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最終更新日:2013年10月11日(金)


北方領土のコーナー


北方領土のコーナー



 みなさんは、北方領土(ほっぽうりょうど)という言葉を、聞いたことがありますか。
 北方領土がどこにあるのか、どんな島々をいうのか、自然の様子(ようす)や人々がどんな生活をしていたのかなどについて、答えられる人は少ないのではないでしょうか。

 このページでは、北方領土の自然(しぜん)や歴史(れきし)などについて、小中学生のみなさんが理解しやすいように、できるだけわかりやすく紹介(しょうかい)したものです。



北方領土とは、北海道本島の東北の海上に連(つら)なっている歯舞群島(はぼまいぐんとう)、色丹(しこたん)島、国後(くなしり)島、択捉(えとろふ)島のことをいいます。

北方領土位置図
北方領土位置図 
気候は、海洋(かいよう)の影響(えいきょう)を受けて、真夏の8月で平均気温が16度、冬でも根室とほとんど同じで、れい下5度か6度くらいです。ただ年間を通して風の強い日が多く、特に冬の間は、雪まじりの北西の季節風(きせつふう)が何日も続くことがあります。

 では、少し昔の、日本人が住んでいた頃(ころ)の様子を紹介します。


人口は、1945年(昭和20年)の終戦に、北方領土の4つの島々には、1万7千人以上の人々が住んでおり、小学校も39校ありました。


主な産業(さんぎょう)ですが、北方領土のまわりの海は、寒流(かんりゅう)と暖流(だんりゅう)がまじわっているため、魚や貝などがたくさんとれるところで、松前藩(はん)の時代から、漁業(ぎょぎょう)が行われていました。
 このほか、林業も漁業についで重要な産業で、島のほとんどが森林でおおわれているので、良質(りょうしつ)の木材を生産していました。


人々の生活は、島のまわりの海が良い漁場であったことや、木材など豊かな資源(しげん)に恵まれていたことから、生活は比較的(ひかくてき)豊かでしたが、毎日の生活に必要な食べ物や用具などが船で運ばれているため、ねだんが高かったり、急病人(きゅうびょうにん)やけが人がでたとき、船で根室や函館まで運んだりしたなど、苦しいことや不便(ふべん)を感じることもありました。
 それでも島をふるさとにきめた人々は、祖先(そせん)の墓(はか)をつくり、明るい希望をもってくらしていました。



もっと昔の北方領土には、北海道と同じようにアイヌの人たちが住んでいました。

今 か ら
約400年
前 こ ろ
えぞ地(北海道)を松前藩がおさめるようになると、北方領土に住んでいたアイヌの人々との交易(こうえき)が盛んに行われるようになりました。
その後、汽船(きせん)などの発達(はったつ)によって、ロシアが千島列島にそって南下してきたので、毛皮をとるため、生活に必要な品物や食料などの取引がはじまりました。
今 か ら
約200年
前 こ ろ
 また、江戸幕府(えどばくふ)は、えぞ地や北方領土などの様子をくわしく知るため、最上徳内(もがみとくない)近藤重蔵(こんどうじゅうぞう)など、すぐれた探検家(たんけんか)を送って調査を行いました。

 1855年(安政元年)の日露通好条約(にちろつうこうじょうやく)で、日本とロシアの国境(こっきょう)は、択捉島とウルップ島のあいだとし、南の島々は日本の領土、北の島々はロシア領土としました。この条約により、北方領土が日本の領土であることが、正式(せいしき)にきめられたのです。

 その後、樺太・千島交換条約(からふと・ちしまこうかんじょうやく)を結び、北方領土の島々に学校を建て、道路や港を整備(せいび)するなど、人びとが生活しやすいように開発を進めました。
 しかし、終戦の年、ソ連軍がいきなり南下をはじめ、北方領土を占領(せんりょう)してしまいました。

 戦後(せんご)、サンフランシスコ条約や日ソ共同宣言(きょうどうせんげん)、日ソ首脳会談(しゅのうかいだん)など、現在まで話し合いは続いておりますが、領土問題は、これからの日本とロシアの問題として解決(かいけつ)しなければなりません。

 第二次世界大戦の終わった年の秋(1945年)北方領土の元島民(もととうみん)を中心に根室で始まった返還要求運動(へんかんようきゅううんどう)は、北海道から全国各地に広がり、人々の関心もしだいに高まってきています。


 北方領土を返還してもらうということは、国と国との間の難(むず)かしい問題です。
 国民一人一人がこの問題について、正しく理解し、日本の立場をロシア連邦(れんぽう)をはじめ、その他の国々にねばり強く主張(しゅちょう)していくことが大切です。


  2月7日は「北方領土の日」です。




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   □ 北方領土にかかわる資料
    
     ● 北方領土対策本部 CONTENTS
   
     ● 北方領土復帰期成同盟