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最終更新日:2019年3月21日(木)

アイヌの人たちの文化や歴史について

民族共生象徴空間のバナー

北海道などに古くから住んでいるアイヌの人たちは、自然の恵みに感謝し、
自分たちに役立つもの、自分たちの力の及ばないものを神として、日々、 
祈りと様々な儀式を行ってきました。アイヌとは、人間という意味です。 
北海道の地名のおよそ8割は、アイヌ語に由来しています。
今では、儀式や祭り以外には、むかしの様式で生活する人はいませんが、
ユーカラやアイヌ文様に代表される豊かな文化を発展させてきました。 
そのいくつかを紹介します。


○衣服などに施した刺繍の文様には、魔除けの意味があるとも言われます。
地域や人によって様々ですが、文様の刺の部分に魔除けの意味があるという
人もいます。                            


オヒョウの木の内皮の繊維をもとに作った素材を布にした衣服をアットゥシ
といいます。                            

衣服の写真
アットゥシ
(財団法人アイヌ文化振興・研究推進機構所蔵)

○地域によって多少違いますが、野山の動物や植物を食料としていました。
近くの川や海からサケ・マスや貝がたくさんとれました。       
 でも、アイヌの人たちは、必要な分だけをとり、自然に感謝していました。
 また、ヒエ、アワ、イナキビなどもつくっていたようです。       

※ 図をクリックすると拡大したものが見られます。
魚をとる道具の図
マレク<魚をとる道具>の働き
(北の生活文庫第2巻「北海道の自然と暮らし」より)


○アイヌの人たちの住む集落をコタンといい、平均5~6戸で生活していました。
家のことをチセといい、萱や笹、樹皮などを用い、長方形の形で長辺を東西、  
あるいは河川の流れに平行して造られています。東の窓は神々が出入りする窓であ
り、決して覗いたりしてはいけないとされています。             

家の写真
チセ
(財団法人アイヌ民族博物館所蔵)


◆イヨマンテ<熊の霊送り>                    
冬の穴熊猟で捕獲<お迎えする>した仔熊を1~2年育てた後、
盛大な宴<まつり>をもって神の国に送りとどける儀式です。   
1~2月頃に3日間ぐらい盛大に行われ、アイヌの人たちにとっては
とても重要な儀式です。                    
イヨマンテ(熊の霊送り)の絵
イヨマンテ
(児玉マリ氏所蔵)

◆ムックリ<楽器>                          
  竹を素材として作った楽器です。雨や風、動物の鳴き声などを表現します。
 とてもよい音が響きます。そのほか、トンコリという楽器もあります。  
ムックリ(楽器)の写真
ムックリ
(財団法人アイヌ民族博物館所蔵)




今、アイヌの人たちは、伝統文化をたくさんのみなさんに知ってもらうために、
いろいろな活動をしています。                      
このホームページを読み、興味をもったみなさんは、アイヌの人たちの文化や 
歴史について、もっと勉強してくださいね。                
このため、北海道にある郷土資料館などを紹介します。           

北海道博物館(ほっかいどうはくぶつかん)               
 〒004-0006 札幌市厚別区厚別町小野幌53-2       
           電話 011-898-0466      
アイヌ民族博物館(アイヌみんぞくはくぶつかん)            
 〒059-0902 白老郡白老町若草町2-3-4         
           電話 0144-82-3914      
釧路市立博物館(くしろしりつはくぶつかん)              
 〒085-0822 釧路市春湖台1-7              
           電話 0154-41-5809      
北海道立北方民族博物館(ほっかいどうりつほっぽうみんぞくはくぶつかん)
 〒093-0042 網走市潮見309-1             
           電話 0152-45-3888      




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