集制:応募方法、参加料、申し込み締め切りなど詳細は、公式ホームページにてご案内しております。http://www.stv.ne.jp/event/nikkan/index.html


美と健康「日韓近代美術家のまなざし」ランチ付鑑賞会

札幌の名店「高麗亭」での薬膳ランチ+学芸員によるレクチャー+展覧会鑑賞をセットにしたプログラム。

 
 ●日時:9/10(木)、30(水) いずれも12:00~15:00(予定)  
 会場:「高麗亭」および当館
 参加料:2,800円
 定員:各20名
 ●募集制:応募方法、申し込み締め切りなど詳細は、公式ホームページにてご案内しております。http://www.stv.ne.jp/event/nikkan/index.html 
 

ギャラリー・ツアー

 日時: 9/5(土)、9/19(土)、10/10(土) いずれも14:00~  (約30分)  
 講師:当館学芸員
 会場:「日韓近代美術家のまなざし」展展示室(本展観覧券が必要です。)
 
 

Korean Cafe Pojagi
会期中、美術館で韓国カフェを開催します。

 ●日時: 9/1(火)、9/5(土)、9/6(日)、9/12(土)、9/13(日)、9/19(土)、9/20(日)、9/26(土)、9/27(日)

      10/3(土)、10/4(日)、10/10(土)、10/11(日)、10/12(月・祝) 
     いずれも10:30~17:00 (ラストオーダー16:50) 
 会場:当館2階ロビーにて
 メニュー:韓国茶400円 
 

秋夕(チュソク)の伝統菓子

韓国のお盆 秋夕(チュソク)にあたる9月27日(日)、当館1階ロビーにて韓国の伝統菓子を振る舞います。
 日時: 9/27(日)  
 協力:駐札幌大韓民国総領事
 館内での飲食は2階ロビーでお願いします 
 

クイズに答えて、韓国に行こう!

来館者に札幌-ソウル往復航空券(ペア一組)や素敵なプレゼントが抽選であたります。詳しくは、展覧会開催中、美術館でご確認ください。

このほか、韓国雑貨などを取り揃えた特設ミュージアム・ショップなどを開催予定です。詳しくは、決定し次第、本ホームページにてお知らせします。乞うご期待!

北海道立近代美術館
HOKKAIDO MUSEUM OF MODERN ART
〒060-0001  札幌市中央区北1条西17丁目

■施設全般について: 011-644-6881  ■展示内容、美術一般について: 011-644-6883
■観覧料、団体観覧について: 011-644-6882   ■教育サービスについて: 011-644-6884

Fax: 011-644-6885    E-mail: kinbi.gyomu1@pref.hokkaido.lg.jp   テレフォンサービス: 011-612-7000