学校施設におけるシックハウス対策
学校施設におけるシックハウス対策
近年、快適性の向上、省エネルギーの推進等を図るため、建物の高断熱・高気密が進んでいます。そのような中で室内の換気が十分に行われていないなどにより、建材等から放散される化学物質の室内濃度が高まり健康への影響(シックハウス症候群と呼ばれています。)が問題となっています。
シックハウス症候群の施設面における防止対策を進める上で、室内空気中化学物質濃度の低減のための方策や機械換気設備による換気などが重要な課題となっており、文部科学省では、学校施設の整備に当たって学校施設整備指針や学校環境衛生の基準とともに各種の報告書等が次のとおり作成されています。これらを参考に活用され良好な学習環境を確保するため学校施設におけるシックハウス対策が一層促進されることが求められています。
〔参考〕
1 学校施設整備指針
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○小学校施設整備指針(平成31年3月)
○中学校施設整備指針(平成31年3月)
○高等学校施設整備指針(平成28年3月)
○幼稚園施設整備指針(平成30年3月)
○特別支援学校施設整備指針(平成28年3月)
2 学校環境衛生基準
○学校環境衛生基準(文部科学省HP)
○学校環境衛生管理マニュアル(文部科学省HP)
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3 報告書等
○学校施設の換気設備に関する調査研究報告書(平成16年3月)(文部科学省HP)
社団法人文教施設協会(文部科学省委託調査研究)
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○学校施設における化学物質による室内空気汚染防止対策に関する調査研究報告書
(平成15年7月)(文部科学省HP)
社団法人日本建築学会文教施設委員会(文部科学省委託調査研究)
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○健康的な学習環境を確保するために
~良好な空気環境を確保しましょう~(平成16年3月)(文部科学省HP)
○健康的な学習環境を確保するために
~有害な化学物質の室内濃度低減に向けて~(平成23年3月)(文部科学省HP)
○健康的な学習環境を維持管理するために
~学校における化学物質による健康被害に関する参考資料~(平成24年1月)(文部科学省HP)